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検索結果: 6件 / 研究者番号: 00611005

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  • 1. 円口類を用いた小脳特異的ニューロンの進化発生学的解析

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(C)

    審査区分 小区分45020:進化生物学関連
    研究機関 兵庫医科大学
    研究代表者

    菅原 文昭 兵庫医科大学, 医学部, 准教授

    研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31交付
    キーワード 小脳 / 円口類 / ヤツメウナギ / ヌタウナギ / 顆粒細胞 / プルキンエ細胞 / CRISPR/Cas9 / scRNA-seq / 発生 / 進化 / 脊椎動物
    研究開始時の研究の概要 小脳は知覚と運動機能の統合に主要な役割を果たす領域である。小脳は霊長類から軟骨魚類に至るまで基本構造がほとんど同じため、小脳の起源と発生メカニズムの変遷はほとんどわかっていない。本研究では、われわれの祖先と最古に分岐した現生の脊椎動物、円口類に小脳特異的ニューロン群と、それらを発生させる分子基盤が存 ...
    研究実績の概要 本年度はまず、CRIPR/Cas9システムによるヤツメウナギ胚の遺伝子ノックダウン実験系の確立を目指した。ヤツメウナギ成体の雌雄から受精卵を得た後、1細胞期のうちにガイドRNAとCas9タンパクのマイクロインジェクションを行った。まず、実験系が成立しているのかを確認するために、表現型が目視できる遺伝 ...
    現在までの達成度 (区分) 3: やや遅れている
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (5件 うち国際共著 3件、査読あり 4件、オープンアクセス 4件)   学会発表 (1件)
  • 2. 円口類を用いた「第3の半規管」水平半規管獲得の進化発生学的な解明

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(C)

    審査区分 小区分45020:進化生物学関連
    研究機関 兵庫医科大学
    研究代表者

    菅原 文昭 兵庫医科大学, 医学部, 准教授

    研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31完了
    キーワード 円口類 / 半規管 / ヤツメウナギ / ヌタウナギ / 進化 / 発生 / 内耳
    研究開始時の研究の概要 脊椎動物の内耳は、回転の受容のために3つの半規管をもつが、5億年以上前に分岐した顎のない円口類ヌタウナギ、ヤツメウナギは、半規管をそれぞれ1つ、2つしかもたない。このことから半規管は1→2→3と段階的に獲得されたと考えられてきた。ところが、ヌタウナギの内耳は前後の半規管が二次的に融合してできたと判明 ...
    研究成果の概要 水平半規管がどのような発生学的メカニズムにより獲得されたのかを解明するため、本研究ではまず、水平半規管をもたないヤツメウナギ胚から内耳を取り出しRNAを抽出することに成功し、これを用いてトランスクリプトーム解析など発現解析を行った。その結果、以前から水平半規管の「マスター遺伝子」と考えられていたOt ...
    この課題の研究成果物 国際共同研究 (2件)   雑誌論文 (6件 うち国際共著 4件、査読あり 5件、オープンアクセス 4件)   学会発表 (5件 うち国際学会 3件、招待講演 1件)   図書 (4件)
  • 3. 円口類胚を用いた脊椎動物頭部骨格筋の進化的起源の解明

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(C)

    審査区分 小区分45020:進化生物学関連
    研究機関 福井大学
    研究代表者

    尾内 隆行 福井大学, 学術研究院医学系部門, 助教

    研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31完了
    キーワード 脊椎動物 / 中胚葉 / 分節性 / ナメクジウオ / ギボシムシ / ロゼッタ / 体節 / 頭部分節性 / 脊索動物 / 頭部形態進化 / 電子顕微鏡 / 円口類 / 頭部骨格筋
    研究開始時の研究の概要 脊椎動物の進化的起源は過去二百年に渡り研究されているがいまだにわかっていない。本研究では、もっとも古くに分岐した脊椎動物の一種であるヤツメウナギを用い、その形態を観察することで脊椎動物の頭部の進化の歴史を明らかにする。特に電子顕微鏡による細胞型の観察を行うことで微細な構造の差異を明らかにする。
    研究成果の概要 脊椎動物の頭部がどの様に祖先から進化したかは謎である。これまでナメクジウオ様な動物の体節が脊椎動物の頭部に存在したとした仮説があった。近年の分子発生学研究は、この仮説に疑問を呈する。しかし、円口類ヤツメウナギの発生学的知見が不足しているため、結論が出せずにいた。レーザー顕微鏡と走査型電子顕微鏡連続切 ...
    この課題の研究成果物 学会発表 (5件 うち国際学会 1件)
  • 4. 円口類ヌタウナギ、ヤツメウナギ半規管の進化発生学的解析

    研究課題

    研究種目

    若手研究(B)

    研究分野 進化生物学
    研究機関 兵庫医科大学
    研究代表者

    菅原 文昭 兵庫医科大学, 医学部, 講師

    研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31完了
    キーワード 半規管 / 内耳 / ヤツメウナギ / ヌタウナギ / 発生 / 進化 / 円口類 / Otx1 / 形態進化
    研究成果の概要 今回われわれは、世界で初めてヌタウナギの内耳発生の詳細な観察に成功した。また、同時にヤツメウナギの内耳も観察し、形態、遺伝子レベルでヌタウナギと比較した。その結果、顎口類の前半規管と後半規管の位置を決める発生メカニズムが、これら2種に備わっていることを発見した.さらに、第3の半規管である外側半規管に ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (5件 うち国際共著 1件、査読あり 5件、謝辞記載あり 1件)   学会発表 (11件 うち国際学会 2件)
  • 5. 円口類ヤツメウナギ、ヌタウナギを用いた、対鼻性獲得ための分子発生学的変遷の解明

    研究課題

    研究種目

    若手研究(B)

    研究分野 進化生物学
    研究機関 兵庫医科大学
    研究代表者

    菅原 文昭 兵庫医科大学, 医学部, 講師

    研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31完了
    キーワード 円口類 / ヤツメウナギ / ヌタウナギ / 鼻下垂体プラコード / 顔面形成 / 脊椎動物 / 形態進化 / 鼻 / 下垂体 / プラコード / 進化発生学 / 鼻プラコード / 下垂体プラコード / 細胞系譜
    研究成果の概要 まず、ヤツメウナギ鼻下垂体プラコードの形態観察を行った。既報通りプラコードの肥厚は鼻プラコード部から始まることが確認され、さらにDiIによる細胞系譜トレース実験と遺伝子発現解析から、下垂体プラコードとなる外胚葉は、二次的な後方への伸長により視床下部と接触するのではなく、発生初期から視床下部に接触して ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (3件 うち国際共著 1件、査読あり 3件、謝辞記載あり 1件、オープンアクセス 1件)   学会発表 (6件 うち国際学会 1件)   図書 (2件)   備考 (2件)
  • 6. 円口類ヤツメウナギ、ヌタウナギにおける鼻下垂体プラコードの分子発生学的研究

    研究課題

    研究種目

    研究活動スタート支援

    研究分野 進化生物学
    研究機関 独立行政法人理化学研究所
    研究代表者

    菅原 文昭 独立行政法人理化学研究所, 形態進化研究グループ, 研究員

    研究期間 (年度) 2011 – 2012完了
    キーワード ヤツメウナギ / ヌタウナギ / 鼻下垂体プラコード / 顔面形成 / 脊椎動物 / 比較発生学 / 円口類 / 細胞標 / 予定運命 / 相同性
    研究概要 本研究により、円口類ヤツメウナギの鼻下垂体プラコード(以下NHP)は、形態学的、組織学的には単一の肥厚として発生するにもかかわらず、鼻および下垂体プラコードに相当する遺伝子発現が、肥厚前よりそれぞれ前後に分かれて観察されることが分かった。また、ヤツメウナギ初期神経胚に蛍光色素DiIを注入し、どの領域 ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (3件 うち査読あり 2件)   学会発表 (4件)   備考 (1件)

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