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検索結果: 12件 / 研究者番号: 00615841
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1.
固形がんに対する次世代型CAR-NK細胞療法の研究開発
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分49070:免疫学関連
研究機関
山口大学
研究代表者
佐古田 幸美
山口大学, 大学院医学系研究科, 准教授
研究期間 (年度)
2022-04-01 – 2025-03-31
交付
キーワード
CAR-NK細胞療法
/
固形がん
研究開始時の研究の概要
本研究計画では、他人の細胞を用いることで製造や供給の課題を克服でき、かつ投与後の副作用も少ないNK細胞を用いた「他家CAR-NK細胞療法」に着目し、固形がんのマウスモデルを用いて次世代型CAR-NK細胞「7x19 CAR-NK細胞」を作製し、投与したCAR-NK細胞自体の殺傷効果のみならず、体内の免
...
研究実績の概要
固形がんに対して安全かつ強力な治療効果を誘導できる「次世代型他家CAR-NK細胞療法」の開発を目指し、2022年度はまずヒトPBMCを用いてIL-7サイトカインとCCL-19ケモカインの両方を同時に産生できる能力を搭載した「7x19 CAR-NK細胞」及びこれらのサイトカインやケモカインを産生しない
...
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
2.
固形がんに対する新規CAR-T細胞技術のメカニズム解析研究
研究課題
研究種目
基盤研究(A)
審査区分
中区分50:腫瘍学およびその関連分野
研究機関
山口大学
研究代表者
玉田 耕治
山口大学, 大学院医学系研究科, 教授
研究期間 (年度)
2021-04-05 – 2025-03-31
交付
キーワード
がん免疫療法
/
新規CAR-T細胞療法
/
エピトープスプレッディング
研究開始時の研究の概要
これまで研究代表者のグループはIL-7とCCL19を同時に産生する次世代型CAR-T細胞(7x19 CAR-T細胞)を開発し、固形がんに対して優れた治療効果を発揮することを報告した。そこで本研究計画では「なぜ7x19 CAR-T細胞が高い治療効果を発揮するのか」という疑問の本質を解明するためにネオ抗
...
研究実績の概要
1年目の研究成果により、CAR標的のCD20分子とがん細胞内在性抗原のOVA(ovalbumin)を共発現するB16メラノーマ細胞(B16-CD20/OVA)を皮下接種したマウスモデルにおいて、IL-7とCCL19を同時に産生するように遺伝子改変を加えたCAR-T細胞(7x19 CAR-T細胞)の投
...
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
この課題の研究成果物
雑誌論文 (5件 うち査読あり 4件) 学会発表 (18件 うち国際学会 2件、招待講演 18件)
3.
悪性中皮腫に対する次世代型CAR-T細胞療法の開発
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分49070:免疫学関連
研究機関
山口大学
研究代表者
佐古田 幸美
山口大学, 大学院医学系研究科, 准教授
研究期間 (年度)
2019-04-01 – 2022-03-31
完了
キーワード
キメラ抗原受容体
/
固形がん
/
がん免疫
研究開始時の研究の概要
悪性中皮腫は極めて予後不良のがんであり、現時点で治癒を期待できる治療法は存在しない。そこで本研究計画では悪性中皮腫に対する新たな治療戦略として、患者から採取した免疫細胞(T細胞)を遺伝子改変し、がん細胞を認識するキメラ抗原受容体(CAR: chimeric antigen receptor)を発現す
...
研究成果の概要
我々はメソセリンに対するIL-7とCCL-19を発現する次世代型CAR-T細胞療法を開発した。メソセリンを発現する悪性中皮腫やヒト膵がんのPDXモデルにおいて抗腫瘍効果を検討したところ、次世代型CAR-T細胞を投与したマウスにおいて、従来型のCAR-T細胞を投与したマウスと比較し生存期間の延長を示し
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (1件 うち査読あり 1件) 学会発表 (4件 うち国際学会 2件)
4.
腫瘍微小環境中の細胞内シグナルを制御する次世代型キメラ抗原受容体T細胞の開発
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分50020:腫瘍診断および治療学関連
研究機関
山口大学
研究代表者
安達 圭志
山口大学, 大学院医学系研究科, 講師
研究期間 (年度)
2018-04-01 – 2021-03-31
完了
キーワード
抗核抗体
/
CAR-T細胞
/
概念実証実験
/
がん
/
CAR
/
キメラ抗原受容体
/
T細胞
/
細胞内シグナル
研究成果の概要
本研究課題では、より効果的に抗がん作用を発揮する次世代型キメラ抗原受容体(chimeric antigen receptor: CAR)発現T細胞を用いた、新たながん治療法を創出することを目指し、以下の成果を得た。
...
5.
免疫チェックポイント機構の制御能力を有する新規CAR-T細胞療法の開発
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
腫瘍治療学
研究機関
山口大学
研究代表者
佐古田 幸美
山口大学, 大学院医学系研究科, 准教授
研究期間 (年度)
2016-04-01 – 2019-03-31
完了
キーワード
キメラ抗原受容体
/
免疫チェックポイント分子
/
免疫チェックポイント
/
がん傷害活性
/
免疫学
/
癌
/
シグナル伝達
研究成果の概要
本研究ではキメラ抗原受容体を発現させた遺伝子改変T細胞を利用したCAR-T細胞療法の抗腫瘍効果の増強を目的とし、がん局所においてがんに対する免疫を抑制作用を有する免疫チェックポイント分子を阻害する「scFv産生CAR-T細胞」を作製した。がん抗原としてヒトCD20を標的とする「scFv産生CAR-T
...
この課題の研究成果物
図書 (3件)
6.
分子Xを標的としたCAR-T 免疫療法の開発
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
研究分野
消化器外科学
研究機関
昭和大学
(2018)
国立研究開発法人国立がん研究センター
(2016-2017)
研究代表者
吉村 清
昭和大学, 大学共同利用機関等の部局等, 教授
研究期間 (年度)
2016-04-01 – 2019-03-31
完了
キーワード
細胞免疫療法
/
腫瘍免疫療法
/
腫瘍免疫学
/
腫瘍学
/
免疫療法
/
細胞療法
/
小腸大腸肛門外科学
研究成果の概要
CAR-Tの標的としての膜表面蛋白である分子Xに関して、正常組織の発現はきわめて限定的であり、がん組織で消化管がんと膵がんで高い発現が認められた。これを標的とした殺細胞効果を探索したところ強い効果を認めたが、より選択的で強い効果を期待してモノクローナル抗体作製を行った。
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (37件 うちオープンアクセス 4件、査読あり 15件) 学会発表 (138件 うち国際学会 18件、招待講演 135件)
7.
免疫チェックポイント阻害療法のさらなる効果向上を目指した基盤的がん免疫研究
研究課題
研究種目
基盤研究(A)
研究分野
腫瘍治療学
研究機関
山口大学
研究代表者
玉田 耕治
山口大学, 大学院医学系研究科, 教授
研究期間 (年度)
2016-04-01 – 2020-03-31
完了
キーワード
癌
/
免疫学
研究成果の概要
本課題では免疫チェックポイント阻害療法のメカニズム解析と新規標的分子の探索に取り組んだ。その結果、腫瘍細胞上のPD-L1だけでなく、非腫瘍細胞上のPD-L1、特に骨髄由来造血細胞に発現するPD-L1が抗腫瘍免疫抑制に重要な役割を果たすことが示された。また、PD-L1/PD-1経路はがん免疫逃避におけ
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (41件 うち国際共著 1件、査読あり 12件) 学会発表 (125件 うち国際学会 30件、招待講演 125件)
8.
改変型Fc受容体を利用した新規がん免疫抗体療法の開発
研究課題
研究種目
挑戦的萌芽研究
研究分野
腫瘍治療学
研究機関
山口大学
研究代表者
玉田 耕治
山口大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授
研究期間 (年度)
2014-04-01 – 2016-03-31
完了
キーワード
がん免疫
/
抗体療法
/
免疫細胞療法
/
遺伝子改変技術
/
がん免疫療法
/
NK細胞
/
ADCC活性
/
抗体医療
研究成果の概要
がんに対する抗体療法の有効性を左右する因子の一つとして、免疫細胞上に発現するFc受容体の遺伝子多型による抗体親和性の違いが報告されている。そこで我々は免疫細胞、特にNK細胞に対してFc受容体を遺伝子導入することで抗体親和性を高め、腫瘍細胞に対する反応性を向上させるシステムの開発を試みた。
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (9件 うち国際共著 4件、査読あり 8件) 学会発表 (16件 うち国際学会 1件、招待講演 15件)
9.
骨髄移植後合併症の新規予防法開発:新しいバイオマーカーとしての免疫抑制因子
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
衛生学・公衆衛生学
研究機関
山口大学
研究代表者
高橋 秀和
山口大学, 大学院医学系研究科, 講師
研究期間 (年度)
2014-04-01 – 2018-03-31
完了
キーワード
分子疫学
/
免疫学
/
疫学
/
遺伝子
/
遺伝学
/
骨髄移植
/
造血幹細胞移植
/
一塩基多型
/
免疫抑制受容体
/
移植片対宿主病
/
コホート研究
研究成果の概要
骨髄移植は白血病等の血液疾患に対する根治療法である。非血縁骨髄移植においてはドナーとレシピエントの間におけるHLA遺伝子のマッチングが行われているが、HLA以外の遺伝的因子の重要性は不明な点が多い。最近、免疫抑制因子やエピゲノムのがん化やがん治療における役割が注目されている。本研究では、非血縁骨髄移
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (1件 うち査読あり 1件、オープンアクセス 1件) 学会発表 (1件) 備考 (4件) 産業財産権 (2件 うち外国 1件)
10.
癌に対する次世代型CAR-T細胞療法の開発
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
研究分野
腫瘍治療学
研究機関
山口大学
研究代表者
玉田 耕治
山口大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授
研究期間 (年度)
2013-04-01 – 2016-03-31
完了
キーワード
がん免疫
/
CAR-T細胞
/
免疫細胞療法
/
遺伝子改変技術
/
がん免疫療法
/
遺伝子改変T細胞
研究成果の概要
本研究ではキメラ抗原受容体(Chimeric antigen receptor: CAR)を利用したがん免疫療法の応用性を向上させるために、FITC(fluorescein isothiocyanate)標識した抗腫瘍抗体とFITC認識CAR-T細胞を利用した新規治療法の開発研究を実施した。その結果
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (19件 うち国際共著 4件、査読あり 13件) 学会発表 (27件 うち国際学会 1件、招待講演 26件)
11.
マウス大腸癌肝転移モデルにおけるヒスタミンの転移抑制効果とその応用
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
薬理学一般
研究機関
山口大学
研究代表者
倉増 敦朗
山口大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授
研究期間 (年度)
2012-04-01 – 2015-03-31
完了
キーワード
ヒスタミン
/
大腸癌
/
肝転移
/
制御性T細胞
/
ヒスチジン脱炭酸酵素
/
制御性T細胞
/
ハイドロダイナミックインジェクション
研究成果の概要
大腸癌肝転移モデルマウスにおいて、生理活性物質ヒスタミンの役割を調べた。ヒスタミンを作ることができないマウスでは、正常のマウスに比べて肝転移後の生存期間が短く、ヒスタミンは大腸癌肝転移に対して抑制的に働いていることがわかった。そのメカニズムとして、制御性T細胞という抗腫瘍免疫反応を抑制する細胞が関与
...
この課題の研究成果物
学会発表 (2件)
12.
BTLAを標的とした癌免疫療法の開発
研究課題
研究種目
研究活動スタート支援
研究分野
腫瘍免疫学
研究機関
山口大学
研究代表者
玉田 耕治
山口大学, 大学院・医学系研究科, 教授
研究期間 (年度)
2011 – 2012
完了
キーワード
免疫チェックポイント機構
/
免疫共シグナル分子
/
腫瘍反応性 T リンパ球
/
がん免疫療法
/
共シグナル分子
/
BTLA
/
HVEM
/
腫瘍免疫学
/
BTLA
/
HVEM
研究概要
本研究は免疫共シグナル分子の機能制御による効果的な新規がん免疫療法の開発を目的としている。我々は抑制性共シグナルを阻害し、同時に刺激性の共シグナルを伝達するコンパウンドとして、BTLA 分子の細胞外領域と免疫グロブリンの定常部を融合した蛋白を作製した。この蛋白は T 細胞の活性化を増強したが、マウス
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (4件 うち査読あり 4件) 学会発表 (8件 うち招待講演 2件) 図書 (1件) 備考 (1件)