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検索結果: 10件 / 研究者番号: 10335086
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1.
有標的な名詞述語文の諸類型―意味論・言語対照・通時言語学の観点から―
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分02060:言語学関連
研究機関
名古屋大学
研究代表者
大島 義和
名古屋大学, 人文学研究科, 准教授
研究期間 (年度)
2022-04-01 – 2027-03-31
交付
キーワード
名詞述語文
/
ウナギ文
/
人魚構文
/
文末名詞文
/
状態述語
研究開始時の研究の概要
名詞述語文は,一般に「aとbは同一である」または「aはAに包摂される」という関係をあらわす(例:「平塚らいてうは {『青鞜』の創刊者 / 作家} だ」)が,その一方で,「ユミはウナギだ (= ユミはウナギを注文した,ユミはウナギの専門家だ,等)」「ヒロシはスーツだった (= ヒロシはスーツを着ていた
...
研究実績の概要
本研究では、以下の3つの課題がたてられている。(1) 日本語および英語に見られる有標的名詞述語構文を意味論・文法論的観点から仔細に検討し、既存研究における分類・分析を発展させる。(2) 種々の有標的名詞述語構文に述語名詞として参与しうる名詞群を、用例収集や容認度調査を通じて同定し、現代日本語の語彙体
...
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
この課題の研究成果物
学会発表 (1件 うち国際学会 1件)
2.
ジャンル・テキストの中の文法:テキストとその要素としての構文の相互作用
研究課題
研究種目
挑戦的研究(萌芽)
審査区分
中区分2:文学、言語学およびその関連分野
研究機関
名古屋大学
研究代表者
志波 彩子
名古屋大学, 人文学研究科, 准教授
研究期間 (年度)
2021-07-09 – 2024-03-31
交付
キーワード
テキストタイプ
/
構文
/
ジャンル
/
文体
/
レジスター
/
テキスト
/
構造と要素の相互作用
/
要素
/
相互作用
研究開始時の研究の概要
コーパスから収集したデータをもとに,収集した例文を構文タイプごとに分類し,前後にどのような構文が現れるか,またジャンルごとにどのような特徴的な構文間の結びつきがあるのかを考察する。こうした構文間の関係は必ずしも隣接する前後関係とは限らず,テキスト内の離れた位置に存在する構文同士が連関し合っている,と
...
研究実績の概要
本年度も昨年度同様2回の研究会を開催し,進捗状況を報告した。
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
この課題の研究成果物
雑誌論文 (6件 うちオープンアクセス 2件、査読あり 1件) 学会発表 (4件 うち国際学会 2件) 図書 (1件)
3.
日本語における体言性と機能変化の相互関係
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分02070:日本語学関連
研究機関
名古屋大学
研究代表者
宮地 朝子
名古屋大学, 人文学研究科, 教授
研究期間 (年度)
2020-04-01 – 2025-03-31
交付
キーワード
副助詞
/
機能語化
/
連体用法
/
ナラデハ
/
接辞
/
接語
/
内容語化
/
係助詞
/
第三形容詞
研究開始時の研究の概要
日本語史には文法変化の事例が豊富である。本研究では、機能語の変化を支える日本語の基盤的特質として、「体言性」に着目する。副助詞類の歴史的出自は主に名詞と考えられてきたが、出自不明(サエ・シカ)や、機能語の複合構成体から一語化した類(ナンテ・ナンカ・ナラデハ等)も多い。名詞出自という観点を離れてこれら
...
研究実績の概要
本研究は、不変化・無活用という形態的特質「体言性」が、日本語の文法変化にいかに関与しているかについて考察するものである。「体言」は、従来「名詞」と重ね合わせて議論されてきたが、本研究では両者を分離し、「体言性」を文法変化の一要因と位置づける。多様な出自から副助詞化しまた副助詞から文法変化して自由形態
...
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
この課題の研究成果物
雑誌論文 (4件 うち査読あり 4件) 学会発表 (1件 うち国際学会 1件、招待講演 1件)
4.
日本語と近隣言語における文法化の基礎的研究
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
研究分野
言語学
研究機関
東北大学
研究代表者
Narrog Heiko
東北大学, 文学研究科, 教授
研究期間 (年度)
2016-04-01 – 2021-03-31
完了
キーワード
言語変化
/
日本語
/
琉球語
/
中国語
/
歴史言語学
/
文法化
/
文法変化
/
日本語史
/
言語学
/
国語学
/
意味変化
/
韓国語
研究成果の概要
まず、5年の研究期間の間、東北大学で計4回「日本語と近隣言語における文法化ワークショップ」を開き、海外や研究分担者でない者を含め、多くの発表者・参加者で本課題に関する研究会を開き、日本国内外で本課題に対する意識を高め、研究を誘発することができた。同様に、最初の4年間、ドイツ・ケルン大学でB.ハイネ教
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (47件 うち国際共著 7件、査読あり 38件、オープンアクセス 4件、謝辞記載あり 3件) 学会発表 (43件 うち国際学会 18件、招待講演 15件) 図書 (37件) 学会・シンポジウム開催 (1件)
5.
日本語副助詞の史的変化にみる名詞性の研究
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
日本語学
研究機関
名古屋大学
研究代表者
宮地 朝子
名古屋大学, 人文学研究科, 教授
研究期間 (年度)
2015-04-01 – 2021-03-31
完了
キーワード
副助詞
/
名詞性
/
文法変化
/
機能語化
/
副詞
/
連体用法
/
接語
/
接辞
/
ダケ
/
ナラデハ
/
多機能化
/
ノ連体用法
/
バカリ
/
量の副詞句
/
名詞の文法変化
/
名詞の文法化
研究成果の概要
この研究では、日本語の「名詞性」について、副助詞が示す名詞的な振る舞いと、その歴史的変化に着目して考察した。その結果、次のことが明らかになった。(1)副助詞類は、その出自が名詞か否かに関わらず、通時的に幅広く名詞としての分布を示す。(2)副助詞の示す名詞性は、副助詞が本質的に持つ意味的な特質(量性)
...
この課題の研究成果物
国際共同研究 (4件) 雑誌論文 (5件 うち査読あり 2件、オープンアクセス 2件、謝辞記載あり 1件) 学会発表 (8件 うち国際学会 3件、招待講演 3件) 図書 (4件) 学会・シンポジウム開催 (3件)
6.
名詞の形式化・文法化にみる日本語の構文構造史
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
日本語学
研究機関
名古屋大学
研究代表者
宮地 朝子
名古屋大学, 文学研究科, 准教授
研究期間 (年度)
2010-04-01 – 2015-03-31
完了
キーワード
国語学
/
文法化
/
助詞
/
助動詞
/
非存在文
/
叙述
/
形式名詞
/
とりたて
/
名詞の文法化
/
否定極性
研究成果の概要
現代日本語では名詞由来の機能語が一大類型をなしつつ、①否定極性を持つ助詞、②(極性のない)限定の助詞、③助動詞の3タイプに分化している。本研究では①の「切り>キリ」「外>ホカ」、②の「丈>ダケ」、③の文末名詞文等の史的過程を観察し、形式化・文法化の基盤となる構造と、機能語化とその分化の制約条件を考察
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (5件 うちオープンアクセス 1件、査読あり 3件) 学会発表 (8件 うち招待講演 1件) 図書 (5件)
7.
言語の普遍性と言語間変異の理論的研究:日本語の「とりたて」現象から
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
言語学
研究機関
神奈川大学
(2012)
九州大学
(2010-2011)
研究代表者
片岡 喜代子
神奈川大学, 外国語学部, 准教授
研究期間 (年度)
2010 – 2012
完了
キーワード
普遍的特質
/
個別特質
/
言語能力
/
構造構築
/
叙述
/
否定
/
言語学
/
統語理論
研究概要
日本語のシカ、モ、キリ等による「とりたて」と呼ばれる現象を通して、論理的主部と述部を構造基盤とする「叙述」による構造構築を日本語の個別特質として提案し、名詞と動詞の格関係により構造が構築される欧米語との違いを解明した。普遍的言語機能の説明を目指す生成文法理論を基盤として、言語現象を普遍的特質と個別特
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (25件 うち査読あり 14件) 学会発表 (15件) 図書 (8件) 備考 (1件)
8.
形式名詞の文法化に関わる日本語の構文構造史的研究
研究課題
研究種目
若手研究(B)
研究分野
日本語学
研究機関
名古屋大学
研究代表者
宮地 朝子
名古屋大学, 文学研究科, 准教授
研究期間 (年度)
2007 – 2009
完了
キーワード
名詞
/
文法史
/
助詞
/
助動詞
/
とりたて
/
非存在文
/
叙述
/
形式名詞
/
文法化
/
ホカ
/
ダケ
/
ハズ
/
キリ
研究概要
日本語史上の特徴的な変化として、形式名詞の機能語(助詞・助動詞類)への体系的参与が挙げられる。本研究では、名詞由来の多機能語「ほか」「だけ」「はず」「わけ」等の地理的・歴史的・共時的様相を記述分析し、その結果、日本語の名詞の形式化・文法化においては、個々の名詞の語彙的意味や指示性の制約条件、存在文を
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (9件 うち査読あり 5件) 学会発表 (6件) 図書 (11件) 備考 (2件)
9.
比較・程度・限定を表す日本語助詞の其他否定用法獲得に関する研究
研究課題
研究種目
若手研究(B)
研究分野
日本語学
研究機関
名古屋大学
研究代表者
宮地 朝子
名古屋大学, 文学研究科, 講師
研究期間 (年度)
2004 – 2006
完了
キーワード
日本語助詞
/
限定
/
ヨリ
/
シカ
/
文法化
/
形式名詞
/
とりたて
/
方言
/
ホド
研究概要
本研究課題は、日本語構文構造史の一として、形式名詞・格助詞・副助詞として言語化される意味機能(比較・程度・限定)と、係助詞として体現する意味機能(其他否定)の関わり、当該の意味機能にかかる文法化を可能にする言語内・外的条件を考察するものである。最終年度は形式名詞の文法化という観点からの歴史的・理論的
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (8件) 図書 (2件)
10.
日本語の限定に関わる助詞の成立と歴史的変化・地理的変容に基づく文法史的研究
研究課題
研究種目
若手研究(B)
研究分野
国語学
研究機関
名古屋工業大学
研究代表者
宮地 朝子
名古屋工業大学, 留学生センター, 講師
研究期間 (年度)
2002 – 2003
完了
キーワード
日本語助詞
/
限定
/
文法化
/
方言
/
ヨリ
/
シカ
/
意味の再解釈
研究概要
本研究課題は、日本語の限定の助詞シカと、限定助詞類(バカリ・グライ・ヨリ・ホカ・キリ……)との関係性について日本語の助詞に係る構文構造とその史的変化からの解明を目指すものである。
この課題の研究成果物
文献書誌 (2件)