KAKEN — 研究課題をさがす | 研究者番号: 10372533

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1. 歯周病原細菌外膜小胞の産生機構と遠隔臓器における慢性炎症・発がん連関の解明

研究課題

研究種目	基盤研究(B)
審査区分	小区分57020:病態系口腔科学関連
研究機関	国立感染症研究所
研究代表者	中尾龍馬国立感染症研究所, 細菌第一部, 主任研究官
研究期間 (年度)	2020-04-01 – 2023-03-31完了
キーワード	Outer membrane vesicles / Porphyromonas gingivalis / 膜小胞 / 細菌膜小胞 / 外膜小胞 / 歯周病原細菌 / 細菌由来膜小胞 / 細菌由来外膜小胞 / 膵臓がん / 慢性炎症
研究開始時の研究の概要	歯周病原細菌 Porphyromonas gingivalis (Pg)が産生する膜小胞 (BMVs) は様々な病原因子の運び屋として機能するが、Pg-BMVsの産生機構や遠隔臓器における病態形成への関与は明らかでない。歯周病と全身疾患との関連性において、Pg-BMVsが関与する可能性が考えられる。 ...
研究成果の概要	凍結割断及び走査型電子顕微鏡を用いて、Porphyromonas gingivalis (Pg)の菌体内の詳細な構造を調べる手法が確立された。外膜小胞 (OMVs)の内部構造を可視化する手法が確立されつつある。Pgに抹茶を添加するとOMVsと類似した構造体が菌体の表面に形成された。マウス尾静脈投与モ ...

この課題の研究成果物	国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (10件うち査読あり 9件、オープンアクセス 6件) 学会発表 (20件うち国際学会 8件、招待講演 5件) 図書 (2件) 備考 (2件) 産業財産権 (2件)

2. 動的・定量的解析のための極限イメージング技術の開発

研究課題

研究種目	挑戦的研究(萌芽)
審査区分	中区分28:ナノマイクロ科学およびその関連分野
研究機関	一般財団法人ファインセラミックスセンター
研究代表者	川崎忠寛一般財団法人ファインセラミックスセンター, その他部局等, 主任研究員
研究期間 (年度)	2018-06-29 – 2020-03-31完了
キーワード	電子顕微鏡 / 軽元素 / 結像法 / ホローコーン照明 / その場観察 / 動的 / 高分解能 / グラフェン / 高空間分解能 / 高時間分解能 / 可視化技術 / 位相像 / 液中観察
研究成果の概要	本研究課題では、電池反応をはじめとした種々の変化を、動的に、かつ高分解能で捉えることを主眼とした電子顕微鏡法の開発を実施した。独自に発案したEnhanced Hollow-cone Illumination TEM法の最適条件について、シミュレーション検討を実施した。その結果、本手法は光学系に収差（ ...

この課題の研究成果物	雑誌論文 (4件うち査読あり 1件) 学会発表 (4件) 図書 (2件)

3. 能動変調型・環境TEMによる『純』反応ダイナミクスのオペランド観察技術の開発

研究課題

研究種目	基盤研究(B)
研究分野	ナノ材料化学
研究機関	一般財団法人ファインセラミックスセンター
研究代表者	川崎忠寛一般財団法人ファインセラミックスセンター, その他部局等, 主任研究員
研究期間 (年度)	2017-04-01 – 2020-03-31完了
キーワード	電子顕微鏡 / ダイナミクス / オペランド / 環境制御 / その場観察 / 触媒反応 / 評価・解析 / ナノ材料 / 液中観察 / 解析・評価 / オペランド計測 / 電子線照射効果 / ストロボ
研究成果の概要	本研究は、電子顕微鏡その場観察において、これまで原理的に避けられなかった電子線照射の影響を除去し、反応現象そのものによって起こる純粋な変化・挙動を直接に観察できる ...

この課題の研究成果物	雑誌論文 (6件うち査読あり 6件) 学会発表 (9件うち国際学会 5件、招待講演 2件) 図書 (4件)

4. 電子顕微鏡オペランド観察によるリチウム電池反応のダイナミクス定量解析

研究課題

研究種目	特別研究員奨励費
研究分野	ナノ材料化学
研究機関	一般財団法人ファインセラミックスセンター
研究代表者	川崎忠寛一般財団法人ファインセラミックスセンター, その他部局等, 研究員
研究期間 (年度)	2017-04-26 – 2019-03-31採択後辞退

5. 磁場・パルスプラズマ援用化学気相成長法による環境セル型透過電子顕微鏡用隔膜の開発

研究課題

研究種目	基盤研究(C)
研究分野	無機材料・物性
研究機関	近畿大学
研究代表者	松谷貴臣近畿大学, 理工学部, 准教授
研究期間 (年度)	2014-04-01 – 2017-03-31完了
キーワード	環境セル / 隔膜 / 磁場 / パルスプラズマ / 化学気相成長法 / 窒化物薄膜 / アモルファス / 雰囲気内顕微鏡観察 / 電子顕微鏡 / 磁場援用 / 化学気相成長 / 金ナノ触媒 / 透過電子顕微鏡 / 触媒反応観察 / プラズマ / 透過型電子顕微鏡
研究成果の概要	環境セル型透過電子顕微鏡に用いる高強度隔膜としてa-SiCN隔膜に着目し、その作製手法として磁場・パルスプラズマ援用化学気相成長法（MPECVD）を開発した。a-SiCN隔膜作製のための原料ガスとして、大気中で安定なヘキサメチルジシラザンと窒素およびアルゴンを用いて作製した。磁場を印加することにより ...

この課題の研究成果物	雑誌論文 (5件うち謝辞記載あり 4件、査読あり 3件) 学会発表 (16件うち国際学会 8件)

6. ストロボ環境電子顕微鏡による触媒ナノ反応場の直視解析

研究課題

研究種目	基盤研究(C)
研究分野	薄膜・表面界面物性
研究機関	一般財団法人ファインセラミックスセンター (2014-2015) 名古屋大学 (2013)
研究代表者	川崎忠寛一般財団法人ファインセラミックスセンター, その他部局等, 研究員
研究期間 (年度)	2013-04-01 – 2016-03-31完了
キーワード	環境電子顕微鏡（ETEM） / 金ナノ触媒 / 反応サイト / 可視化 / 隔膜 / 環境セル / 環境電子顕微鏡 / ETEM / ガス雰囲気 / 触媒 / 金ナノ粒子 / ナノ粒子触媒 / マルチスライス / 色収差 / ホローコーン照明 / ナノ粒子 / 金 / 反応その場観察 / ストロボ観察
研究成果の概要	本研究では、ガス中反応を可視化する「ストロボ環境電子顕微鏡システム」を新規開発し、金ナノ粒子触媒の「ナノ反応場」を直視解析・特定することを目指した。 ...

この課題の研究成果物	雑誌論文 (11件うち査読あり 11件、オープンアクセス 3件) 学会発表 (28件うち国際学会 4件、招待講演 3件) 産業財産権 (2件うち外国 1件)

7. 超高圧位相差電子顕微鏡による金属・イオン伝導体界面の研究

研究課題

研究種目	基盤研究(A)
研究分野	ナノ構造化学
研究機関	名古屋大学
研究代表者	丹司敬義名古屋大学, 未来社会創造機構, 研究員
研究期間 (年度)	2013-10-21 – 2017-03-31完了
キーワード	電子線位相微分顕微鏡法 / A-B効果位相板 / 環境電子顕微鏡 / 超高圧走査透過電子顕微鏡 / 固体酸化物形燃料電池 / 非染色生体試料観察 / 電界分布観察 / 透過電子顕微鏡 / 位相板 / 電子線ホログラフィー / 固体酸化物型燃料電池 / 界面 / 細胞脂質二重膜 / 電界観察 / 超高圧電子顕微鏡 / 電子顕微鏡 / 位相微分電子顕微鏡 / 表面・界面 / 生体材料 / 燃料電池
研究成果の概要	熱電子銃(LaB6)を装着する超高圧走査環境電子顕微鏡により、固体酸化物型燃料電池の電極/電解質界面における各種イオンの振舞いを実時間その場観察する技術を確立するため、特殊位相板ホルダーと酸素雰囲気中で試料に電圧印加可能な特殊加熱ホルダーを開発した。そして、この試料ホルダーを用い電子顕微鏡像と電子エ ...

この課題の研究成果物	国際共同研究 (3件) 雑誌論文 (7件うち国際共著 2件、査読あり 7件、オープンアクセス 4件、謝辞記載あり 3件) 学会発表 (30件うち国際学会 14件、招待講演 3件) 図書 (1件) 産業財産権 (2件)

8. 円環状対物瞳と近接補助電極を用いる電子光学系用球面収差補正技術の開発

研究課題

研究種目	基盤研究(B)
研究分野	薄膜・表面界面物性
研究機関	大阪電気通信大学
研究代表者	生田孝大阪電気通信大学, 工学部, 教授
研究期間 (年度)	2012-04-01 – 2015-03-31完了
キーワード	電子顕微鏡 / 走査型透過電子顕微鏡 / 球面収差補正 / 静電型Csコレクター / 円環状対物瞳 / 3次元収束プロファイル / 電子ビーム露光 / 微細加工技術 / 走査型電子顕微鏡 / 電子光学系 / ３次元収束プロファイル
研究成果の概要	電子顕微鏡においてサブオングストロームの分解能を達成するには球面収差の補正が不可欠である。今日多極子電子レンズで構成される球面収差補正装置（Csコレクター）が用いられているが、きわめて高価である。本研究では、円環状対物瞳と補助近接円孔電極間の軸対象静電場による、シンプルかつ安価なCsコレクターを設計 ...

この課題の研究成果物	雑誌論文 (9件うち査読あり 4件) 学会発表 (28件)

9. パルスプラズマ化学気相成長法を用いた環境セル透過電子顕微鏡用隔膜の開発

研究課題

研究種目	基盤研究(C)
研究分野	無機材料・物性
研究機関	近畿大学
研究代表者	松谷貴臣近畿大学, 理工学部, 准教授
研究期間 (年度)	2011 – 2013完了
キーワード	化学気相成長法 / 隔膜 / 環境セル / 透過型電子顕微鏡 / プラズマ / 触媒反応 / アモルファス / 金ナノ粒子 / 電子顕微鏡 / 炭窒化ケイ素 / プラズマCVD / 質量分析 / ヘキサメチルジシラザン / 環境セル型透過電子顕微鏡 / パルスプラズマ援用CVD / a-BCN薄膜 / a-SiCN薄膜
研究概要	近年、透過電子顕微鏡を使用し、金属酸化物に担持された金ナノ粒子の触媒の反応機構や生体試料等を各雰囲気化で観察する試みがなされている。この方法は、試料ホルダーに環境セルと呼ばれる容器を取り付けで行われる。電子線の発生は、高真空で行われるため、電子顕微鏡鏡筒内と環境セルの間には、電子線を透過し、かつ雰囲 ...

この課題の研究成果物	雑誌論文 (9件うち査読あり 7件) 学会発表 (33件うち招待講演 1件)

10. ナノ金触媒における原子レベル反応場の動的解析

研究課題

研究種目	若手研究(B)
研究分野	薄膜・表面界面物性
研究機関	名古屋大学
研究代表者	川崎忠寛名古屋大学, 大学院・工学研究科, 助教
研究期間 (年度)	2007 – 2008完了
キーワード	電子顕微鏡 / 触媒反応 / 動的観察 / 原子構造解析 / ナノ金触媒 / 透過型電子顕微鏡 / その場観察 / 原子レベル / 表面・界面 / 構造変化 / カーボン隔膜 / 反応ガス / 貴金属触媒 / ナノ粒子 / 環境セル / 原子構造 / 高分解能
研究概要	本研究は、ナノサイズの金超微粒子に見られる非常に高い触媒活性の発現機構を解明することを目指し、同触媒が反応している状況を"その場"で電子顕微鏡観察することにより、反応中の挙動を明らかにしようとするものである。そのために、通常、真空中に置かれる電子顕微鏡試料を反応ガス雰囲気にするための装置を開発し、動 ...

この課題の研究成果物	雑誌論文 (10件うち査読あり 10件) 学会発表 (27件) 産業財産権 (5件)

11. ナノ位相トモグラフィー走査型透過電子顕微鏡の開発

研究課題

研究種目	学術創成研究費
研究機関	大阪電気通信大学
研究代表者	生田孝大阪電気通信大学, 工学部, 教授
研究期間 (年度)	2006 – 2010完了
キーワード	走査型透過電子顕微鏡 / 位相コントラスト / FE電子銃 / Csコレクター / 電子顕微鏡 / CT / ナノ材料 / ナノデバイス / 位相CT
研究概要	走査型透過電子顕微鏡によるナノ位相トモグラフィー実現を目指し、長焦点深度の振幅・位相像分離再生手法を提案している。これに必要な4技術要素である、磁場界浸型電界放出電子銃、小型収差補正システム、円環状対物絞りと円環状アレイ型検出器の研究・開発を行い、試作走査型透過電子顕微鏡を用いてこの新結像手法を評価 ...

この課題の研究成果物	雑誌論文 (55件うち査読あり 33件) 学会発表 (39件) 備考 (3件) 産業財産権 (4件)

12. ナノ貴金属粒子の触媒反応ダイナミクス直視解析

研究課題

研究種目	若手研究(B)
研究分野	薄膜・表面界面物性
研究機関	名古屋大学
研究代表者	川崎忠寛名古屋大学, 大学院工学研究科, 助手
研究期間 (年度)	2004 – 2006完了
キーワード	貴金属触媒 / ナノ粒子 / 透過型電子顕微鏡 / その場観察 / 環境セル / 表面・界面 / 原子構造 / 高分解能 / ガス導入
研究概要	金やイリジウムといった貴金属はナノ・サイズの超微粒子にすることで、バルク状態とは異なる極めて高い触媒作用を示すことが知られている。その反応機構を解明するためには、触媒の表面・界面の構造を、反応している状態で観察・解析することが不可欠である。そこで、高分解能透過電子顕微鏡の内部に、真空から隔離されたカ ...

この課題の研究成果物	雑誌論文 (10件)

13. 反強磁性薄膜材料の電子波による研究

研究課題

研究種目	萌芽研究
研究分野	薄膜・表面界面物性
研究機関	名古屋大学
研究代表者	丹司敬義名古屋大学, 大学院・工学研究科, 助教授
研究期間 (年度)	2003 – 2005完了
キーワード	反強磁性体 / 電子回折 / 磁性金属多層膜 / Co / Cu / 電子線回析 / 巨大磁気抵抗効果 / 酸化ニッケル / 制限視野電子回折 / 高干渉性電子線
研究概要	本研究では、まず、試料となる反強磁性単結晶薄膜を作製した。この薄膜は、電子線の入射方向、即ち、膜面にほぼ垂直な方向にすべてのサイトのスピンがそろっている結晶面を持つ必要がある。この試料を用い、200kV電界放出形透過電子顕微鏡を使って電子回折斑点中の異常を検出することを目的とした。当初、反強磁性体で ...

この課題の研究成果物	雑誌論文 (10件) 図書 (1件) 文献書誌 (3件)