• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
詳細検索

絞り込み条件

絞り込み

研究期間 (開始年度)

-

検索結果: 9件 / 研究者番号: 10469877

表示件数: 
  • 1. 量子情報を用いた量子ブラックホールの数理の解明

    計画研究

    研究種目

    学術変革領域研究(A)

    審査区分 学術変革領域研究区分(Ⅱ)
    研究機関 近畿大学
    研究代表者

    石橋 明浩 近畿大学, 理工学部, 教授

    研究期間 (年度) 2021-09-10 – 2026-03-31交付
    キーワード ブラックホール / 量子情報 / 一般相対論 / 重力 / 宇宙 / 量子重力 / AdS/CFT対応 / ホログラフィー原理 / 重力理論 / 超弦理論 / 宇宙論 / 量子重力理論 / ゲージ重力対応
    研究開始時の研究の概要 宇宙のブラックホールは極限的に強い重力により発生する「空間の極限」といえよう。その内部には物理法則の破綻する「特異点」が存在し、一方、外部領域における場の量子論的考察からは「ブラックホールの情報損失パラドックス」という物理法則と情報理論に関する根源的問題が発生する。こうした量子ブラックホールの不思議 ...
    研究実績の概要 今年度は、先ずホーキング温度がゼロとなる漸近AdSの極限ブラックホールの「アトラクター機構」という地平面近傍の特殊性の研究を行った。静的荷電極限ブラックホールに対するアトラクター機構を、回転による極限ブラックホールの場合に一般化し、特に地平面近傍の時空がMyers-Perryブラックホール解のそれと ...
    現在までの達成度 (区分) 3: やや遅れている
    研究領域 極限宇宙の物理法則を創る-量子情報で拓く時空と物質の新しいパラダイム
    この課題の研究成果物 国際共同研究 (3件)   雑誌論文 (7件 うち国際共著 1件、査読あり 7件、オープンアクセス 4件)   学会発表 (6件 うち国際学会 1件、招待講演 2件)
  • 2. 極限宇宙の物理法則を創る-量子情報で拓く時空と物質の新しいパラダイム

    総括班

    研究種目

    学術変革領域研究(A)

    審査区分 学術変革領域研究区分(Ⅱ)
    研究機関 京都大学
    研究代表者

    高柳 匡 京都大学, 基礎物理学研究所, 教授

    研究期間 (年度) 2021-09-10 – 2026-03-31交付
    キーワード 量子情報理論 / 素粒子論 / 物性理論 / 宇宙論 / ゲージ重力対応 / 物性物理 / テンソルネットワーク / 冷却原子 / 量子ホール効果 / 量子スピン系
    研究開始時の研究の概要 従来、物理学では時間・空間と物質を基本的構成要素として自然法則を説明してきた。しかし、究極の物理法則が支配する極限宇宙を解明するには、量子情報を物理学の新しい要素として取り入れる必要がある。量子情報はミクロな世界における情報を意味し、例えば量子計算機を基礎づけるが、重力理論の宇宙は量子情報の無数の集 ...
    研究実績の概要 本領域は量子情報をキーワードとして「極限宇宙の3問題」の解明を目的としており、その推進のために「領域運営」「分野融合」「若手育成」「国際活動」「広報」の各活動を開始し、以下のような実績を今年度は挙げた。まず、領域の運営方針を打ち合わせる「総括班会議」を総括班メンバー16名がオンライン会議を行う形式で ...
    現在までの達成度 (区分) 2: おおむね順調に進展している
    研究領域 極限宇宙の物理法則を創る-量子情報で拓く時空と物質の新しいパラダイム
    この課題の研究成果物 国際共同研究 (7件)   雑誌論文 (7件 うち査読あり 7件、オープンアクセス 7件)   学会発表 (7件 うち国際学会 2件、招待講演 4件)   備考 (4件)   学会・シンポジウム開催 (9件)
  • 3. AdS/CFT双対性を用いた曲がった時空での強結合場の解析

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(C)

    審査区分 小区分15010:素粒子、原子核、宇宙線および宇宙物理に関連する理論
    研究機関 芝浦工業大学
    研究代表者

    前田 健吾 芝浦工業大学, 工学部, 教授

    研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2025-03-31交付
    キーワード AdS/CFT対応 / ブラックホール / 半古典近似 / AdS/CFT双対性 / アトラクター機構 / 極大対称ブラックホール / 半古典近似解 / 光的エネルギー条件 / 強結合な場の理論 / エンタングルメントエントロピー / AdS/CFT / 場の量子論 / エネルギー条件
    研究開始時の研究の概要 流体や電磁場などの通常の古典的物質場では、エネルギーは非負の性質を持つ。この性質は曲がった時空での重力理論を解析する上で基礎となる性質である。一方、量子場を考慮すると、常にエネルギーは非負にならず、局所的に破れえる。「平均化されたエネルギー条件」は、例え局所的に破れても大域的には保たれることを主張し ...
    研究実績の概要 今年度は、昨年度発見した半古典近似したアインシュタイン方程式を満たす新しい3次元ブラックホール解について、その自由エネルギーの計算をホログラフィックなアプローチから行った。このブラックホール解は、AdS/CFT双対性を応用して、4次元AdS時空の境界時空に共形な計量として埋め込まれており、そのエネル ...
    現在までの達成度 (区分) 2: おおむね順調に進展している
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (7件 うち査読あり 7件、オープンアクセス 4件)   学会発表 (3件 うち国際学会 3件、招待講演 1件)
  • 4. ブラックホール時空の有質量摂動論

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(C)

    審査区分 小区分15010:素粒子、原子核、宇宙線および宇宙物理に関連する理論
    研究機関 近畿大学
    研究代表者

    石橋 明浩 近畿大学, 理工学部, 教授

    研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2025-03-31交付
    キーワード ブラックホール / 一般相対論 / 重力理論 / 超弦理論 / ダークエネルギー / 暗黒物質 / 宇宙論 / 宇宙物理学 / 素粒子理論
    研究開始時の研究の概要 暗黒物質や暗黒エネルギーの正体解明は、現代物理学における最も根源的課題の一つである。これら暗黒物質・暗黒エネルギーは特徴的な重力相互作用しかしないため、その探査には強大な重力源であるブラックホールとの相互作用が引き起こす現象を捉えることが有効である。特に暗黒物質は、超弦理論の低エネルギー有効理論に現 ...
    研究実績の概要 有質量摂動が関係する場面として,これまで考察してきた局所反ドジッター(AdS)時空上での摂動論に加えて,今年度はホログラフィー原理を用いてAdS時空の共形境界としてのAdS時空上の摂動を考察した。ホログラフィー原理(AdS/CFT対応)を用いることで、境界AdS時空上の量子場の反作用を取り込んだ半古 ...
    現在までの達成度 (区分) 3: やや遅れている
    この課題の研究成果物 国際共同研究 (4件)   雑誌論文 (10件 うち査読あり 10件、オープンアクセス 9件)   学会発表 (5件 うち国際学会 1件、招待講演 2件)
  • 5. 微分展開法を用いた新しいブラックホール解への解析的アプローチ

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(C)

    研究分野 素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
    研究機関 芝浦工業大学
    研究代表者

    前田 健吾 芝浦工業大学, 工学部, 教授

    研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2022-03-31完了
    キーワード ブラックホール / 強結合な場の理論 / AdS/CFT対応 / AdS/CFT双対性 / 平均化されたエネルギー条件 / エンタングルメントエントロピー / AdS/CFT / ヌル量子不等式 / ブラックドロップレット解 / コーシーホライズン / 宇宙検査閲仮説 / 大きい時空次元 / AdS時空 / 偏極したブラックホール / 相対論 / 高次元ブラックホール
    研究成果の概要 曲がった時空での強結合な場の理論の基礎的性質を調べるため、本研究では、微分展開法や空間次元Dが大きいときに適用される1/D展開法をAdSブラックホール時空に応用する。微分展開法を用いた回転ブラックドロップレット解の解析では、コーシーホライズンが量子的に不安定であることを発見した。1/D展開法を用いた ...
    この課題の研究成果物 国際共同研究 (2件)   雑誌論文 (9件 うち国際共著 2件、査読あり 9件、オープンアクセス 3件)   学会発表 (4件 うち国際学会 3件、招待講演 2件)
  • 6. 高次元ブラックホールの安定性

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(C)

    研究分野 素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
    研究機関 近畿大学
    研究代表者

    石橋 明浩 近畿大学, 理工学部, 教授

    研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2023-03-31完了
    キーワード ブラックホール / 一般相対論 / 重力理論 / 超弦理論 / 宇宙論 / 高次元時空 / 重量理論
    研究成果の概要 高次元ブラックホールの安定性について3つの観点・手法で成果を得た。I.安定性の一般的な判定基準、II:具体的モデルの摂動マスター方程式の導出、III:新しいエネルギー条件に基づく安定性判定。Iでは臨界回転および漸近AdS回転ブラックホールの超放射不安定性の判定基準を確立した。IIでは時空次元の高い極 ...
    この課題の研究成果物 国際共同研究 (14件)   雑誌論文 (22件 うち国際共著 9件、査読あり 22件、オープンアクセス 8件、謝辞記載あり 4件)   学会発表 (19件 うち国際学会 10件、招待講演 10件)   図書 (1件)
  • 7. 非線形物理現象へのAdS/CFT双対性の応用

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(C)

    研究分野 素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
    研究機関 芝浦工業大学
    研究代表者

    前田 健吾 芝浦工業大学, 工学部, 教授

    研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31完了
    キーワード ブラックホール / 超流動 / ゲージ重力対応 / AdS/CFT / 超流動速度 / 乱流現象 / superradiance / 非線形摂動 / 宇宙検閲仮説の検証 / 一般化された境界条件 / 剛性定理 / ブラックブレーン
    研究成果の概要 ゲージ重力対応理論によれば、強結合における場の量子論は、一次元高い負の宇宙項を持つアンタイドジッター時空上のブラックホール解で表すことができる。本研究では、線形応答理論の枠組みを超え、非線形領域において、並進対称性のない方向に流れる永久電流を持つ超伝導体に双対な定常ブラックホール解を初めて構築した。 ...
    この課題の研究成果物 国際共同研究 (1件)   雑誌論文 (6件 うち査読あり 6件、謝辞記載あり 4件、オープンアクセス 2件)   学会発表 (8件 うち国際学会 5件、招待講演 4件)
  • 8. 超弦理論における高次元ブラックホールの時空構造

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(C)

    研究分野 素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
    研究機関 近畿大学 (2011-2014)
    大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構 (2010)
    研究代表者

    石橋 明浩 近畿大学, 理工学部, 准教授

    研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2015-03-31完了
    キーワード 相対論 / 超弦理論 / 素粒子 / 数理物理 / 宇宙物理 / 重力理論 / ブラックホール / 宇宙論 / 重力 / 素粒子物理 / 物性物理
    研究成果の概要 重力を含む全ての相互作用の統一理論候補である超弦理論について、重力と時空構造の観点から系統的に理解することを目的とし、その鍵となるソリトン的物体である高次元ブラックホールの様々な基本性質を調べ、12編の論文を発表した。主な成果は、高次元真空ブラックホール解の対称性とトポロジーへの制限、一意性定理の拡 ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (13件 うち査読あり 10件、謝辞記載あり 2件、オープンアクセス 1件)   学会発表 (18件 うち招待講演 8件)   図書 (1件)
  • 9. アクシオン型モジュライの引き起こす多様な宇宙現象をもちいた余剰次元探査

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(A)

    研究分野 素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
    研究機関 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構
    研究代表者

    小玉 英雄 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 教授

    研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2014-03-31完了
    キーワード アクシオン / 超弦理論 / モジュライ / ブラックホール / ガンマ線天文学 / 宇宙背景放射 / 重力波 / インフレーション / 宇宙物理学 / 高エネルギー天体 / 超重力理論 / コンパクト化 / 宇宙論 / 超高エネルギー宇宙線
    研究概要 究極理論への新たな実験観測ウインドウの開拓を目指して,宇宙物理現象論と超弦理論・超重力理論の双方からアクシオンについて組織的な研究を行い,200編を超える論文を発表した.主な成果は,回転ブラックホールの引き起こすアクシオンボーズノバ現象の数値シミュレーションによる実証とその重力波による観測可能性の発 ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (173件 うち査読あり 172件)   学会発表 (189件 うち招待講演 79件)   図書 (2件)   備考 (1件)

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi