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検索結果: 10件 / 研究者番号: 20397334
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1.
加齢に着目した皮膚の免疫自己寛容破綻機序の解明
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
審査区分
小区分53050:皮膚科学関連
研究機関
北海道大学
研究代表者
氏家 英之
北海道大学, 医学研究院, 教授
研究期間 (年度)
2021-04-01 – 2024-03-31
交付
キーワード
免疫寛容
/
加齢
/
類天疱瘡
/
水疱症
/
制御性T細胞
/
Age-associated B cell
/
DPP-4阻害薬
/
免疫チェックポイント阻害薬
/
水疱性類天疱瘡
研究開始時の研究の概要
免疫系の老化、すなわち免疫老化によって自己免疫疾患のリスクが増加することが知られているが、詳細な機序の大部分は不明である。水疱性類天疱瘡(BP)は表皮基底膜部対する自己抗体によって生じる自己免疫性水疱症で、高齢者に好発する。本研究の目的は、BPをモデル疾患として“加齢に伴う免疫自己寛容の破綻機序を解
...
研究実績の概要
免疫系の老化、すなわち免疫老化によって自己免疫疾患のリスクが増加することが知られているが、詳細な機序の大部分は不明である。水疱性類天疱瘡(BP)は表皮基底膜部に存在するBP180やBP230に対する自己抗体によって生じる自己免疫性水疱症で、高齢者に好発する。我々は最近、一部の高齢マウスは表皮基底膜部
...
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
この課題の研究成果物
雑誌論文 (2件 うち国際共著 1件、査読あり 2件) 学会発表 (8件 うち国際学会 6件、招待講演 2件) 図書 (2件)
2.
エピトープスプレディング現象に着目した水疱性類天疱瘡の病態解明
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
審査区分
小区分53050:皮膚科学関連
研究機関
北海道大学
研究代表者
西江 渉
北海道大学, 医学研究院, 客員教授
研究期間 (年度)
2020-04-01 – 2023-03-31
採択後辞退
キーワード
自己免疫疾患
/
皮膚病態学
研究開始時の研究の概要
本研究の目的は、自己免疫性水疱症のなかで最も頻度の高い水疱性類天疱瘡(BP)の病態解明です。BPの自己抗体は、表皮基底細胞ヘミデスモソーム構成分子のひとつであるBP180を標的としますが、標的部位は時間経過に伴い変化することが知られています(エピトープスプレディング現象)。本研究では、BPで生じるエ
...
研究実績の概要
2020年度は、18名の水疱性類天疱瘡患者(DPP4阻害薬内服中の症例を含む)末梢血単核球中のB細胞をEBウイルスを用い形質転換した。樹立したLymphoblastoid cell lineの培養上清を用い、水疱性類天疱瘡抗原であるBP180タンパクへの自己抗体の反応性をELISA法で確認したところ
...
3.
自己免疫疾患における補体の新たな働きの解明
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分53050:皮膚科学関連
研究機関
北海道大学
研究代表者
岩田 浩明
北海道大学, 大学病院, 講師
研究期間 (年度)
2019-04-01 – 2022-03-31
完了
キーワード
水疱性類天疱瘡
/
17型コラーゲン
/
補体
/
自己抗体
/
Fc結合タンパク
/
NC16A
/
病原性抗体
/
抗原枯渇
/
C1q
/
自己免疫
研究開始時の研究の概要
自己免疫疾患の病態に補体は、炎症細胞の誘導を介して局所の炎症を引き起こして病態に関与する。本研究では、補体が炎症以外の作用により自己免疫性水疱症(特に水疱性類天疱瘡)の病態に関わっていると仮説を立てて検証する。
研究成果の概要
水疱性類天疱瘡の水疱形成には補体を介した炎症が必須とされたが、必ずしも必要な条件ではないことをこれまでに示した。しかし、補体が自己抗体の定常領域に結合することで自己抗原BP180の細胞内への取り込みが促進されることを証明した。この際、最初に結合する補体C1qは、自己抗体刺激によりケラチノサイトも産生
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (2件 うち査読あり 2件)
4.
水疱性類天疱瘡抗原反応性T細胞株の樹立と応用
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
研究分野
皮膚科学
研究機関
北海道大学
研究代表者
氏家 英之
北海道大学, 大学病院, 講師
研究期間 (年度)
2017-04-01 – 2020-03-31
完了
キーワード
T細胞株
/
水疱性類天疱瘡
/
17型コラーゲン
/
BP180
/
アクティブマウスモデル
/
T細胞受容体
/
サイトカイン
/
自己免疫性水疱症
/
皮膚炎
/
トランスジェニックマウス
研究成果の概要
水疱性類天疱瘡は、高齢者に好発する最も頻度の高い自己免疫性水疱症である。皮膚の表皮と真皮を結合する表皮基底膜部に存在する17型コラーゲン(COL17、BP180)に対する自己抗体により発症する。自己抗体産生には自己反応性T細胞の働きが重要と考えられるが、COL17反応性T細胞の病原性は未だ解析されて
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (6件 うち査読あり 6件、オープンアクセス 1件) 学会発表 (3件 うち国際学会 2件、招待講演 2件)
5.
復帰変異モザイク表皮水疱症モデルマウスの作製と新規遺伝子治療法の開発
研究課題
研究種目
基盤研究(A)
研究分野
皮膚科学
研究機関
北海道大学
研究代表者
清水 宏
北海道大学, 医学研究院, 教授
研究期間 (年度)
2017-04-01 – 2020-03-31
完了
キーワード
復帰変異モザイク
/
表皮水疱症
/
17型コラーゲン
/
細胞療法
/
遺伝子編集
/
遺伝子治療
/
モデルマウス
/
CRISPR/Cas9
/
染色体組換え
/
皮膚科学
研究成果の概要
17型コラーゲンタンパクを欠損する表皮水疱症患者では、ほぼ全例で復帰変異モザイクを有することが知られている。この復帰変異モザイクは、遺伝子を人工的に加工することなく自然に遺伝子異常が修復される現象であるが、そのメカニズムは明らかにされていない。我々は本研究において、復帰変異モザイクを発症し得る表皮水
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (5件 うち国際共著 1件、査読あり 5件、オープンアクセス 1件) 学会発表 (6件 うち国際学会 5件、招待講演 2件)
6.
自己免疫性水疱症発症におけるTh17細胞の働きの解明
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
皮膚科学
研究機関
北海道大学
研究代表者
岩田 浩明
北海道大学, 大学病院, 助教
研究期間 (年度)
2016-04-01 – 2019-03-31
完了
キーワード
自己免疫性水疱症
/
尋常性乾癬
/
経皮免疫
/
Th17細胞
/
自己免疫
/
Th17
/
後天性表皮水疱症
/
7型コラーゲン
/
水疱症
研究成果の概要
自己免疫疾患の一つ後天性表皮水疱症のモデルマウスを用いて、経皮免疫法で病気の発症を誘導することを試みた。従来の方法と比べ工夫した点は、免疫方法をアジュバントと呼ばれる強力な免疫賦活剤をもちいる皮下注射法の代わりに抗原を皮膚に塗布して免疫する手法で行った。この際、マウスの皮膚に直接抗原を塗布するのでは
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (4件 うち査読あり 4件)
7.
免疫寛容が破綻し発症する画期的水疱性類天疱瘡モデルの作成と応用
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
研究分野
皮膚科学
研究機関
北海道大学
研究代表者
西江 渉
北海道大学, 医学研究院, 准教授
研究期間 (年度)
2016-04-01 – 2019-03-31
完了
キーワード
自己免疫性水疱症
/
コラーゲン
/
自己抗体
/
免疫寛容
/
皮膚病態学
/
皮膚病態斈
研究成果の概要
本研究は、免疫寛容の破綻によって発症する水疱性類天疱瘡モデルを作製し、病態解明と新規治療法開発へ応用することを目的としている。水疱性類天疱瘡の患者自己抗体が標的とする自己抗原である17型コラーゲン(COL17)のリコンビナントタンパクを作製し各種マウスへ免疫し、水疱性類天疱瘡のモデルを作製した。免疫
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (6件 うち国際共著 1件、査読あり 6件、オープンアクセス 1件、謝辞記載あり 1件) 学会発表 (3件 うち国際学会 3件、招待講演 2件)
8.
水疱性類天疱瘡における疾患特異的水疱形成機序の解明
研究課題
研究種目
若手研究(B)
研究分野
皮膚科学
研究機関
北海道大学
研究代表者
岩田 浩明
北海道大学, 大学病院, 特任助教
研究期間 (年度)
2014-04-01 – 2016-03-31
完了
キーワード
自己免疫
/
自己抗原
/
水疱性類天疱瘡
/
17型コラーゲン
/
自己免疫疾患
/
自己抗体
/
エンドサイトーシス
/
自己免疫性疾患
/
Trim21
/
ユビキチン
研究成果の概要
水疱性類天疱瘡は、自己免疫疾患のひとつである。自己抗体が基底細胞に存在する17型コラーゲン(COL17)に結合後に誘導する補体の活性化や炎症細胞浸潤が水疱形成に重要である。本研究では、自己抗体により基底細胞の自己抗原(COL17)が減少することが重要であり、細胞内に取り込まれ減少していく過程の一部を
...
この課題の研究成果物
学会発表 (2件 うち国際学会 1件)
9.
類天疱瘡抗体が表皮基底細胞表面結合後の水疱形成機序の解明
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
皮膚科学
研究機関
岐阜大学
研究代表者
永井 美貴
岐阜大学, 大学院・医学系研究科, 非常勤講師
研究期間 (年度)
2009
完了
キーワード
類天疱瘡
/
エンドサイトーシス
/
免疫電顕
研究概要
本研究は類天疱瘡抗体の抗原結合後に特異的に活性化されるシグナル伝達に基づき、類天疱瘡抗体免疫複合体がエンドサイトーシスされる過程(仮説)を免疫電子顕微鏡で検討することを最終目的としている。
この課題の研究成果物
学会発表 (1件)
10.
乳房外パジェット病と表皮内癌の浸潤・転移獲得機序のMIA発現と機能から見た解析
研究課題
研究種目
若手研究(B)
研究分野
皮膚科学
研究機関
岐阜大学
研究代表者
岩田 浩明
岐阜大学, 大学院・医学系研究科, 助教
研究期間 (年度)
2007 – 2008
完了
キーワード
転移促進因子
/
細胞接着因子
/
MIA
/
デスモグレイン
/
カドヘリン
研究概要
悪性黒色腫の手術にて得られた原発巣の組織から,mRNAを抽出して転移の有無にてMIAの発現レベルを定量比較した。転移あり9例,転移なし4例についての検討では明らかな有意差は認めなかった。腫瘍マーカーとして血清のMIAの値は病期の進行にて上昇することを確認しており,免疫染色にて原発巣では部分的にMIA
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (4件 うち査読あり 3件) 学会発表 (1件) 図書 (2件)