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検索結果: 6件 / 研究者番号: 30185053
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1.
メコン川流域の叙事詩『ターオ・フン、ターオ・チュアン』の研究
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分02050:文学一般関連
研究機関
東京外国語大学
研究代表者
宇戸 清治
東京外国語大学, その他部局等, 名誉教授
研究期間 (年度)
2019-04-01 – 2024-03-31
交付
キーワード
ターオ・フン、ターオ・チュアン
/
メコン川流域
/
英雄叙事詩
/
ラオス古典文学
/
東南アジア文学
/
叙事詩
/
神話的英雄譚
研究開始時の研究の概要
メコン川を挟んだタイ、ラオス、ミャンマー、雲南、ベトナムにまたがる地域に伝承する神話的英雄譚である叙事詩「ターオ・フン、ターオ・チュアン」物語の総合的な研究と翻訳。民族間の対立を越えた統合を理想とした叙事詩である。
研究実績の概要
前年度に続くコロナパンデミック禍の状況の下、当該年度に実施した研究活動で中心となったのは、コロナ以前の2019年12月、および2020年2-3月の2階に渡るタイ、ラオスでの現地調査、ラオス国立大学ラオス語・ラオス文学研究者との学術交流、関連資料収集やタイのチュラローンコーン大学中央図書館所蔵資料の複
...
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
2.
「クンチャーン・クンペーン物語」の総合的研究
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
文学一般
研究機関
東京外国語大学
研究代表者
宇戸 清治
東京外国語大学, その他部局等, 名誉教授
研究期間 (年度)
2015-04-01 – 2019-03-31
完了
キーワード
タイ
/
古典文学
/
クンチャーン・クンペーン物語
/
翻訳
/
パーレーライ寺壁画
/
タイ古典文学
/
クンチャーン・クンペーン物語
/
前近代タイ社会
研究成果の概要
「クンチャーン・クンペーン物語」は、インドの仏教文学や中国文学からの影響を受けていない、タイ固有の、もっとも知られた古典文学である。本研究では、この作品の言語学的、文学的、社会史的特質と価値を明らかにした。研究の結果、口伝を基にバンコク王朝初期からラーマ五世時代にかけて編修された「クンチャーン・クン
...
この課題の研究成果物
図書 (1件)
3.
タイ近代小説の構造的特質の研究
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
各国文学・文学論
研究機関
東京外国語大学
研究代表者
宇戸 清治
東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授
研究期間 (年度)
2012-04-01 – 2015-03-31
完了
キーワード
タイ
/
近代小説
/
物語構造
/
コード分析
/
近代文学
/
物語の構造
/
タイ近代文学
/
ドークマーイ・ソット
/
良き国民
/
ラッタニヨム
/
文学テクスト
研究成果の概要
本研究を通じ、タイ近代小説の構造的特質には通時的なものと共時的なものがあることが分かった。前者では、タイの小説が思想や宗教という大きな体系の一部を成しており、文学が哲学や思想にまで影響を及ぼしている日本とは正反対である。また表現手段についても、近代小説とそれ以前の古典文学では断絶がある。後者では、物
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (5件 うちオープンアクセス 2件、査読あり 3件) 学会発表 (2件 うち招待講演 1件) 図書 (3件)
4.
近代タイの国民作家シーブーラパーの総合的研究
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
各国文学・文学論
研究機関
東京外国語大学
研究代表者
宇戸 清治
東京外国語大学, 大学院・総合国際学研究院, 教授
研究期間 (年度)
2008 – 2010
完了
キーワード
タイ
/
シーブーラパー
/
人道主義
/
国民作家
/
ヒューマニズム
/
近代文学
研究概要
シーブーラパーの総合的研究によって得られた成果は以下の通りである。まず、シーブーラパーは作家にとどまらず、近代文学の主導者、ジャーナリスト、社会運動家、仏教研究家の4つの分野でタイの近代化に大きな功績があったことを明らかにできた。彼の人道主義の思想が今日のタイで改めて評価されている理由をおおよそ解明
...
この課題の研究成果物
図書 (2件) 備考 (4件)
5.
タイ映画におけるナショナリズムの研究
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
各国文学・文学論
研究機関
東京外国語大学
研究代表者
宇戸 清治
東京外国語大学, 外国語学部, 教授
研究期間 (年度)
2006 – 2007
完了
キーワード
タイ
/
映画
/
ナショナリズム
/
ピブンソンクラーム
/
サリット
/
モダニズム
/
伝統文化
/
フィルムアーカイブ
研究概要
本研究は、タイ映画におけるナショナリズムが、立憲革命、第二次世界大戦、軍部独裁政治、1970年代の民主化運動、1990年以降の経済発展といった歴史的転換点において色濃く反映されていつ点に着目し、各時代におけるタイの社会・文化状況と映画に表象されたナショナリズムの関係を具体的作品に即して分析することを
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (7件) 備考 (1件)
6.
1980年代のタイ映画に表象された大衆文化の変容の研究
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
各国文学・文学論
研究機関
東京外国語大学
研究代表者
宇戸 清治
東京外国語大学, 外国語学部, 教授
研究期間 (年度)
2004 – 2005
完了
キーワード
タイ
/
映画
/
大衆文化
/
フィルム・アーカイブ
/
伝統道徳
/
タイ映画
/
タイ大衆
/
規範意識
/
表象文化
/
国際研究者交流
/
表象文化論
研究概要
本研究は、1980年代以降のタイ映画とそれまでの国民映画の比較を通じて、現代タイにおける大衆文化の変容の状況を解明することを目的とした。以上の構想に基づき、平成16年度はまず研究の基盤となる通史的理解のために、タイが近代化を開始した時点ですぐにスタートしたタイ映画の100年史(1890年代〜1980
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (6件)