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検索結果: 19件 / 研究者番号: 30512008

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  • 1. 有効土層のリン動態を考慮した土壌肥沃度診断と肥培・水管理のあり方の提案

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(B)

    審査区分 小区分41030:地域環境工学および農村計画学関連
    研究機関 京都大学
    研究代表者

    濱 武英 京都大学, 農学研究科, 准教授

    研究期間 (年度) 2024-04-01 – 2027-03-31交付
    キーワード リン / 有機質肥料 / 土地利用型農業 / 黒ボク土 / 低地土
    研究開始時の研究の概要 肥料需要の増加と水環境汚染を背景に,持続可能なリン資源循環の構築が求められている。しかし,実際の農地では依然としてリンが過剰に施用される傾向にある。そこで本研究は,水田(水稲)と畑地(小麦)の養分吸収の有効土層におけるリン動態の解明を通じて,有機質肥料を含む多様なリンの有効な利用方法を明らかにするこ ...
  • 2. 水田農業における気候変動緩和型の有機物と水の管理方法を導く統合モデルの開発

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(A)

    審査区分 中区分41:社会経済農学、農業工学およびその関連分野
    研究機関 京都大学
    研究代表者

    中村 公人 京都大学, 農学研究科, 教授

    研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2027-03-31交付
    キーワード 水田水管理 / 温室効果ガス / 炭素管理 / 重金属 / 有機物 / 有害金属
    研究開始時の研究の概要 温室効果ガスの排出が地球温暖化を引き起こしていることが高い確度で明らかになる中,水田からのメタンを主とした温室効果ガスの排出抑制と炭素貯留を両立させて気候変動緩和に寄与することが農業分野の重要な使命である.そのためには,土壌の物理・化学的特性に応じた有機物管理と水管理方法の提案が不可欠である.また, ...
    研究実績の概要 土壌からの二酸化炭素とメタンの排出フラックスを測定するためのシステムを新たに導入し,土壌カラムを用いて,有機物として微生物資材を投入したことによるガス排出特性への影響とその土壌水分量による違いを室内実験により調べた.その結果,微生物資材の投入によって,不飽和状態においては二酸化炭素の排出量に違いが確 ...
    現在までの達成度 (区分) 2: おおむね順調に進展している
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (1件 うち査読あり 1件)   学会発表 (3件 うち国際学会 1件)
  • 3. 2050年に向けた世界最大紅茶産地インド・アッサム州の持続的な水環境管理の提案

    研究課題

    研究種目

    国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))

    審査区分 中区分41:社会経済農学、農業工学およびその関連分野
    研究機関 京都大学
    研究代表者

    藤原 正幸 京都大学, 農学研究科, 教授

    研究期間 (年度) 2022-10-07 – 2026-03-31交付
    キーワード 茶樹 / 灌漑 / インド・アッサム / 気候変動 / 水質 / 茶 / 水環境
    研究開始時の研究の概要 インド・アッサム州は,世界最大の紅茶生産地となっている.インドの茶園では灌漑が導入されてきたが,水源の大部分が地下水に依存することから持続可能ではない.また,気候変動の見通しによると2050年には乾季が長期化すると予測されているため,十分な灌漑水確保,効率的な灌漑手法など,水資源・水環境管理手法の確 ...
    研究実績の概要 2023年2月,日本側の3名(藤原正幸教授,竹内潤一郎准教授,濱武英准教授)がインド工科大学グワハチ校(IITG)の海外共同研究者(Arup Sarma教授)を訪れ,研究対象地と研究体制について検討した.そこで,研究対象地はデータ取得の確実性を重視して,IITGキャンパス内の茶園とすること,IITG ...
    現在までの達成度 (区分) 2: おおむね順調に進展している
    この課題の研究成果物 国際共同研究 (1件)
  • 4. 水の安定同位体比を用いた水田農業が流域水循環に果たす役割の定量的評価

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(B)

    審査区分 小区分41030:地域環境工学および農村計画学関連
    研究機関 大阪公立大学 (2022-2023)
    大阪府立大学 (2021)
    研究代表者

    中桐 貴生 大阪公立大学, 大学院農学研究科, 准教授

    研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31完了
    キーワード 水の酸素・水素安定同位体 / 水田農業 / 河川流況 / 水質分析 / 水田還元水 / 流域水循環モデル / 酸素・水素安定同位体比 / 流域水循環 / 定量評価 / 水の酸素・水素同位体比 / 流量観測 / 解析雨量 / 千種川 / 斐伊川 / 球磨川 / 水の酸素・水素安定同位体比 / 静的・動的分別追跡モデル構築 / 流域水収支モデル構築 / 水田からの用水還元
    研究開始時の研究の概要 水田農業は,洪水緩和や渇水時の流況形成など河川の流れに大きな影響を及ぼし得ることは認識されつつも,その寄与の実態について適切に説明できる方法はまだ確立されていない.
    研究成果の概要 千種川,斐伊川,球磨川における現地調査に基づき,水の酸素・水素安定同位体比を指標に用いることで,流量安定時の河川水に占める水田還元水の割合を妥当な精度で定量評価できることが示された. ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (1件 うち査読あり 1件、オープンアクセス 1件)   学会発表 (12件 うち国際学会 2件、招待講演 1件)   図書 (1件)
  • 5. 水稲のヒ素吸収抑制を目的とする現地観測体制の構築と水管理の提案

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(B)

    審査区分 小区分41030:地域環境工学および農村計画学関連
    研究機関 京都大学
    研究代表者

    濱 武英 京都大学, 農学研究科, 准教授

    研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31完了
    キーワード ヒ素 / リン / 黒ボク土 / 灰色低地土 / 黒ボク土壌 / 灰色低地土壌 / 競合吸着 / 粒子内拡散 / 水田土壌 / 浸透過程 / 非平衡吸着 / かんがい / 水田 / 水稲 / 湛水深 / 土壌微生物
    研究開始時の研究の概要 2018年に生じた宮崎県硫黄山噴火による農業用水のヒ素汚染問題は,農地における作物汚染リスク管理の重要性を示唆した。本研究は,稲のヒ素吸収を抑制するために最適な現地観測と水管理(湛水深の調整)のあり方を探ることを目的とした。内容としては,まず栽培試験により,湛水深がヒ素の移動と水田内の空間分布に与え ...
    研究成果の概要 本研究は,高頻度の現地観測によって自然河川中のヒ素と基本的な水質パラメータの関係を明らかにした。また,農地土壌(黒ボク土,灰色低地土)におけるヒ素の吸着を評価し,土中のヒ素(リン)動態を数値モデルで再現した。ヒ素が高濃度である場合には,代替センサー(EC・pH計)と数値モデル計算によってヒ素の動態が ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (5件 うち査読あり 4件)   学会発表 (15件 うち国際学会 1件)
  • 6. 令和2年7月九州豪雨災害の総合調査・研究

    研究課題

    研究種目

    特別研究促進費

    研究機関 熊本大学
    研究代表者

    大本 照憲 熊本大学, 大学院先端科学研究部(工), 教授

    研究期間 (年度) 2020-08-13 – 2021-03-31完了
    キーワード 気象・水文 / 土砂・流木災害 / 河川災害 / 構造物被害 / 避難・避難所 / 令和2年7月九州豪雨 / 令和2年7月豪雨 / 令和2年7月九州豪雨災害 / 球磨川 / 超過洪水 / 流下型氾濫 / 住家流失
    研究開始時の研究の概要 本研究では,総合的な調査研究を,気象・水文,土砂・流木災害,河川災害,構造物被害,避難・避難所の5グループからなる「研究組織」で推進する.地方公共団体との協力関係を構築するために基本的に九州地区の研究者らが中心となり,他の地区の研究者らが補佐をするという体制をとる.また,先行調査を率先して行ってきて ...
    研究成果の概要 本研究では2020年7月九州豪雨における人的・物的被害の実態および物理的メカニズムの解明を図り、今後の被害軽減に向けた提言を行った。提言を以下に示す。1) 豪雨の予報精度向上のためには,メソα低気圧が豪雨に与える影響を検討する.2) 地盤・流木災害の発生要因が,地形,地質,地盤条件,降雨条件や災害履 ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (5件 うち査読あり 1件、オープンアクセス 5件)   学会発表 (18件 うち国際学会 18件)
  • 7. 葉と土壌の空間的不均質性を導入した水分動態解析による精密灌水情報の提供

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(B)

    審査区分 小区分41030:地域環境工学および農村計画学関連
    研究機関 京都大学
    研究代表者

    中村 公人 京都大学, 農学研究科, 教授

    研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31完了
    キーワード 畑地灌漑 / 土壌水分動態解析 / リモートセンシング / 精密農業 / ミカン
    研究開始時の研究の概要 わが国の果樹の代表であるミカンは適切な水管理によって高品質化を図ることができる作物である.農家が要望している「土壌特性の空間的不均質性を考慮した樹ごとのリアルタイムの灌水情報」を提供するための新しい解析手法を確立することを研究目的とする.そのために,経時測定が可能で,かつ空間的不均質性を反映する「葉 ...
    研究成果の概要 ウンシュウミカンの灌水指標となる葉の水ポテンシャルは,レッドエッジ波長やRGB情報,葉の変位情報から推定可能であることがわかった.また,葉面温度と気温の差は,任意の日射量条件下では,土壌水分減少量と負の相関があることが明らかになった.すなわち,これらの遠隔情報から,葉と土壌の水分状態を推定でき,灌水 ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (1件 うち国際共著 1件、査読あり 1件)   学会発表 (3件)
  • 8. 酸素と光に高い耐性を有する新たなAnammox細菌の探索と土壌浄化技術への展開

    研究課題

    研究種目

    挑戦的研究(萌芽)

    審査区分 中区分22:土木工学およびその関連分野
    研究機関 熊本大学
    研究代表者

    川越 保徳 熊本大学, くまもと水循環・減災研究教育センター, 教授

    研究期間 (年度) 2018-06-29 – 2021-03-31完了
    キーワード Anammox / 酸素耐性 / 集積培養 / Anammox細菌 / 好気 / 溶存酸素濃度 / アナモックス / アナモックス細菌 / 光耐性 / 土壌修復
    研究成果の概要 土壌やオキシデーションディッチ施設(OD)汚泥などを植種源として回分実験,連続実験を行い,耐酸素能に優れるAnammox細菌の集積培養に挑戦した。 ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (1件)
  • 9. 地下浸透に伴う農地土壌中の溶存態リンの動態解明

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(C)

    審査区分 小区分41030:地域環境工学および農村計画学関連
    研究機関 京都大学 (2020)
    熊本大学 (2018-2019)
    研究代表者

    濱 武英 京都大学, 農学研究科, 准教授

    研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31完了
    キーワード リン / 浸透 / 吸着等温線 / 移流分散方程式 / Hydrusモデル / 地下水 / 水田土壌 / 沿岸低平地 / かんがい / 地下浸透 / 吸着 / 塩水浸入 / 農地土壌
    研究成果の概要 本研究は,土壌の浸透過程におけるリン濃度の変化を定量的に評価した。農業地区の現地観測では,地下水中に0.5 mg/Lを超える高濃度のリンが確認され,農業地区の地下水が高いリン負荷を受けていることが示された。実験室では,バッチ試験の結果から求めた吸着等温線によって浸透過程の流出濃度の経時変化が再現でき ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (8件 うち査読あり 7件、オープンアクセス 2件)   学会発表 (2件 うち国際学会 2件)
  • 10. 一槽型MBRによる亜硝酸化ーAnammoxー従属栄養脱窒法の確立と実廃水への適用

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(B)

    審査区分 小区分22060:土木環境システム関連
    研究機関 熊本大学
    研究代表者

    川越 保徳 熊本大学, くまもと水循環・減災研究教育センター, 教授

    研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31完了
    キーワード Anammox / MBR / 部分亜硝酸化 / 部分亜硝酸化-Anammox / メンブレンバイオリアクター / 一掃型反応槽 / 窒素処理技術 / SNAD / 一槽型 / 脱窒 / 有機物 / 窒素除去 / 水処理 / アナモックス
    研究成果の概要 MBRにて単一槽型部分亜硝酸化-Anammox-従属栄養脱窒(SNAD)を実現するSNAD/MBR法の構築とSNAD/MBRの窒素除去能・細菌叢に対する有機物添加濃度の影響を明らかにした。グルコースを50-500 mg/Lの濃度で添加して窒素除去能の変化を調べた結果,100 mg/Lの添加時に硝酸の ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (9件 うち国際共著 2件、査読あり 8件)   学会発表 (2件 うち国際学会 1件、招待講演 1件)
  • 11. 上水水源池集水域における環境直接支払いと水質インデックス保険

    研究課題

    研究種目

    挑戦的萌芽研究

    研究分野 地域環境工学・計画学
    研究機関 京都大学
    研究代表者

    藤原 正幸 京都大学, 農学研究科, 教授

    研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31完了
    キーワード リン / 富栄養化 / 水田 / 森林 / 貯水池 / 流出負荷 / 渇水 / インデックス保険 / ため池 / 浄化機構 / 河川水質 / 水質浄化 / 汚濁負荷量 / 農村環境 / 水質 / 環境直接支払い / 保険
    研究成果の概要 環境基準未達成の上水道水源池の流域における現地調査により,土地利用タイプ(森林,水田,宅地)と浄化設備タイプ(合併浄化槽,農業集落排水処理施設)によって各河川のリン酸濃度に有意差があることが分かった.また,森林及び水田からのリン負荷量は台風時のような大きな洪水の数日間で,年間負荷量のかなりの割合を生 ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (13件 うち国際共著 3件、査読あり 12件、オープンアクセス 2件)   学会発表 (18件 うち国際学会 7件、招待講演 1件)   図書 (1件)
  • 12. インドにおける灌漑システムの調査・診断・評価

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(A)

    研究分野 地域環境工学・計画学
    研究機関 京都大学
    研究代表者

    村上 章 京都大学, 農学研究科, 教授

    研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31完了
    キーワード インド / 現地調査 / 農業水利施設 / 機能診断 / 水循環 / 窒素循環 / 溜池 / 灌漑システム / 地域水循環 / 気象観測 / 健全性評価
    研究成果の概要 インドにおける農業水利施設の機能診断及び灌漑に関する水・窒素循環についての現地調査を実施した.インドのため池堤体や河川堤防の内部強度構造を調査し,インドのこれら土構造物の状態を考察し,日本における同等構造物との比較をおこなった.その結果は,乾期と雨期のある気候の地域では,硬い表層が形成され,高強度に ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (101件 うち国際共著 9件、査読あり 71件、オープンアクセス 14件、謝辞記載あり 7件)   学会発表 (137件 うち国際学会 41件、招待講演 7件)   図書 (1件)
  • 13. 栄養塩類動態において水田土壌が系として機能する空間スケールの抽出と緩衝能力の評価

    研究課題

    研究種目

    若手研究(A)

    研究分野 地域環境工学・計画学
    研究機関 熊本大学
    研究代表者

    濱 武英 熊本大学, くまもと水循環・減災研究教育センター, 准教授

    研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31完了
    キーワード 水田土壌 / 窒素 / リン / 黒ボク土壌 / 黒ボク / 水田 / 物質エネルギー循環・管理 / 黒ボク土
    研究成果の概要 本研究は,土壌の通水性(滞留時間)と土壌を通過する栄養塩類濃度の変化を定量的に評価した。浸透速度の増加にともない,土壌カラムの長さによらず,土壌カラムを通過する栄養塩類の変化量は低下した。特に,リンでは,浸透速度の増加に伴い土壌内の分布が均一になる傾向が顕著に見られた。土壌カラムを通過するリン濃度は ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (4件 うち査読あり 4件、オープンアクセス 2件、謝辞記載あり 2件)   学会発表 (3件 うち国際学会 1件)
  • 14. 単槽式メンブレンバイオリアクタによる部分亜硝酸化-Anammox窒素除去法の確立

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(B)

    研究分野 土木環境システム
    研究機関 熊本大学
    研究代表者

    川越 保徳 熊本大学, くまもと水循環・減災研究教育センター, 教授

    研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31完了
    キーワード Anammox / 部分亜硝酸化 / MBR / 一槽型 / 窒素除去 / 一槽型部分亜硝酸化-Anammoxプロセス / メンブレンバイオリアクター / メンブレンバイオリアクタ(MBR) / 環境保全 / 一槽型窒素除去 / 微生物学的水処理技術
    研究成果の概要 メンブレンバイオリアクター(MBR)を用いる一槽型部分亜硝酸化-Anammoxプロセスの確立に成功した。方法としては,はじめにアンモニア酸化細菌を植種して部分亜硝酸化プロセスを構築した後にAnammox細菌を植種した。結果として最大窒素除去速度1.45 kg-N/m3/dを達成した。細菌叢については ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (12件 うち国際共著 5件、査読あり 12件、謝辞記載あり 8件)   学会発表 (27件 うち国際学会 5件、招待講演 1件)
  • 15. 水田地区内に存在する有機態窒素の化学形態分画とその分解過程および動態の解明

    研究課題

    研究種目

    若手研究(B)

    研究分野 農業土木学・農村計画学
    研究機関 熊本大学 (2013-2014)
    京都大学 (2012)
    研究代表者

    濱 武英 熊本大学, 自然科学研究科, 准教授

    研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31完了
    キーワード 有機態窒素 / 水田 / 排水路 / 底泥
    研究成果の概要 これまで農業排水路底泥に存在する窒素の分解や移動に関する知見は十分でない.本研究の目的は,水田地区における窒素の動態を明らかにすることである.特に,水田土壌や排水路底泥の主要成分である有機態窒素に注目し,分解や溶出特性を明らかにする.現地調査と室内実験により底泥中の窒素動態を明らかにした.調査地は琵 ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (5件 うち査読あり 5件、オープンアクセス 2件、謝辞記載あり 2件)   学会発表 (10件)
  • 16. 流域内水質保全管理に資する各土地利用の流出水が流域末端の水質形成に及ぼす影響評価

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(C)

    研究分野 農業土木学・農村計画学
    研究機関 京都大学
    研究代表者

    中村 公人 京都大学, (連合)農学研究科(研究院), 准教授

    研究期間 (年度) 2011 – 2013完了
    キーワード 流域水管理 / 多項目水質分析 / 水質管理 / 水田 / 森林 / 集落排水処理施設 / 水生生物 / 放射性セシウム / 住宅地 / 下水
    研究概要 流域内の各土地利用(水田,転作田,山地,市街地,集落排水処理施設)からの流出水について,降雨時を含めた詳細な水文観測と多項目水質分析を行い,水質濃度と負荷量の特徴を整理し,流出量と負荷量の関係式に基づいて流域からの流出負荷量とその濃度を推定できるようにした.その結果,各土地利用の流出水量の管理によっ ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (1件 うち査読あり 1件)   学会発表 (23件 うち招待講演 3件)   備考 (3件)
  • 17. 持続的な環境配慮型水管理に資する循環灌漑の可能性

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(A)

    研究分野 農業土木学・農村計画学
    研究機関 大阪府立大学
    研究代表者

    堀野 治彦 大阪府立大学, 生命環境科学研究科(系), 教授

    研究期間 (年度) 2011-11-18 – 2014-03-31完了
    キーワード 循環灌漑 / 排水再利用 / 負荷削減 / 循環取水率 / 農家意識
    研究概要 農地排水の循環利用(循環灌漑)は,水資源の有効利用や負荷削減による環境配慮の観点から重要と考えられる.そこで,琵琶湖沿岸域において,循環・非循環灌漑水田群を対象に,循環灌漑が年間の流出負荷に及ぼす影響を検討した.その結果,循環灌漑区では,灌漑期における平常時の排出負荷軽減が循環取水率の増加とともに期 ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (2件)   学会発表 (9件 うち招待講演 1件)
  • 18. 環境への排出負荷を抑制する農業排水路の管理方法の提案

    研究課題

    研究種目

    若手研究(スタートアップ)

    研究分野 農業土木学・農村計画学
    研究機関 京都大学
    研究代表者

    濱 武英 京都大学, 大学院・農学研究科, 助教

    研究期間 (年度) 2008 – 2009完了
    キーワード 農業排水路 / 底泥 / 水田 / 窒素 / リン / 循環灌漑 / 琵琶湖 / 排水路管理
    研究概要 琵琶湖岸の水田地区の農業排水路を調査し,底泥に含まれる窒素,リン,炭素量を明らかにした.底泥の窒素は,灌漑期に多く,非灌漑期に少ない傾向が見られた.底泥の炭素は窒素と同様の変動傾向を示した.特に,底泥へのリンの吸着量は水温に強く影響されることがわかった.したがって,水田地区からの排出負荷を削減するた ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (4件 うち査読あり 4件)   学会発表 (14件)
  • 19. 農地土壌の機能に着目した水田農業における環境負荷削減技術の管理手法の提案

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(B)

    研究分野 農業土木学・農村計画学
    研究機関 京都大学
    研究代表者

    中村 公人 京都大学, 農学研究科, 講師

    研究期間 (年度) 2006 – 2008完了
    キーワード 水田農業 / 環境負荷削減 / 水管理 / 循環灌漑 / 排水路堰上げ / 田越し灌漑 / 管理手法 / 水・物質循環 / メタン発酵消化液 / 排水路側耕作道 / 水循環 / 物質循環 / 窒素 / リン / 琵琶湖 / 水質保全 / 魚類生態系
    研究概要 日本の水田農業を今後も維持していくためには, 水田農業に伴う環境への負のインパクトを軽減するための努力なしにはありえないという観点に立ち, 水田農業における様々な環境負荷削減技術の効果を定量化するとともに, 効果を最大限に発揮するための管理方法を提案することを目的とした. 主に滋賀県琵琶湖周辺の水田 ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (14件 うち査読あり 6件)   学会発表 (20件)   備考 (4件)   産業財産権 (2件)

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