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検索結果: 13件 / 研究者番号: 40301874
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1.
遺伝的クローンであるアリの適応的な表現型個体差を産み出す分子機構の解明
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
審査区分
小区分39050:昆虫科学関連
研究機関
北海道大学
研究代表者
遠藤 俊徳
北海道大学, 情報科学研究院, 教授
研究期間 (年度)
2019-04-01 – 2022-03-31
完了
キーワード
行動閾値
/
イカリゲシワアリ
/
遺伝的クローン
/
エピジェネティクス
/
反応閾値
/
嗅覚受容体
/
クローン個体差
/
反応閾値多様性
/
遺伝的多様性
/
行動変異
研究開始時の研究の概要
本研究計画では、コロニー内の全メンバーが遺伝的クローンであるイカリゲシワアリTetramorium lanuginosumを材料に用い、各ワーカーの表現型の一つである糖に対する反応閾値(個々の個体が飲み始めるメレジトース溶液濃度)の個体間変異を測定し、個体間変異と集団内分布が存在することを示す。さら
...
研究成果の概要
昆虫は機械的な動きを示すことが多く、遺伝子が行動を司るなら同一遺伝子をもつ個体の行動閾値は同じにになることが期待される。同巣のワーカーが共通の遺伝子セットをもつクローンであるイカリゲシワアリについて、行動閾値の初期値と条件付けによる変化を観察し、個体間のゲノムの差異を調べたところ、違いは見いだせなか
...
2.
血縁の効果と群形成の効果を完全に分離した上での社会性の進化因の解明
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
審査区分
小区分45040:生態学および環境学関連
研究機関
北海道大学
研究代表者
長谷川 英祐
北海道大学, 農学研究院, 准教授
研究期間 (年度)
2018-04-01 – 2022-03-31
完了
キーワード
協力の進化
/
血縁選択
/
群形成の利益
/
社会性
/
集団形成の利益
/
社会性の進化
/
血縁選択’群形成の効果
/
社会進化
/
行動生態学
/
群淘汰
研究成果の概要
過去10年以上、協力の進化因として、血縁の効果と群形成の効果について、どちらが主要因だったのかについて、150本以上の理論論文で論争されてきた。しかし、理論は前提次第でどのような結論でも導けるので、実証データによる検証がない限り、結論は出せない。この研究では、令和4年度までに分析に必要なデータを取る
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (9件 うち査読あり 9件、オープンアクセス 9件) 学会発表 (2件) 備考 (1件)
3.
不確定な環境での動的行動の最適化とゲーム理論への拡張
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
研究分野
生態・環境
研究機関
静岡大学
研究代表者
吉村 仁
静岡大学, 創造科学技術大学院, 教授
研究期間 (年度)
2015-04-01 – 2019-03-31
完了
キーワード
動的行動
/
動的ゲーム理論
/
変動環境
/
動的最適化
/
存続システム
/
行動学
/
確率論
/
進化
/
環境変動
/
生態学
/
動的計画法
/
動的最適化モデル
/
意思決定
/
幾何平均適応度
研究成果の概要
動的意思決定理論から導かれたゲームの性質を解析して、従来のゲームの結果とは異なることを明らかにした。また、プレイヤーの資産によって最適な選択肢が動的に変化することを見出した。とくに、資産高の低い(貧乏な)人ほど、協力行動を選び易いことを見出した。さらに、メスの鳥に普遍的に見られる浮気が、不妊オスを回
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (44件 うち国際共著 20件、査読あり 44件、オープンアクセス 40件、謝辞記載あり 22件) 学会発表 (21件 うち国際学会 3件、招待講演 4件) 図書 (10件) 備考 (2件)
4.
集団的最適選択を可能にする根本原理の解明
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
生態・環境
研究機関
北海道大学
研究代表者
長谷川 英祐
北海道大学, 農学研究院, 准教授
研究期間 (年度)
2014-04-01 – 2017-03-31
完了
キーワード
集団的意思決定
/
反応閾値分散
/
合理的集合的意思決定
/
個性
/
反応閾値
/
Response threshold
/
Threshold variance
/
Collective decision
/
Collective rationality
/
集合的意思決定
研究成果の概要
社会性昆虫の集団的意思決定の合理性は、各個体の選択肢の価値に比例した反応により達成されるとされてきた。しかし、各個体が反応閾値を境にしたOn/Off型の二値的反応しかできない場合でも、集団的意思決定者の各個体の飯能閾値に分散があれば、より価値の高い物を多数決で選ぶことができる。
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (7件 うち国際共著 7件、査読あり 7件、オープンアクセス 6件、謝辞記載あり 7件) 学会発表 (1件) 備考 (1件)
5.
短期的利益と長期的利益間の絶滅回避を巡る適応動態
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
研究分野
生態・環境
研究機関
静岡大学
研究代表者
吉村 仁
静岡大学, 創造科学技術大学院, 教授
研究期間 (年度)
2010-04-01 – 2014-03-31
完了
キーワード
シロアリ
/
働かないアリ
/
持続可能性
/
性比
/
環境変動
/
コロニー存続
/
シミュレーション
/
血縁選択
/
コロニー存続性
研究概要
従来の適応度の概念は、次世代の子孫数を指標とした短期適応度(次世代)であるため、環境変動などの影響に対する適応実態はあきらかにできなかった。そこで長期の存続適応の視点から、様々な生物適応を理論・実証の両面から明らかにした。特に2倍体生物のシロアリでは巣社会の存続の観点から、性比が王が代替する種では子
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (71件 うち査読あり 65件) 学会発表 (27件 うち招待講演 1件) 図書 (7件) 備考 (4件)
6.
オスがオスを無性的にクローン生産するウメマツアリの繁殖機構と進化史の解明
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
研究分野
生物多様性・分類
研究機関
北海道大学
研究代表者
長谷川 英祐
北海道大学, 大学院・農学研究院, 准教授
研究期間 (年度)
2008 – 2010
完了
キーワード
進化
/
クローン生殖
/
オス無性生殖
/
ウメマツアリ
/
無性生殖
/
系統樹
/
進化史
/
単為生殖
研究概要
ウメマツアリの単翅型、長翅型のそれぞれが雌雄ともに単為生殖を行うことが確認された。それぞれは系統的に別のクレードであり、長翅型が祖先的である。卵の生産数は女王の生産数と相関があったが、オス生産数とはなかった。
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (24件 うち査読あり 24件) 学会発表 (16件)
7.
昆虫の社会進化における性および単為生殖と利己性の相互作用
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
研究分野
生態・環境
研究機関
琉球大学
研究代表者
辻 瑞樹
琉球大学, 農学部, 教授
研究期間 (年度)
2006 – 2008
完了
キーワード
昆虫
/
進化
/
生態学
/
性
/
行動学
/
社会性昆虫
/
単為生殖
/
アリ
/
シロアリ
/
利己性
/
利他性
研究概要
社会性昆虫で散見される無性的生殖の進化機構とそれがこれら昆虫の社会行動に与える影響を理論・実証両面で研究した。主な成果は、アミメアリにおける同種の労働に寄生する利己的単為生殖系統の発見と、ヤマトシロアリにおいて女王が自身の死後コロニーの繁殖を引き継ぐ補充女王に自身の遺伝的なコピーを単為生殖で残してい
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (70件 うち査読あり 26件) 学会発表 (73件) 図書 (8件) 備考 (1件)
8.
雄が卵を保護するヒラタヤスデの繁殖生態:親の投資・配偶システムと性選択
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
生態・環境
研究機関
鳴門教育大学
研究代表者
工藤 慎一
鳴門教育大学, 大学院・学校教育研究科, 准教授
研究期間 (年度)
2005 – 2008
完了
キーワード
親の投資
/
配偶システム
/
性選択
/
ヒラタヤスデ
研究概要
本研究は, 雄が抱卵する多足類ヒラタヤスデを対象とし, 配偶システムと繁殖行動の進化を理解することを目的とした。雄は, 菌類の感染から卵を保護していた。野外では, 体節幅の広い雄ほど繁殖に成功し抱卵数も多かった。これは, 体節幅の広い雄ほど雌に配偶者として選ばれ, 抱卵しながら複数の雌と配偶した結果
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (1件) 学会発表 (6件)
9.
外来侵入アリ類と融合コロニー形成に関する総合的研究
研究課題
研究種目
基盤研究(A)
研究分野
生態・環境
研究機関
北海道大学
研究代表者
東 正剛
北海道大学, 大学院・地球環境科学研究院, 教授
研究期間 (年度)
2005 – 2007
完了
キーワード
融合コロニー
/
エゾアカヤマアリ
/
血縁認識
/
体表炭化水素
/
外来侵入アリ
/
アルゼンチンアリ
/
ヒアリ
/
真社会性
/
マイクロサテライトDNA
/
個体判別
/
触覚感覚子
研究概要
本研究プロジェクトにより、スーパーコロニー(SC)を形成するエゾアカヤマアリの感覚子レベルにおける巣仲間認識と行動レベルでの攻撃性の関係が明らかとなった。このアリは、クロオオアリの角で発見されたものと同じ体表炭化水素識別感覚子を持ち、巣仲間であってもパルスを発しており、中枢神経系で識別していると考え
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (148件 うち査読あり 73件) 学会発表 (97件) 図書 (13件)
10.
アリ-アブラムシ間相利共生関係の進化的ダイナミックス
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
生態・環境
研究機関
北海道大学
研究代表者
秋元 信一
北海道大学, 大学院・農学研究科, 助教授
研究期間 (年度)
2003 – 2004
完了
キーワード
共生
/
相利
/
進化
/
競争
/
多様性
/
アリ
/
アブラムシ
/
クローン
研究概要
アブラムシは植物体上にコロニーを形成し、コロニー内では一般に複数のクローンが共存する。異なるクローンが共存することでクローン間にどのような相互作用が生じるのかという問題はアブラムシの進化を考えるうえできわめて重要であるが、これまでほとんど考慮されてこなかった。とりわけ、アリに随伴を受けるアブラムシで
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (2件)
11.
捕食者―被食者複合系ダイナミクス下における防衛戦略分断と種多様化に関する研究
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
研究分野
生態
研究機関
北海道大学
研究代表者
齋藤 裕
北海道大学, 大学院・農学研究科, 教授
研究期間 (年度)
2001 – 2002
完了
キーワード
捕食者
/
被食者
/
分断選択
/
節足動物
/
社会性進化
/
分子系統
/
種分化
/
行動変異
/
社会性進出
/
種文化
/
行動
/
系統
/
ハダニ
/
カメムシ
/
モデル
/
社会性
研究概要
本研究では、複数の捕食者-複数の被食者系の成立要因を幾つかのモデル動物を用いて行動生態学的に詳しく分析した。まず、同一種あるいはごく近縁種間において、捕食-被食者関係に大きな変異が存在するグループをとりあげ、相互作用に関連する形質の派生状況を系統学的におさえ、次に捕食者-被食者にかかる選択圧を行動・
...
この課題の研究成果物
文献書誌 (14件)
12.
アブラムシ類における無性生殖集団の起源と系統関係の解明
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
系統・分類
研究機関
北海道大学
研究代表者
秋元 信一
北海道大学, 大学院・農学研究科, 助教授
研究期間 (年度)
2000 – 2002
完了
キーワード
単為生殖
/
進化
/
系統
/
アブラムシ
/
ミトコンドリア
/
寄生
/
DNA
/
無性生殖
/
種分化
/
有性生殖
研究概要
アブラムシ類(昆虫綱:同翅目)は春から秋にかけて無性生殖によって世代を繰り返し、秋に一度だけ有性生殖を行うのが典型的な生活史である。しかし、こうした典型的な生活史から、単為生殖的な生活史が複数回独立して分化したと推測されている。単為生殖種を含むColopha属に関して、ミトコンドリアのCOI-COI
...
この課題の研究成果物
文献書誌 (6件)
13.
遺伝子流動の制限された個体群間における形質の進化要因の解明
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
生態
研究機関
北海道大学
研究代表者
長谷川 英祐
北海道大学, 大学院・農学研究科, 助手
研究期間 (年度)
2000 – 2001
完了
キーワード
マイクロサテライト
/
遺伝子分化
/
遺伝子流動
/
進化
/
遺伝的分化
/
自然選択
/
遺伝的浮動
研究概要
遺伝子交流集団(個体群)の分岐関係とそれらの間の形質の分化の関係を明らかにするために行われた本研究プロジェクトから主に3つの研究成果があがった。
...
この課題の研究成果物
文献書誌 (8件)