KAKEN — 研究課題をさがす | 研究者番号: 40323274

検索結果: 21件 / 研究者番号: 40323274

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1. 量子スピン液体におけるマヨラナ粒子の創出と制御

研究課題

研究種目	基盤研究(A)
審査区分	中区分13:物性物理学およびその関連分野
研究機関	東京大学
研究代表者	求幸年東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授
研究期間 (年度)	2020-04-01 – 2025-03-31交付
キーワード	磁性 / 強相関電子系 / 物性理論 / 計算物理 / トポロジー
研究開始時の研究の概要	本研究では、電子が互いに強く相互作用する系に現れる特異な量子状態のひとつである量子スピン液体において、スピンの分数化(fractionalization)によって生じるマヨラナ粒子を、自在に創出、制御、観測する手法を理論的に解明する。これにより、量子スピン液体に現れるマヨラナ粒子を用いたトポロジカル ...
研究実績の概要	前年度に引き続き、研究計画に沿って研究を推進し、以下の研究成果を得た。(1) キタエフ模型を実現する新しいプラットフォームとして提案されている冷却分子系を念頭に、長距離にわたるキタエフ型相互作用を持つ模型に対して汎函数繰り込み群法を用いた研究を行い、キタエフ量子スピン液体が長距離相互作用に対して不安 ...
現在までの達成度 (区分)	1: 当初の計画以上に進展している

この課題の研究成果物	国際共同研究 (3件) 雑誌論文 (23件うち国際共著 2件、査読あり 23件、オープンアクセス 3件) 学会発表 (59件うち国際学会 19件、招待講演 21件) 備考 (5件) 産業財産権 (1件)

2. 量子液晶の理論構築

計画研究

研究種目	新学術領域研究(研究領域提案型)
審査区分	理工系
研究機関	名古屋大学
研究代表者	紺谷浩名古屋大学, 理学研究科, 教授
研究期間 (年度)	2019-06-28 – 2024-03-31交付
キーワード	電荷液晶 / スピン液晶 / 電子対液晶 / 電子液晶 / 理論 / 電荷液晶秩序 / スピン液晶秩序 / 電子対液晶秩序 / 量子液晶 / 量子液晶秩序 / 大規模数値計算 / 場の理論 / 第一原理計算 / 非平衡現象
研究開始時の研究の概要	近年、ナノからメゾスケールの自己組織化を伴う量子液晶状態が、様々な電子系で相次いで発見された。例えば鉄系および銅酸化物超伝導体では電荷液晶が、量子スピン系ではスピン液晶が実現する。そこで本研究では、各分野で独立に発展してきた理論手法を糾合して、多彩な量子液晶の根底にある普遍的な原理を解明する。量子液 ...
研究実績の概要	強相関電子系において普遍的に観測される、ナノからメゾスケールの自己組織化を伴う量子液晶状態に対して、下記の理論研究を推進した。
現在までの達成度 (区分)	1: 当初の計画以上に進展している
研究領域	量子液晶の物性科学

この課題の研究成果物	雑誌論文 (114件うち国際共著 21件、査読あり 114件、オープンアクセス 21件) 学会発表 (50件うち国際学会 44件、招待講演 50件) 図書 (1件) 備考 (2件)

3. 量子液晶の物性科学

総括班

研究種目	新学術領域研究(研究領域提案型)
審査区分	理工系
研究機関	東京大学
研究代表者	芝内孝禎東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授
研究期間 (年度)	2019-06-28 – 2024-03-31交付
キーワード	電子ネマティック / スピン液晶 / 高温超伝導 / 自己組織化 / 対称性の破れ / ネマティック / 回転対称性 / 電子液晶 / 量子多体効果 / ソフトマター / 量子液体
研究開始時の研究の概要	本新学術領域研究では、現代の物性物理学の中核をなす磁性・金属絶縁体転移・超伝導のそれぞれの分野において独立に研究され始めている、液晶に類似した「スピン液晶」、「電荷液晶」、「電子対液晶」と言うべき新しい電子状態に着目し、これらを体系化した「量子液晶」の学理を構築する。相互関係の薄かった研究者間の有機 ...
研究実績の概要	本総括班では、研究活動支援、共通設備管理運営、若手育成支援、広報活動、国際活動支援の5つの部会を設け、領域の運営を行っている。2022年度では、第2期公募研究として26名の研究代表者をお迎えし、6月に2日間にわたるキックオフミーティングを東京大学柏キャンパスにて開催した。感染対策により長らくオンライ ...
現在までの達成度 (区分)	1: 当初の計画以上に進展している
研究領域	量子液晶の物性科学

この課題の研究成果物	国際共同研究 (5件) 雑誌論文 (7件うち査読あり 7件、オープンアクセス 1件) 学会発表 (3件) 備考 (3件) 学会・シンポジウム開催 (3件)

4. スピンの分数化による量子スピン液体の開拓

研究課題

研究種目	基盤研究(A)
研究分野	物性Ⅱ
研究機関	東京大学
研究代表者	求幸年東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授
研究期間 (年度)	2016-04-01 – 2020-03-31完了
キーワード	磁性 / 強相関電子系 / 物性理論 / 計算物理 / トポロジー
研究成果の概要	固体中で強く相互作用しあう電子がもたらす特異な量子状態である量子スピン液体は、物性物理学における長年の大きな謎のひとつである。本研究では、大規模な数値計算手法の開発と適用により、量子スピン液体において電子の持つスピンが分数化を起こすという顕著な性質がもたらす物性を解明した。具体的には、様々な観測可能 ...

この課題の研究成果物	国際共同研究 (15件) 雑誌論文 (28件うち国際共著 5件、査読あり 28件、オープンアクセス 4件、謝辞記載あり 3件) 学会発表 (79件うち国際学会 35件、招待講演 34件) 備考 (8件) 学会・シンポジウム開催 (1件)

5. マヨラナフェルミオン描像に基づいた量子スピン系に対する数値的研究

研究課題

研究種目	挑戦的萌芽研究
研究分野	数理物理・物性基礎
研究機関	東京大学
研究代表者	求幸年東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授
研究期間 (年度)	2015-04-01 – 2018-03-31完了
キーワード	強相関電子系 / 計算物理 / 量子スピン系 / トポロジー / スピン液体 / 磁性 / 数値計算 / 強相関系
研究成果の概要	本研究では、磁性体に現れる奇妙な量子状態である量子スピン液体の性質を解明する目的で、新しい数値計算手法の開発を行った。キタエフ模型と呼ばれる理論モデルの厳密解で用いられるマヨラナフェルミオン描像に基づいて、新しい量子モンテカルロ法、動的平均場法、および連続時間量子モンテカルロ法を開発した。それらを用 ...

この課題の研究成果物	国際共同研究 (7件) 雑誌論文 (20件うち国際共著 4件、査読あり 20件、謝辞記載あり 6件) 学会発表 (42件うち国際学会 17件、招待講演 19件) 備考 (6件)

6. 空間・時間反転対称性の破れが創出する量子伝導と光学応答の理論

研究課題

研究種目	基盤研究(C)
研究分野	物性Ⅱ
研究機関	明治大学
研究代表者	楠瀬博明明治大学, 理工学部, 専任教授
研究期間 (年度)	2015-04-01 – 2018-03-31完了
キーワード	多極子 / 奇パリティ / スピン軌道相互作用 / 時空反転対称性 / トポロジー / 電気・電流磁気効果 / バレー選択型光学応答 / 混成軌道 / 時空反転 / 偏光選択型光学応答 / 非対称マグノン分散 / 反転対称性の破れ / カイラルソリトン / 反対称スピン軌道相互作用 / 拡張多極子 / 奇パリティ多極子 / 非対角応答 / トロイダル秩序 / 電流磁気応答
研究成果の概要	スピン軌道相互作用が強いｆ・ｄ電子系化合物を対象として、時空反転対称性の自発的な破れによって生じる量子伝導と光学応答を開拓し、その微視的な起源を明らかにした。特に、UNi4Bにおける強的トロイダル秩序による電流磁気効果の予言、α-Cu2V2O7に対する非相反なマグノン励起の予測、Co4Nb2O9で見 ...

この課題の研究成果物	雑誌論文 (20件うち査読あり 20件、オープンアクセス 1件、謝辞記載あり 12件) 学会発表 (31件うち国際学会 9件、招待講演 8件) 備考 (3件)

7. フラストレート伝導系における新奇な量子輸送現象とダイナミクス

研究課題

研究種目	基盤研究(B)
研究分野	物性Ⅱ
研究機関	東京大学
研究代表者	求幸年東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授
研究期間 (年度)	2012-04-01 – 2016-03-31完了
キーワード	強相関系 / 磁性 / フラストレーション / 量子輸送 / トポロジー / ダイナミクス
研究成果の概要	物性物理学における中心的な研究対象のひとつである、固体中を運動する伝導電子と局在スピンが相互作用する系において、格子構造のフラストレーションが引き起こす新奇な磁性と輸送特性、および動的性質を理論的に調べた。特に、非共線・非共面なスピンテクスチャをもつ磁気状態におけるトポロジカルな電子状態の発現と、そ ...

この課題の研究成果物	国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (35件うち査読あり 35件、謝辞記載あり 20件、オープンアクセス 5件) 学会発表 (98件うち国際学会 3件、招待講演 33件) 備考 (5件)

8. 近藤格子系における電荷密度波形成の高精度変分モンテカルロ法による研究

公募研究

研究種目	新学術領域研究(研究領域提案型)
審査区分	理工系
研究機関	東京大学
研究代表者	求幸年東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授
研究期間 (年度)	2011-04-01 – 2013-03-31完了
キーワード	物性理論 / 強相関電子系 / 計算物理 / 磁性 / 低温物理
研究実績の概要	近藤格子系における電荷とスピンの自由度の相関に起因した興味深い現象のひとつとして、電荷秩序の発現可能性とそれがもたらす物性を解明する目的で理論的研究を行った。前年度に行なった、2次元正方格子上の近藤格子模型の1/4フィリングに対する変分モンテカルロ法とスラスター動的平均場法による計算結果を学術論文 ...
研究領域	重い電子系の形成と秩序化

この課題の研究成果物	雑誌論文 (3件うち査読あり 3件) 学会発表 (8件うち招待講演 3件) 備考 (3件)

9. 電荷フラストレーションを伴うフェルミオン系における量子ゆらぎと伝導現象

研究課題

研究種目	基盤研究(C)
研究分野	物性Ⅱ
研究機関	青山学院大学
研究代表者	古川信夫青山学院大学, 理工学部, 教授
研究期間 (年度)	2010 – 2012完了
キーワード	フラストレーション / 強相関電子系 / 電荷自由度 / 量子ゆらぎ / 伝導現象
研究概要	幾何学的にフラストレートした格子上のさまざまな伝導電子模型・電荷秩序模型を取り上げ、フラストレーションと電荷自由度・伝導現象・電子状態との関連などについて調べた。その結果、量子臨界点、BKT転移などを経て特異な電荷秩序相・部分無秩序状態が形成されることを見いだした。これらを通じて、スピンの自由度だ ...

この課題の研究成果物	雑誌論文 (42件うち査読あり 22件) 学会発表 (59件) 備考 (5件)

10. 近藤系における部分近藤スクリーニングによる自己組織化と新奇な磁気伝導現象

研究課題

研究種目	基盤研究(B)
研究分野	物性Ⅱ
研究機関	東京大学
研究代表者	求幸年東京大学, 大学院・工学系研究科, 准教授
研究期間 (年度)	2009 – 2011完了
キーワード	物性理論 / 強相関電子系 / 計算物理 / 磁性 / 低温物理 / 低温物性
研究概要	伝導電子と局在スピンが相互作用する近藤格子系において、幾何学的フラストレーションがもたらす効果を理論的に調べた。特に、磁性と非磁性が共存した部分無秩序状態のユニークな例である部分近藤スクリーニング形成に着目し、この現象に特有の磁性現象や伝導現象を明らかにした。関連して、フラストレート伝導系特有の興味 ...

この課題の研究成果物	雑誌論文 (31件うち査読あり 31件) 学会発表 (67件) 備考 (3件)

11. スピン自由度を利用した電子相制御

計画研究

研究種目	新学術領域研究(研究領域提案型)
審査区分	理工系
研究機関	独立行政法人物質・材料研究機構
研究代表者	宇治進也独立行政法人物質・材料研究機構, 超伝導物性ユニット, ユニット長
研究期間 (年度)	2008 – 2012完了
キーワード	有機伝導体 / 超伝導 / π-d相互作用 / 電子相制御 / 磁性 / 伝導 / スピン / 分子性固体 / 低次元
研究概要	3d 元素等を結晶中に導入することで、大きな磁性を持つ有機導体が多く合成されている。この大きな磁性を担う局在電子(3d 電子)と、伝導を担う有機分子軌道上の電子(π電子)との間に、大きな相互作用(π-d相互作用)を持たせることで、磁場誘起超伝導や巨大磁気抵抗など興味深い物性が発見されてきた。本計画研 ...
研究領域	分子自由度が拓く新物質科学

この課題の研究成果物	雑誌論文 (53件うち査読あり 53件) 学会発表 (131件うち招待講演 5件) 図書 (3件) 備考 (3件)

12. スピン・電荷・格子複合系における幾何学的フラストレーションと機能

計画研究

研究種目	特定領域研究
審査区分	理工系
研究機関	東京農工大学 (2010-2011) 独立行政法人理化学研究所 (2007-2009)
研究代表者	香取浩子東京農工大学, 大学院・工学研究院, 教授
研究期間 (年度)	2007 – 2011完了
キーワード	フラストレーション / 磁気秩序 / スピン液体状態 / 磁場誘起相転移 / 磁性 / 相転移 / 格子自由度 / スピン自由度 / 電荷自由度 / 軌道自由度 / カゴメ格子 / パイロクロア格子 / 磁気交換相互作用 / 電荷秩序 / 軌道秩序
研究概要	幾何学的フラストレーションが内在し、かつ自由度の複雑な絡み合いが生じている新奇物質の開拓、および、それらの物質が持つ新機能を発掘することを目指した。その結果、ハイパーカゴメ構造を形成するNa_4Ir_3O_8、層状ハニカム化合物Bi_3Mn_4O_12(NO_3)、層状ペロブスカイト化合物Sr_2I ...
研究領域	フラストレーションが創る新しい物性

この課題の研究成果物	雑誌論文 (121件うち査読あり 119件) 学会発表 (238件) 図書 (1件) 産業財産権 (2件)

13. 電荷フラストレーション系の示す金属絶縁体転移のメカニズムと放射光による観測の理論

研究課題

研究種目	特定領域研究
審査区分	理工系
研究機関	東京大学 (2008) 独立行政法人日本原子力研究開発機構 (2007)
研究代表者	求幸年 (2008) 東京大学, 大学院・工学系研究科, 准教授妹尾仁嗣 (2007) 日本原子力研究開発機構, 量子ビーム応用研究部門, 研究職
研究期間 (年度)	2007 – 2008完了
キーワード	物性理論 / 強相関電子系 / 遷移金属酸化物 / 分子性導体
研究概要	擬1次元系において、通常は物性に顔を出してこない、1次元鎖間に存在するフラストレーションの効果を理論的に明らかにした。具体的には、擬1次元分子性導体の代表物質のひとつであり、電荷秩序が有機系で初めて実験的に観測された例である(DI-DCNQI)2Agに着目し、この物質の示す電荷秩序と格子変位に対して ...

この課題の研究成果物	雑誌論文 (7件うち査読あり 7件) 学会発表 (7件)

14. フラストレートしたt2g電子系における複合自由度の競合と新奇な自己組織化

研究課題

研究種目	若手研究(B)
研究分野	物性Ⅱ
研究機関	東京大学 (2006-2007) 独立行政法人理化学研究所 (2005)
研究代表者	求幸年東京大学, 大学院・工学系研究科, 准教授
研究期間 (年度)	2005 – 2007完了
キーワード	物性理論 / 強相関電子系 / 自己組織化 / 計算物理 / 低温物理 / 低温物性 / 幾何学的フラストレーション / 軌道の自由度 / 電子格子相互作用
研究概要	本研究課題において遂行してきたスピネル酸化物系に関する研究成果をまとめて、2つの国際ワークショップで成果発表を行った。研究分野の近い参加者との緊密な議論を行い、今後の理論および実験研究の展開について、例えば具体的には擬2次元酸化物系への応用展開などの新しい視点を得ることが出来た。

この課題の研究成果物	雑誌論文 (11件うち査読あり 1件) 学会発表 (4件)

15. 量子臨界近傍に現れる新奇量子現象の解明

研究課題

研究種目	特定領域研究
審査区分	理工系
研究機関	東京大学
研究代表者	今田正俊東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授
研究期間 (年度)	2005 – 2009完了
キーワード	量子臨界現象 / 量子スピン液体 / フラストレーション / 金属絶縁体転移 / モット絶縁体 / 強相関電子系 / 新奇量子現象 / 特異な超伝導
研究概要	異なる量子系である電子系とヘリウム系を中心に、モット転移や磁気転移などの新奇量子臨界性と、スピン液体や非フェルミ液体相などの新しい量子相をいくつも見出し、その特質と発現機構の解明を進め、共通する特徴・普遍性と新しい概念を抽出した。 ...

この課題の研究成果物	雑誌論文 (106件うち査読あり 82件) 学会発表 (182件) 産業財産権 (1件)

16. 電子機能物質における自己組織化の解明と応用

研究課題

研究種目	学術創成研究費
研究機関	独立行政法人理化学研究所
研究代表者	加藤礼三独立行政法人理化学研究所, 加藤分子物性研究室, 主任研究員
研究期間 (年度)	2004 – 2008完了
キーワード	強相関電子系 / フラストレーション / ディラックフェルミオン系 / 超分子 / 超伝導 / 光電子分光 / 電子機能物質 / 自己組織化 / 分子性導体 / 遷移金属酸化物 / ディラックフェルミオン / 有機トランジスタ / 電荷密度波 / 有機導体 / 電荷分離 / ナノギャップ電極 / 一次元電子系
研究概要	従来、分子性固体、遷移金属酸化物、ナノ炭素材料(フラーレン、カーボンナノチューブ、グラフェン等)等の分野で個別的に展開されてきた「電子機能物質」研究を「自己組織化」の概念によって総合化・融合化し、高度な機能と新奇物性の分野横断的探索をとおして物質の分類にとらわれない革新的・学際的な電子機能研究を行っ ...

この課題の研究成果物	雑誌論文 (215件うち査読あり 92件) 学会発表 (73件) 産業財産権 (15件)

17. 二重交換系の界面・表面における磁性と電気伝導

研究課題

研究種目	基盤研究(B)
研究分野	物性Ⅱ
研究機関	青山学院大学
研究代表者	古川信夫青山学院大学, 理工学部, 助教授
研究期間 (年度)	2004 – 2006完了
キーワード	強相関電子系 / 強相関エレクトロニクス / スピンエレクトロニクス / 二重交換系 / 希薄磁性半導体 / 表面・界面 / 磁性 / 電気伝導 / 不均一系 / 乱れ / 揺らぎ
研究概要	1)古典的に扱える自由度と相互作用する電子系に適用出来る多項式展開モンテカルロ法を開発した。また、この手法を用いて、マンガン酸化物系の巨大磁気抵抗効果の起源を解明する目的で、一般化された二重交換モデルに対する研究を行った。電子格子相互作用や軌道縮退、ランダムネスの効果を詳細に調べ、これらいずれもが電 ...

この課題の研究成果物	雑誌論文 (102件)

18. 多項式展開法を用いた熱力学量の数値計算における超並列化アルゴリズムの開発

研究課題

研究種目	萌芽研究
研究分野	物性一般(含基礎論)
研究機関	青山学院大学
研究代表者	古川信夫青山学院大学, 理工学部, 助教授
研究期間 (年度)	2002 – 2004完了
キーワード	多項式展開 / チェビシェフ多項式 / 並列計算機 / 並列化アルゴリズム / モンテカルロ計算 / 強相関電子系 / 相転移 / 臨界現象
研究概要	多項式展開法(Polynomial Expansion Method)による諸物理量の計算アルゴリズムの改良を行った。量子系の諸物理量の計算では従来はハミルトニアン行列の対角化によって固有エネルギーと波動関数を求める必要があった。このため、計算時間は系の自由度Nの3乗に比例し、系の大きさを増大させる ...

この課題の研究成果物	雑誌論文 (4件) 文献書誌 (3件)

19. フラストレートした構造を持つ磁性体の理論

研究課題

研究種目	基盤研究(C)
研究分野	固体物性Ⅱ(磁性・金属・低温)
研究機関	京都大学 (2002-2003) 筑波大学 (2001)
研究代表者	常次宏一京都大学, 基礎物理学研究所, 教授
研究期間 (年度)	2001 – 2003完了
キーワード	強相関電子系 / フラストレーション / 量子反強磁性 / 軌道秩序 / スピネル / パイロクロア格子 / カゴメ格子 / パイクロア格子 / 多バンドハバード模型 / 幾何学フラストレーション / 軌道自由度 / 磁性体 / 動的平均場 / 重い電子系
研究概要	本研究計画においてはフラストレートした構造を持つ磁性体、特にパイロクロア格子とカゴメ格子を中心として、フラストレーションがどのように強相関効果に影響を及ぼすのかという問題を理論的に研究し、新奇な量子相の発見とその性質の解明を目指した。 ...

この課題の研究成果物	文献書誌 (18件)

20. 多バンド強相関電子系の軌道磁性の理論

研究課題

研究種目	特定領域研究(A)
審査区分	理工系
研究機関	筑波大学
研究代表者	常次宏一筑波大学, 物質工学系, 助教授
研究期間 (年度)	2000 – 2001完了
キーワード	強相関電子系 / 多バンドハバード模型 / 幾何学的フラストレーション / 軌道磁性 / 遷移金属酸化物 / 量子反強磁性体 / フラストレーション
研究概要	幾何学的にフラストレートした構造をもつ3次元パイロクロア格子上の強相関電子系の磁気的性質、および相互作用する電荷自由度の性質を解析的、数値的アプローチによって研究した。幾何学的フラストレーションと同時に重要な軌道自由度を取り入れるため、d軌道のt2g多重項に対応する3つの軌道をもつハバード模型を3次 ...

この課題の研究成果物	文献書誌 (8件)

研究期間 (開始年度)

1. 量子スピン液体におけるマヨラナ粒子の創出と制御 研究課題

求 幸年 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授

2. 量子液晶の理論構築 計画研究

紺谷 浩 名古屋大学, 理学研究科, 教授

3. 量子液晶の物性科学 総括班

芝内 孝禎 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授

4. スピンの分数化による量子スピン液体の開拓 研究課題

求 幸年 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授

5. マヨラナフェルミオン描像に基づいた量子スピン系に対する数値的研究 研究課題

求 幸年 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授

6. 空間・時間反転対称性の破れが創出する量子伝導と光学応答の理論 研究課題

楠瀬 博明 明治大学, 理工学部, 専任教授

7. フラストレート伝導系における新奇な量子輸送現象とダイナミクス 研究課題

求 幸年 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授

8. 近藤格子系における電荷密度波形成の高精度変分モンテカルロ法による研究 公募研究

求 幸年 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授

9. 電荷フラストレーションを伴うフェルミオン系における量子ゆらぎと伝導現象 研究課題

古川 信夫 青山学院大学, 理工学部, 教授

10. 近藤系における部分近藤スクリーニングによる自己組織化と新奇な磁気伝導現象 研究課題

求 幸年 東京大学, 大学院・工学系研究科, 准教授

11. スピン自由度を利用した電子相制御 計画研究

宇治 進也 独立行政法人物質・材料研究機構, 超伝導物性ユニット, ユニット長

12. スピン・電荷・格子複合系における幾何学的フラストレーションと機能 計画研究

香取 浩子 東京農工大学, 大学院・工学研究院, 教授

13. 電荷フラストレーション系の示す金属絶縁体転移のメカニズムと放射光による観測の理論 研究課題

求 幸年 (2008) 東京大学, 大学院・工学系研究科, 准教授 妹尾 仁嗣 (2007) 日本原子力研究開発機構, 量子ビーム応用研究部門, 研究職

14. フラストレートしたt2g電子系における複合自由度の競合と新奇な自己組織化 研究課題

求 幸年 東京大学, 大学院・工学系研究科, 准教授

15. 量子臨界近傍に現れる新奇量子現象の解明 研究課題

今田 正俊 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授

16. 電子機能物質における自己組織化の解明と応用 研究課題

加藤 礼三 独立行政法人理化学研究所, 加藤分子物性研究室, 主任研究員

17. 二重交換系の界面・表面における磁性と電気伝導 研究課題

古川 信夫 青山学院大学, 理工学部, 助教授

18. 多項式展開法を用いた熱力学量の数値計算における超並列化アルゴリズムの開発 研究課題

古川 信夫 青山学院大学, 理工学部, 助教授

19. フラストレートした構造を持つ磁性体の理論 研究課題

常次 宏一 京都大学, 基礎物理学研究所, 教授

20. 多バンド強相関電子系の軌道磁性の理論 研究課題

常次 宏一 筑波大学, 物質工学系, 助教授

1. 量子スピン液体におけるマヨラナ粒子の創出と制御

研究課題

求幸年東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授

2. 量子液晶の理論構築

計画研究

紺谷浩名古屋大学, 理学研究科, 教授

3. 量子液晶の物性科学

総括班

芝内孝禎東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授

4. スピンの分数化による量子スピン液体の開拓

研究課題

求幸年東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授

5. マヨラナフェルミオン描像に基づいた量子スピン系に対する数値的研究

研究課題

求幸年東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授

6. 空間・時間反転対称性の破れが創出する量子伝導と光学応答の理論

研究課題

楠瀬博明明治大学, 理工学部, 専任教授

7. フラストレート伝導系における新奇な量子輸送現象とダイナミクス

研究課題

求幸年東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授

8. 近藤格子系における電荷密度波形成の高精度変分モンテカルロ法による研究

公募研究

求幸年東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授

9. 電荷フラストレーションを伴うフェルミオン系における量子ゆらぎと伝導現象

研究課題

古川信夫青山学院大学, 理工学部, 教授

10. 近藤系における部分近藤スクリーニングによる自己組織化と新奇な磁気伝導現象

研究課題

求幸年東京大学, 大学院・工学系研究科, 准教授

11. スピン自由度を利用した電子相制御

計画研究

宇治進也独立行政法人物質・材料研究機構, 超伝導物性ユニット, ユニット長

12. スピン・電荷・格子複合系における幾何学的フラストレーションと機能

計画研究

香取浩子東京農工大学, 大学院・工学研究院, 教授

13. 電荷フラストレーション系の示す金属絶縁体転移のメカニズムと放射光による観測の理論

研究課題

求幸年 (2008) 東京大学, 大学院・工学系研究科, 准教授
妹尾仁嗣 (2007) 日本原子力研究開発機構, 量子ビーム応用研究部門, 研究職

14. フラストレートしたt2g電子系における複合自由度の競合と新奇な自己組織化

研究課題

求幸年東京大学, 大学院・工学系研究科, 准教授

15. 量子臨界近傍に現れる新奇量子現象の解明

研究課題

今田正俊東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授

16. 電子機能物質における自己組織化の解明と応用

研究課題

加藤礼三独立行政法人理化学研究所, 加藤分子物性研究室, 主任研究員

17. 二重交換系の界面・表面における磁性と電気伝導

研究課題

古川信夫青山学院大学, 理工学部, 助教授

18. 多項式展開法を用いた熱力学量の数値計算における超並列化アルゴリズムの開発

研究課題

古川信夫青山学院大学, 理工学部, 助教授

19. フラストレートした構造を持つ磁性体の理論

研究課題

常次宏一京都大学, 基礎物理学研究所, 教授

20. 多バンド強相関電子系の軌道磁性の理論

研究課題

常次宏一筑波大学, 物質工学系, 助教授