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検索結果: 9件 / 研究者番号: 40402383
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1.
現代世界の危機に対処する集合的創造性に関する日常人類学的研究
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
審査区分
小区分04030:文化人類学および民俗学関連
研究機関
総合地球環境学研究所
研究代表者
松田 素二
総合地球環境学研究所, プログラム研究部, 特任教授
研究期間 (年度)
2021-04-01 – 2026-03-31
交付
キーワード
集合的創造性
/
恒常性と再帰性
/
アフリカ
/
南アジア
/
日常人類学
研究開始時の研究の概要
現代世界は、膨大な情報と富を享受する人々と同時に、生存と生活を日々根源的に脅かされる人々を大量に生み出している。こうした混沌と危機の時代を生きる人々は、何に依拠して何を活用してこうした状況を生き抜き、厳しい困難を克服していくことができるのだろうか。とりわけ国家からの扶助がほとんど期待できない、アジア
...
研究実績の概要
2023年度は、これまで実施できなかった海外フィールド調査をメンバー間で順番に実施する体制を構築した。松田は、2022年の大統領選挙後のポピュリズムの浸透と並行して顕著になったスラム住民、とりわけナイロビで生まれ育った若者の権利要求の実践と、それと対照的に農村部で進行する失業と生活困難を対象にして調
...
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
この課題の研究成果物
雑誌論文 (12件 うちオープンアクセス 3件、査読あり 3件) 学会発表 (35件 うち国際学会 14件、招待講演 16件) 図書 (20件) 学会・シンポジウム開催 (1件)
2.
アフリカにおける脱プラスチックの取り組みと廃棄物利用のビジネス化に関する研究
研究課題
研究種目
挑戦的研究(開拓)
審査区分
中区分4:地理学、文化人類学、民俗学およびその関連分野
研究機関
京都大学
研究代表者
大山 修一
京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 教授
研究期間 (年度)
2021-07-09 – 2025-03-31
交付
キーワード
アフリカ
/
プラスチック
/
ビジネス
/
循環経済
/
循環型社会
/
環境法
/
脱プラスチック政策
/
リサイクル
/
循環型経済
研究開始時の研究の概要
現在、サハラ以南アフリカの34ヵ国で使い捨てプラスチックの使用・配付に制限が加えられ、国家政策による廃棄物の削減に向けた取り組みが進んでいる。アフリカは脱プラスチック政策の導入に積極的であり、循環型経済の構築については学ぶべき点が少なくない。現在の「大量生産-大量廃棄」という直線的経済システムには行
...
研究実績の概要
本年度は、アフリカ5ヵ国における脱プラスチック政策と法律の策定について、引き続き調査を進めるとともに、ザンビアとニジェール、ウガンダ、ガーナの市民生活におけるプラスチック使用について、BOPビジネスという観点より現地調査を進めた。
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
この課題の研究成果物
国際共同研究 (6件) 雑誌論文 (18件 うち査読あり 4件、オープンアクセス 6件) 学会発表 (66件 うち国際学会 6件、招待講演 18件) 図書 (42件) 備考 (8件)
3.
イスラーム経済のモビリティと普遍性
計画研究
研究種目
学術変革領域研究(A)
審査区分
学術変革領域研究区分(Ⅰ)
研究機関
京都大学
研究代表者
長岡 慎介
京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 教授
研究期間 (年度)
2020-11-19 – 2025-03-31
交付
キーワード
イスラーム経済
/
貨幣・金融
/
市場
/
所有
/
ポスト資本主義
研究開始時の研究の概要
本研究は、イスラーム世界で育まれてきた様々な経済知(これをイスラーム経済知)が、そのモビリティを活用して普遍的戦略知としてポスト資本主義時代の地球社会システムの構築のためにどのような貢献ができるかを探究するものである。そのために、歴史的イスラーム経済実践および現代に再構築されたイスラーム経済実践に着
...
研究実績の概要
今年度は、昨年度に引き続き、①イスラーム経済制度の歴史的形成および現代的再構築の動態の解明と②イスラーム世界に近接する文明圏(アジア、アフリカ、ヨーロッパ)の類似の経済制度との比較研究の2つの小課題に次のような役割分担で取り組んだ。
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
研究領域
イスラーム的コネクティビティにみる信頼構築:世界の分断をのりこえる戦略知の創造
この課題の研究成果物
国際共同研究 (12件) 雑誌論文 (40件 うち国際共著 1件、査読あり 12件、オープンアクセス 9件) 学会発表 (38件 うち国際学会 17件、招待講演 10件) 図書 (11件) 学会・シンポジウム開催 (3件)
4.
現代日本における貨幣の贈与と交換:沖縄県宮古島市の祝儀と模合の文化人類学的研究
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分04030:文化人類学および民俗学関連
研究機関
京都大学
研究代表者
平野 美佐
(野元美佐)
京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 教授
研究期間 (年度)
2018-04-01 – 2025-03-31
交付
キーワード
貨幣
/
交換
/
沖縄
/
宮古島
/
模合
/
祝儀
/
贈与
/
贈与交換
/
文化人類学
研究実績の概要
今年度はコロナ禍がかなりおさまり、現地調査への制約がほとんどなくなった。本科研の調査対象である模合(頼母子講・無尽)グループも再開するところが増えてきた。この機会をとらえ、コロナ禍でどのように模合を継続、中断してきたのかについて、グループや個人への聞き取りを行った。子どもの祝いなど祝儀についても再開
...
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
この課題の研究成果物
雑誌論文 (3件 うち国際共著 1件、査読あり 1件) 学会発表 (11件) 図書 (2件)
5.
「アフリカ潜在力」と現代世界の困難の克服:人類の未来を展望する総合的地域研究
研究課題
研究種目
基盤研究(S)
研究分野
地域研究
研究機関
京都大学
研究代表者
松田 素二
京都大学, アフリカ地域研究資料センター, 特任教授
研究期間 (年度)
2016-05-31 – 2021-03-31
完了
キーワード
アフリカ潜在力
/
コンヴィヴィアリティ
/
不完全性
/
ブリコラージュ
/
紛争解決
/
環境保全
/
社会的平等
/
市民性
/
ローカルノレッジ
/
アフリカ
/
潜在力
/
開発
/
環境
/
紛争
研究成果の概要
本研究では、アフリカを一方的な同情と救済(開発支援)の対象とみなしてきた従来の認識を刷新し、アフリカが有する問題解決と発展への潜在力(アフリカ潜在力)を解明して、それが人類社会の未来に対して貢献できる可能性を学際的かつ総合的に考察した。紛争や環境破壊、ジェンダー格差といった具体的な「問題」が、アフリ
...
検証結果 (区分)
A
評価結果 (区分)
A: 当初目標に向けて順調に研究が進展しており、期待どおりの成果が見込まれる
この課題の研究成果物
国際共同研究 (28件) 雑誌論文 (129件 うち国際共著 17件、査読あり 47件、オープンアクセス 60件) 学会発表 (249件 うち国際学会 95件、招待講演 64件) 図書 (188件) 備考 (2件) 学会・シンポジウム開催 (7件)
6.
模合(頼母子講)を支える交換文化:沖縄の都市と村落における交換に関する研究
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
文化人類学・民俗学
研究機関
京都大学
研究代表者
平野 美佐
(野元美佐 / 平野 美佐(野元美佐))
京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 准教授
研究期間 (年度)
2014-04-01 – 2018-03-31
完了
キーワード
貨幣
/
交換
/
沖縄
/
模合
/
祝儀
/
宮古島
/
文化人類学
/
祝い文化
/
相互扶助
研究成果の概要
沖縄県で盛んにおこなわれている庶民金融「模合(もあい)」について、現地調査や文献調査を行い、その文化的背景を交換の視点から明らかにした。沖縄県では、模合をはじめ、貨幣や物品等の交換(やりとり)が盛んである。その盛んな交換を支えているのは、多様で広いネットワークを形成、維持しようとする人びとの強い意志
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (1件 うち査読あり 1件、オープンアクセス 1件) 学会発表 (6件 うち招待講演 1件)
7.
都市コミュニティをつくる貨幣:沖縄と大阪の模合(頼母子講)に関する研究
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
文化人類学・民俗学
研究機関
京都大学
(2012-2013)
天理大学
(2011)
研究代表者
平野 美佐
(野元 美佐 / 平野 美佐(野元美佐))
京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 准教授
研究期間 (年度)
2011 – 2013
完了
キーワード
文化人類学
/
沖縄
/
コミュニティ
/
貨幣
/
都市
/
模合
/
頼母子講
/
都市コミュニティ
/
大正区
研究概要
本研究は、沖縄県那覇市周辺地域の頼母子講である模合(模合)について文化人類学的フィールドワークを行い、現在主流の「親睦模合」が、都市の流動的な人間関係をつなぎ止め、金融以外の面でも「助け合い」組織として機能していることを明らかにした。また大阪市大正区の調査では、沖縄系の人びとがもちこんだ模合は「タノ
...
この課題の研究成果物
学会発表 (4件)
8.
アフリカの潜在力を活用した紛争解決と共生の実現に関する総合的地域研究
研究課題
研究種目
基盤研究(S)
研究分野
地域研究
研究機関
京都大学
研究代表者
太田 至
京都大学, 学内共同利用施設等, 教授
研究期間 (年度)
2011-04-01 – 2016-03-31
完了
キーワード
アフリカ
/
紛争と共生
/
ローカルな潜在力
/
和解と社会的修復
/
在来の知識や制度
/
国際社会
/
地域研究
/
国際研究者交流
/
在来の制度や知識
/
社会関係の修復
/
法秩序
/
外来要素と接合
研究成果の概要
現代のアフリカ諸社会は、紛争によって疲弊した社会秩序をいかに再生させるのかという課題に直面している。本研究では、アフリカ社会には人々が紛争の予防や解決のために自ら創造・蓄積し運用してきた知識・制度・実践・価値観(=アフリカ潜在力)が存在すること、それは西欧やイスラーム世界などの外部社会との折衝・交渉
...
検証結果 (区分)
A
評価結果 (区分)
A: 当初目標に向けて順調に研究が進展しており、期待どおりの成果が見込まれる
この課題の研究成果物
国際共同研究 (6件) 雑誌論文 (272件 うち国際共著 2件、査読あり 89件、オープンアクセス 30件、謝辞記載あり 13件) 学会発表 (334件 うち国際学会 31件、招待講演 59件) 図書 (160件) 備考 (5件) 学会・シンポジウム開催 (2件)
9.
現代アフリカにおける青少年の安全保障と伝統の崩壊抑止に関する人類学的研究
研究課題
研究種目
基盤研究(A)
研究分野
文化人類学・民俗学
研究機関
名古屋大学
研究代表者
佐々木 重洋
名古屋大学, 文学研究科, 准教授
研究期間 (年度)
2005 – 2007
完了
キーワード
文化人類学
/
現代アフリカ
/
青少年
/
伝統文化の継承
/
生活の安全保障
研究概要
本研究は、今日のアフリカ諸社会にける青少年に注目し、彼らがそれぞれどのように文化を継承、再創造、あるいは破壊しているのか、その実態を明らかにした。また、それぞれの地域社会において継承されてきた伝統的な成育システムや相互扶助組織、各種の結社等の調査研究を通じて得られた成果をもとに、今後グローバル化の一
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (101件 うち査読あり 39件) 学会発表 (35件) 図書 (9件)