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検索結果: 7件 / 研究者番号: 40557948
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1.
文化適応的後悔制御モデルの構築とがん終末期の治療選択に対する意思決定支援法の開発
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分10030:臨床心理学関連
研究機関
近畿大学
研究代表者
塩崎 麻里子
近畿大学, 総合社会学部, 教授
研究期間 (年度)
2022-04-01 – 2026-03-31
交付
キーワード
後悔
/
人生満足感
/
人生受容
/
2次コントロール
/
加齢
/
意思決定
/
文化的適応
/
がん患者
/
感情調整方略
研究開始時の研究の概要
研究1では,日本の一般成人を対象に,死を意識した意思決定場面における,社会文化的背景を考慮した感情調整方略尺度を開発し,理想とする感情状態の違いによって,機能的な感情調整方略が異なり,その符合が後悔に影響することを示す。さらに,日米比較の質問紙調査を実施し,加齢と社会文化的背景が,人生の後悔とその制
...
研究実績の概要
本年度の主な研究実績は、以下の知見を得たことである。
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
この課題の研究成果物
雑誌論文 (3件 うち査読あり 3件、オープンアクセス 3件) 学会発表 (3件)
2.
高齢者の自律支援に最適化された情報提示方法の確立
研究課題
研究種目
挑戦的研究(萌芽)
審査区分
超高齢社会研究
研究機関
神戸大学
研究代表者
増本 康平
神戸大学, 人間発達環境学研究科, 准教授
研究期間 (年度)
2019-06-28 – 2023-03-31
完了
キーワード
意思決定
/
高齢者
/
認知バイアス
/
後悔
/
自律
/
意思決定スタイル
/
オプション選択
/
抑制
/
認知機能
/
加齢
/
情報提示方法
研究開始時の研究の概要
高齢者の意思決定支援を実現するコア技術として,IoT,ビッグデータ,AIが期待されている。これらは選択のための合理的,客観的なデータを提示する上で重要であるが,そのようなデータ情報の提示のあり方についての議論はほとんどなされていない。高齢者の自由意志を阻害しない,かつ,高齢者が後悔しない判断を支援す
...
研究成果の概要
本研究では,高齢者に最適化された情報提示方法を確立するために,加齢が意思決定に及ぼす影響を明らかにし,後悔しない意思決定のために何が重要なのかを検討することを目的とした。複数の実験および調査の結果から,意思決定時にみられる認知バイアスには高齢者と若年者で大きな違いがみられないことが示された。一方で高
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (6件 うち査読あり 2件、オープンアクセス 4件) 学会発表 (7件 うち国際学会 2件、招待講演 2件) 備考 (1件)
3.
エンド・オブ・ライフにおける感情調整機能の機序と役割
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
審査区分
小区分10020:教育心理学関連
研究機関
神戸大学
研究代表者
増本 康平
神戸大学, 人間発達環境学研究科, 准教授
研究期間 (年度)
2019-04-01 – 2022-03-31
完了
キーワード
感情調整
/
加齢
/
精神的健康
/
認知機能
/
遺伝
/
高齢者
/
自伝的記憶
/
遺伝子
/
記憶
/
国際比較
/
孤独感
研究開始時の研究の概要
感情調整機能は,自立した生活が困難となる人生の最終段階である約10年間(エンド・オブ・ライフ)の心理的安寧や生活の質(QOL)を左右する最も重要な機能の一つである。身体的,認知的機能の多くは加齢とともに低下するが,感情のコントロールを担う感情調整機能は加齢による低下がみられずむしろ向上する。本研究は
...
研究成果の概要
一連の実験,調査により,高齢期の感情調整方略の使用は加齢に伴う健常な範囲の認知機能の低下の影響を受けにくく,認知機能のパフォーマンスよりも,処理される情報の質(ポジティブな情報かネガティブな情報か)が感情調整や感情に影響していることが示唆された。また,どのような感情調整方略を使用するかは,社会的つな
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (18件 うち査読あり 12件、オープンアクセス 2件) 学会発表 (8件 うち国際学会 3件、招待講演 1件) 備考 (1件)
4.
がんの終末期の治療選択における意思決定のスタンスに応じた意思決定支援方法の開発
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分10030:臨床心理学関連
研究機関
近畿大学
研究代表者
塩崎 麻里子
近畿大学, 総合社会学部, 准教授
研究期間 (年度)
2018-04-01 – 2021-03-31
完了
キーワード
意思決定
/
後悔
/
がん患者
/
高齢
/
価値
/
文化
/
人生の価値
/
文化比較
/
高齢期
/
感情調整
/
文化社会的背景
/
受容
/
親しい他者の死
/
文化差
/
遺族
/
がん
/
意思決定支援
研究成果の概要
一連の研究によって,死と直面する終末期の意思決定において後悔しないためには,文化社会的背景に適合する感情調整が重要であることが確認された。日本人が死と向き合う際に,陰陽思想に基づく,受容することでの感情調整が有効であることが示された。また,「人生の価値志向性尺度」が開発され,人生の価値が明確になるこ
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (4件 うち査読あり 4件、オープンアクセス 2件) 学会発表 (7件 うち国際学会 3件) 図書 (2件) 備考 (2件)
5.
高齢期の意思決定バイアスの解明と自律に向けた生涯学習プログラムの開発
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
教育心理学
研究機関
神戸大学
研究代表者
増本 康平
神戸大学, 人間発達環境学研究科, 准教授
研究期間 (年度)
2015-04-01 – 2018-03-31
完了
キーワード
意思決定
/
認知バイアス
/
高齢者
/
加齢
/
認知機能
/
感情調整
/
損失回避
/
後悔
/
人工知能
/
道徳的ジレンマ
/
バイアス
/
生涯学習
研究成果の概要
本研究は,高齢者の多くが直面する重大な意思決定場面(治療選択等)においてみられる高齢者の意思決定バイアスの特徴を明らかにし,高齢者に適した意思決定の支援方法を明確にすることを目的とした。
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (4件 うち査読あり 4件、オープンアクセス 2件、謝辞記載あり 1件) 学会発表 (11件 うち国際学会 8件)
6.
高齢がん患者と家族を対象とした終末期の治療選択に関する心理支援プログラムの開発
研究課題
研究種目
若手研究(B)
研究分野
臨床心理学
研究機関
近畿大学
研究代表者
塩崎 麻里子
近畿大学, 総合社会学部, 准教授
研究期間 (年度)
2014-04-01 – 2018-03-31
完了
キーワード
がん患者
/
家族
/
意思決定
/
後悔
/
終末期の治療選択
/
がん
/
遺族
/
夫婦
/
コミュニケーション
/
質的研究
/
治療選択
/
加齢
/
高齢者
/
心理的支援
研究成果の概要
高齢がん患者とその家族が,終末期の治療選択において後悔をしないための心理支援を提案することを目的に,一般高齢者と高齢がん患者遺族を対象に研究を実施し得られた知見を整理した。遺族の後悔の特徴に関する一連の研究によって,後悔しやすさの個人差を説明した。その中で,後悔を減らす上では,意思決定時に参照点を状
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (8件 うち査読あり 7件、オープンアクセス 5件) 学会発表 (18件 うち国際学会 5件) 備考 (2件)
7.
終末期の治療選択に際するがん患者と家族に対する心理支援プログラムの開発
研究課題
研究種目
若手研究(B)
研究分野
臨床心理学
研究機関
近畿大学
研究代表者
塩崎 麻里子
近畿大学, 社会学部, 講師
研究期間 (年度)
2010-04-01 – 2014-03-31
完了
キーワード
癌
/
終末期
/
遺族
/
意思決定
/
心理支援
/
後悔
/
がん患者
研究概要
終末期の治療選択に際するがん患者と家族に対する心理的支援プログラムを開発するにあたっての基礎的な知見を得ることを目的に,一般成人を対象とした意向調査とがん患者の家族を対象にしたインタビュー調査を実施した.結果から,従来までの意思決定モデルを終末期の治療選択に応用する上で,以下の3点を考慮する必要があ
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (10件 うち査読あり 8件) 学会発表 (7件)