KAKEN — 研究課題をさがす | 研究者番号: 50332474

1. 脳機能撹乱検出法・診断法の開発を起点としたシグナル毒性評価プラットフォームの創設

研究課題

研究種目	基盤研究(A)
審査区分	中区分63:環境解析評価およびその関連分野
研究機関	北海道大学
研究代表者	池中良徳北海道大学, One Healthリサーチセンター, 教授
研究期間 (年度)	2023-04-01 – 2027-03-31交付
キーワード	シグナル毒性 / 脳機能攪乱検出法 / 脳機能ネットワーク / イメージング / メタボローム
研究開始時の研究の概要	一部の化学物質は、脳内の受容体に作用する事で細胞の情報伝達を撹乱すシグナル毒性を示し、予期せぬ影響を引き起こす。本研究では、これまでの毒性試験では検出できなかった、シグナル毒性を起因とする脳機能ネットワーク撹乱を検出するため、新たなイメージング技術の確立を目指すと共に、高感度なバイオマーカーを開発す ...

2. アフリカの環境汚染によるヒトと動物の毒性学的影響とそのメカニズム解析

研究課題

研究種目	国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
審査区分	中区分63:環境解析評価およびその関連分野
研究機関	北海道大学
研究代表者	石塚真由美北海道大学, 獣医学研究院, 教授
研究期間 (年度)	2022-10-07 – 2026-03-31交付
キーワード	アフリカ / 環境汚染 / 毒性学 / 環境毒性 / 金属 / 農薬
研究開始時の研究の概要	環境汚染による早期死亡の多くは途上国で起こっており、特にアフリカは地球上で急激に環境が汚染され、世界的にも極めて多くの早期死亡者と経済的損失を生み出している地域となった。一方、環境汚染物質の毒性には様々な作用があることが細胞や動物実験から報告されているが、疫学的調査やフィールドの事象と一致せず、とら ...
研究実績の概要	環境汚染により年間 900 万人が死亡しており、これは戦争やマラリアを抜いて、世界の早期死因の 1/6 の原因になったことが報告された。環境汚染による早期死亡の多くは途上国で起こっており、特にアフリカは地球上で急激に環境が汚染され、世界的にも極めて多くの早期死亡者と経済的損失を生み出している地域 ...
現在までの達成度 (区分)	2: おおむね順調に進展している

この課題の研究成果物	国際共同研究 (3件) 雑誌論文 (1件うち国際共著 1件、査読あり 1件、オープンアクセス 1件) 学会発表 (5件うち国際学会 4件、招待講演 3件)

3. 毒性試験の高感度化・効率化を目指したMITAシステムの構築と実践

研究課題

研究種目	挑戦的研究(開拓)
審査区分	中区分63:環境解析評価およびその関連分野
研究機関	北海道大学
研究代表者	池中良徳北海道大学, 獣医学研究院, 教授
研究期間 (年度)	2022-06-30 – 2025-03-31交付
キーワード	MITAシステム / in vivoイメージング / マイクロCT / ２光子顕微鏡 / メタボローム / イメージング / メタボロミクス / イメージング質量分析計
研究開始時の研究の概要	農薬中毒において、動物実験から推定された健康影響と実際の臨床現場で観察される中毒症状とにはしばしば大きなギャップがある。この原因として、従来型の毒性試験法では検出感度の問題から、その毒性を評価することが困難である事が原因の場合がある。本研究で提案するMITAシステムは、中枢神経の活動や代謝系の観察を ...
研究実績の概要	従来型の毒性試験法では高感度な検出法が確立されておらず、その毒性を評価することが困難な疾患がその中毒症状の場合がある。本研究で提案するMulti Imaging Toxicity Assay; MITAシステムは、従来まで実験動物の安楽死を必要としていた中枢神経の活動や代謝系の観察を、マイクロCT（ ...
現在までの達成度 (区分)	2: おおむね順調に進展している

この課題の研究成果物	国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (4件うち国際共著 1件、査読あり 4件、オープンアクセス 2件) 学会発表 (5件うち国際学会 3件、招待講演 3件) 学会・シンポジウム開催 (2件)

4. 外来性の化学物質（xenobiotics）に対する哺乳類の適応進化/変化

研究課題

研究種目	基盤研究(A)
審査区分	中区分63:環境解析評価およびその関連分野
研究機関	北海道大学
研究代表者	石塚真由美北海道大学, 獣医学研究院, 教授
研究期間 (年度)	2021-04-05 – 2026-03-31交付
キーワード	シトクロムP450 / グルクロン酸転移酵素 / 硫酸転移酵素 / 哺乳類 / 環境適応 / グルクロン酸抱合 / 硫酸抱合 / 適応進化 / xenobiotics / 化学物質代謝
研究開始時の研究の概要	本研究では食性の観点および重度環境汚染域に棲息する動物を中心に、哺乳類が日常的に曝露される化学物質にどのように適応してきたのか、その進化を機能面から明らかにする。これまでの研究で構築してきた多様な動物試料を用いた研究体制を生かし、食性のユニークな動物種を対象としたウェットな実験や、データベースを用い ...
研究実績の概要	我々はこれまでの研究により、高次の動物が外来性の化学物質（Xenobiotics）への「適応」ために、化学物質の代謝や排泄など、解毒のカスケードに沿って薬物代謝酵素などの一連の多様性を発展させてきたとの仮説を立てた。化学物質感受性には多様性があり、解毒代謝酵素の解析から、この多様性獲得の主要因は食 ...
現在までの達成度 (区分)	2: おおむね順調に進展している

この課題の研究成果物	国際共同研究 (3件) 雑誌論文 (12件うち国際共著 6件、査読あり 11件、オープンアクセス 3件) 学会発表 (17件うち国際学会 5件、招待講演 3件)

5. 海鳥を標準デバイスとした海洋汚染リスクの広域マッピング法の開発

研究課題

研究種目	基盤研究(A)
審査区分	中区分64:環境保全対策およびその関連分野
研究機関	北海道大学
研究代表者	綿貫豊北海道大学, 水産科学研究院, 教授
研究期間 (年度)	2019-04-01 – 2024-03-31交付
キーワード	海洋環境 / 海洋重要海域 / バイオロギング / 安定同位体比 / 残留性有機汚染物質 / 海洋汚染 / 水銀 / POPs / 栄養段階 / ストレス指標 / 残留性汚染物質 / 海洋生態系 / 生体影響 / 生態影響 / 安定同位体 / 環境化学 / 海洋生態系変動 / ストレス / リスクマップ / 汚染リスク
研究開始時の研究の概要	大気・海流により拡散する汚染物質は深刻な問題である。しかし，従来の手法による広範囲の汚染物質測定は現実的ではない。海鳥は生物学的ホットスポットで採食し，食物連鎖により汚染物質を体組織に濃縮して繁殖地に戻る。本研究は，海鳥の多数個体の移動を通年追跡し、その体組織の汚染物質濃度を個体の利用場所に関連づけ ...
研究実績の概要	本研究は、バイオロギングで海鳥多数個体を通年追跡し、集中利用場所（生物学的ホットスポット）を求め、各個体の集中利用場所に追跡した個体の体組織中の栄養段階で標準化した汚染物質濃度をひも付けて汚染マップを作成することが狙いである。本年度は、新潟県粟島で、昨年度再捕獲できなかった35個体と昨年度新規装着の ...
現在までの達成度 (区分)	2: おおむね順調に進展している

この課題の研究成果物	雑誌論文 (1件うち査読あり 1件) 学会発表 (2件うち国際学会 1件) 図書 (1件)

6. アフリカにおける新興・再興の環境汚染のフィールドベースの毒性メカニズム解析

研究課題

研究種目	国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
審査区分	中区分63:環境解析評価およびその関連分野
研究機関	北海道大学
研究代表者	石塚真由美北海道大学, 獣医学研究院, 教授
研究期間 (年度)	2018-10-09 – 2023-03-31完了
キーワード	アフリカ / 環境汚染 / 農薬 / 重金属 / 環境毒性 / 毒性 / ザンビア / 南アフリカ / ガーナ
研究成果の概要	近年、アフリカ諸国では急激な資源開発がすすめられている。そのため急激な環境の汚染が顕在化しており、一部の国では生態系や家畜・ヒトにおける健康被害が報告されるようになった。例えば、世界で起こっている鉛中毒の死者23万のほとんどがアフリカなど途上国で起こっており、WHOでは鉛について優先的に取り組むべき ...

この課題の研究成果物	国際共同研究 (15件) 雑誌論文 (25件うち国際共著 23件、査読あり 24件、オープンアクセス 3件) 学会発表 (53件うち国際学会 28件、招待講演 6件)

7. 「カクテル型」コンセプトによる「猛禽類対応型」新世代殺鼠剤の開発

研究課題

研究種目	挑戦的研究(萌芽)
審査区分	中区分63:環境解析評価およびその関連分野
研究機関	北海道大学
研究代表者	石塚真由美北海道大学, 獣医学研究院, 教授
研究期間 (年度)	2018-06-29 – 2020-03-31完了
キーワード	殺鼠剤 / シトクロムP450 / ビタミンKエポキシド還元酵素 / 野生齧歯類 / ラット / 抵抗性
研究成果の概要	現在、殺鼠剤による猛禽類への二次被害が頻発している。このため、殺鼠剤抵抗性ラットに有効かつ安全な駆除方策は存在しない。これは抵抗獲得機序に対する研究の不足と野生動物における感受性評価法の欠如が原因である。本研究では、殺鼠剤抵抗性の獲得の原因を明らかにし、殺鼠剤の開発や非対象生物種への保全に資するデー ...

この課題の研究成果物	国際共同研究 (3件) 雑誌論文 (5件うち査読あり 5件、オープンアクセス 1件) 学会発表 (12件うち国際学会 4件、招待講演 1件) 図書 (1件) 学会・シンポジウム開催 (1件)

8. mlAOPコンセプトによる化学物質感受性多様性評価と殺虫剤中毒解明に向けた応用

研究課題

研究種目	基盤研究(A)
審査区分	中区分63:環境解析評価およびその関連分野
研究機関	北海道大学
研究代表者	池中良徳北海道大学, 獣医学研究院, 教授
研究期間 (年度)	2018-04-01 – 2022-03-31完了
キーワード	ネオニコチノイド / mlAOPコンセプト / 発達神経毒性試験 / 化学物質感受性決定機構 / バイオマーカー / 発達神経毒性試験ｎ / 化学物質感受性決定帰国
研究成果の概要	本研究では、毒性影響の種による多様性を評価するため、新しい評価コンセプトであるmlAOPを検証した。モデル化合物として、ネオニコチノイド（NN）に着目し、マウスとゼブラフィッシュ、およびゼノパスに対する神経毒性影響を比較した結果、いずれの種においても無毒性量（NOAEL）以下の曝露で行動異常や神経伝 ...

この課題の研究成果物	国際共同研究 (13件) 雑誌論文 (49件うち国際共著 28件、査読あり 49件、オープンアクセス 8件) 学会発表 (84件うち国際学会 42件、招待講演 2件) 備考 (5件) 学会・シンポジウム開催 (3件)

9. 野生動物iHep細胞の作成とトッププレデターのMetabolism評価法の開発

研究課題

研究種目	挑戦的研究(萌芽)
研究分野	環境解析評価およびその関連分野
研究機関	北海道大学
研究代表者	池中良徳北海道大学, 獣医学研究院, 准教授
研究期間 (年度)	2017-06-30 – 2019-03-31完了
キーワード	野生動物 / iHep / Metabolism / トッププレデター / P450 / UGT / SULT / 化学物質感受性 / 種差 / 誘導性肝臓様細胞（iHep） / 誘導性肝臓様細胞(iHep)
研究成果の概要	本研究では、化学物質感受性のキーであるMetabolismの評価法を開発し、希少野生動物の感受性を明らかにする事である。この評価のためには、新鮮肝が必要であるが、希少種ではその入手が困難である。そこで、皮膚線維芽細胞からダイレクトリプログラミングにより肝臓様（iHep）細胞への誘導を試みた。先ずiH ...

この課題の研究成果物	国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (7件うち国際共著 3件、査読あり 7件、オープンアクセス 1件) 学会発表 (7件うち国際学会 4件)

10. 次世代型殺鼠剤開発を目的とした殺鼠剤抵抗性ラットの抵抗性獲得機序の解明

研究課題

研究種目	挑戦的萌芽研究
研究分野	獣医学
研究機関	北海道大学
研究代表者	石塚真由美北海道大学, 獣医学研究科, 教授
研究期間 (年度)	2016-04-01 – 2018-03-31完了
キーワード	殺鼠剤 / 抵抗性 / ラット / 殺鼠剤抵抗性 / 薬剤耐性 / ワルファリン / クマネズミ / 薬物代謝 / シトクロムP440 / 野生齧歯類 / クローズドコロニー
研究成果の概要	野生齧歯類は様々な感染症を媒介するため駆除する必要がある。駆除には殺鼠剤が用いられたがこれらに抵抗性を有す個体群が出現し駆除を困難にしている。従来抵抗性群は殺鼠剤の標的分子が変異し殺鼠剤が結合しにくい形になるのが原因と考えられてきた。本研究では殺鼠剤の解毒代謝機能を評価した。その結果、抵抗性群では肝 ...

この課題の研究成果物	国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (4件うち国際共著 2件、査読あり 4件、オープンアクセス 1件) 学会発表 (12件うち国際学会 3件、招待講演 3件)

11. 高次の動物種における化学物質感受性の種差と適応進化の解明

研究課題

研究種目	基盤研究(A)
研究分野	放射線・化学物質影響科学
研究機関	北海道大学
研究代表者	石塚真由美北海道大学, 獣医学研究院, 教授
研究期間 (年度)	2016-04-01 – 2020-03-31完了
キーワード	シトクロムP450 / グルクロン酸抱合 / 硫酸抱合 / 環境化学物質 / 種差 / 異物代謝 / 毒性学 / 遺物代謝
研究成果の概要	哺乳類および鳥類について、肝臓における異物代謝の主要経路となるシトクロムP450（P450)、グルクロン酸転移酵素（UGT)、硫酸転移酵素（ST)についてクローニングを行い、その酵素学的特徴を明らかにした。UGTやSTが欠損もしくは極めて活性が低い動物種とその原因を明らかにした。また、現在、世界的に ...

この課題の研究成果物	国際共同研究 (16件) 雑誌論文 (43件うち国際共著 26件、査読あり 43件、オープンアクセス 36件、謝辞記載あり 17件) 学会発表 (110件うち国際学会 39件、招待講演 18件) 図書 (1件) 備考 (2件) 学会・シンポジウム開催 (3件)

12. ネコにおける有機ハロゲン化合物の代謝機構解明と甲状腺機能の影響評価

研究課題

研究種目	若手研究(B)
研究分野	放射線・化学物質影響科学
研究機関	北海道大学
研究代表者	水川葉月北海道大学, 獣医学研究院, 助教
研究期間 (年度)	2015-04-01 – 2018-03-31完了
キーワード	ネコ / 甲状腺ホルモン / PCBs / PBDEs / 代謝能 / リスク評価 / 生体内動態 / シトクロムP450（CYPs） / オミクス解析 / 生化学マーカー / 甲状腺機能 / 脱臭素化 / in vivo / 甲状腺機能亢進症 / 有機ハロゲン化合物 / 肝ミクロソーム
研究成果の概要	ネコにおけるPCBs短期投与試験およびBDE209長期投与試験を実施し、ネコにおける有機ハロゲン化合物の生体内動態（吸収、分布、代謝、排泄）の解明、甲状腺機能への影響評価、遺伝子解析やオミクス解析による毒性発現メカニズムの解明を目的とし、調査・研究を実施した。その結果、PCBsおよびBDE209曝露 ...

この課題の研究成果物	国際共同研究 (5件) 雑誌論文 (14件うち国際共著 3件、査読あり 14件、オープンアクセス 14件、謝辞記載あり 1件) 学会発表 (60件うち国際学会 21件、招待講演 4件) 備考 (5件)

13. ベクターコントロールが及ぼす希少野生動物への影響評価と新規感受性評価法の開発

研究課題

研究種目	基盤研究(B)
研究分野	放射線・化学物質影響科学
研究機関	北海道大学
研究代表者	池中良徳北海道大学, 獣医学研究院, 准教授
研究期間 (年度)	2015-04-01 – 2018-03-31完了
キーワード	DDT・IRS / ベクターコントロール / マラリア / 誘導性肝臓様細胞 / Vector Control / DDT / 室内限定散布 / リスク評価 / ケミカルハザード / オミクス / ADME / 極新鮮肝Bank / iHep / 野生動物 / 感受性評価 / 化学物質感受性評価 / 希少野生動物 / 異物代謝系 / 極新鮮肝
研究成果の概要	本研究では、アフリカのベクターコントロール地域である南アフリカのKwaZulu-Natal州に注目し、その汚染状況の調査および生息する生物に対する毒性影響評価を実施した。 ...

この課題の研究成果物	国際共同研究 (12件) 雑誌論文 (54件うち国際共著 39件、査読あり 52件、オープンアクセス 22件、謝辞記載あり 35件) 学会発表 (138件うち国際学会 73件、招待講演 29件) 備考 (3件) 学会・シンポジウム開催 (3件)

14. ベクターコントロールのための薬剤散布の生態系およびヒト健康に与える影響評価

研究課題

研究種目	基盤研究(B)
研究分野	環境農学(含ランドスケープ科学)
研究機関	北海道大学
研究代表者	池中良徳北海道大学, (連合)獣医学研究科, 准教授
研究期間 (年度)	2014-04-01 – 2017-03-31完了
キーワード	ベクターコントロール / DDT / 屋内限定散布(IRS) / 野生動物 / 化学物質感受性評価 / 種差 / 南アフリカ共和国 / マラリアコントロール / アフリカ / 希少野生動物 / 感受性評価 / 屋内限定散布（IRS） / エチオピア連邦民主共和国
研究成果の概要	WHOはハマダラカの駆除のためDDTの使用を推進しており、アフリカ等の途上国を中心に、室内残留散布として使用されている。一方、DDTは難分解性で環境中の長期間残留が知られ、発がんや内分泌撹乱などの生体影響も疑われている。当該研究では、南アフリカ共和国・クワズルナタール州をベクターコントロールモデル地 ...

この課題の研究成果物	国際共同研究 (6件) 雑誌論文 (49件うち国際共著 29件、査読あり 49件、オープンアクセス 23件、謝辞記載あり 39件) 学会発表 (120件うち国際学会 46件、招待講演 30件) 備考 (7件) 学会・シンポジウム開催 (2件)

15. アフリカ諸国の食の化学物質汚染のサーベイランスとモニタリング法の開発

研究課題

研究種目	基盤研究(B)
研究分野	放射線・化学物質影響科学
研究機関	北海道大学
研究代表者	石塚真由美北海道大学, (連合)獣医学研究科, 教授
研究期間 (年度)	2012-04-01 – 2015-03-31完了
キーワード	アフリカ / 環境汚染 / 産業動物 / 家畜 / 野生動物 / エジプト / ザンビア / ガーナ / 南アフリカ / エチオピア / ナイジェリア
研究成果の概要	アフリカはすでに、急激な開発による「副作用」を受け、化学物質の汚染は生態系の浄化作用では対処できない地域が顕在化している。我々の予備調査では、食肉や魚類の有害金属やDDTの濃度はWHO基準を超えており、アフリカ諸国の食の化学物質汚染の現状の把握は喫緊の問題となっている。本研究では、ザンビア、南アフリ ...

この課題の研究成果物	雑誌論文 (27件うち査読あり 27件、謝辞記載あり 11件、オープンアクセス 1件) 学会発表 (47件うち招待講演 3件) 備考 (1件)

16. 化学物質汚染に対する産業動物の生体防御機構の研究基盤

研究課題

研究種目	基盤研究(A)
研究分野	環境農学
研究機関	北海道大学
研究代表者	石塚真由美北海道大学, (連合)獣医学研究科, 教授
研究期間 (年度)	2012-04-01 – 2016-03-31完了
キーワード	シトクロムP450 / グルクロン酸抱合 / 環境汚染 / 産業動物 / グルクロン酸抱合酵素 / 獣医学 / グルクロン酸転移酵素 / 硫酸転移酵素 / グルタチオン転移酵素
研究成果の概要	産業動物について、第I相反応であるシトクロムP450、第II相反応であるグルクロン酸抱合および硫酸抱合酵素について種差を明らかにした。哺乳類の尿におけるグルクロン酸抱合と硫酸抱合体比を比較し、その特徴を明らかにした。また、国内外の産業動物に蓄積する環境化学物質を分析し、ウシなどについては、重金属蓄積 ...

この課題の研究成果物	国際共同研究 (6件) 雑誌論文 (47件うち国際共著 14件、査読あり 46件、謝辞記載あり 33件、オープンアクセス 4件) 学会発表 (61件うち国際学会 3件、招待講演 8件) 備考 (2件)

17. 化学物質が引き起こす野生動物の病態と感受性決定機構の解析

研究課題

研究種目	若手研究(S)
研究分野	放射線・化学物質影響科学
研究機関	北海道大学
研究代表者	石塚真由美北海道大学, 大学院・獣医学研究科, 教授
研究期間 (年度)	2007 – 2011完了
キーワード	トキシコロジー / 環境化学物質 / 野生動物 / アフリカ / シトクロムP450
研究概要	環境化学物質の曝露が野生動物や飼育動物にどのような毒性学的影響を与えるのかを明らかにすることを目的として、国内およびアフリカ諸国のフィールドにおける調査を行った。またどのような種が化学物質に高い感受性を持つのか、ハイリスクグループの同定のために、化学物質感受性を決定する因子の種差について明らかにした ...

この課題の研究成果物	雑誌論文 (61件うち査読あり 56件) 学会発表 (78件) 図書 (1件) 備考 (1件)

18. ホルムアルデヒドはパーキンソン氏病の原因となりえるか?

研究課題

研究種目	萌芽研究
研究分野	応用獣医学
研究機関	北海道大学
研究代表者	藤田正一北海道大学, 名誉教授
研究期間 (年度)	2007 – 2008完了
キーワード	ホルムアルデヒド / パーキンソン / ADH3 / TIQ / ノルサルソリノール / パーキンソ
研究概要	ホルムアルデヒドはシックハウス症候群の1原因物質としてその詳細が調べられてきた。しかし、長期曝露による神経毒性は、「神経変性」という観点からは不明であり、さらに、ホルムアルデヒドとドパミンの縮合によって合成されるノルサルソリノールに着目してその毒性やパーキンソン氏病との関連を研究した報告は殆どない。 ...

この課題の研究成果物	雑誌論文 (7件うち査読あり 7件) 学会発表 (12件)

19. 出生コホート研究による環境化学物質の次世代影響ならびに遺伝環境交互作用の解明

研究課題

研究種目	基盤研究(A)
研究分野	公衆衛生学・健康科学
研究機関	北海道大学
研究代表者	岸玲子北海道大学, 大学院・医学研究科, 教授
研究期間 (年度)	2007 – 2009完了
キーワード	母子保健 / 環境化学物質 / 次世代影響 / リスク評価 / 神経発達 / 遺伝環境交互作用 / 出生体重 / 出生コホート
研究概要	妊婦514名とその児を対象とした1産院ベースコホートで、ベースライン時、1歳6ヵ月時、3歳6ヵ月時、7歳時の両親または児の食習慣・生活習慣・職業歴・居住環境・育児環境等を詳細に調べた。環境化学物質として母体血中ダイオキシン・PCB異性体類、母乳中ダイオキシン・PCB異性体類、母体血中PFOS/PFO ...

この課題の研究成果物	雑誌論文 (45件うち査読あり 42件) 学会発表 (33件) 備考 (10件)

20. 環境汚染と希少野生プレデターにおける化学発癌

研究課題

研究種目	基盤研究(A)
研究分野	環境農学
研究機関	北海道大学
研究代表者	藤田正一北海道大学, 名誉教授
研究期間 (年度)	2007 – 2010完了
キーワード	環境汚染 / 野生動物 / プレデター / 化学発癌 / シトクロムP450
研究概要	当該研究では、希少動物を含む生態系高次の動物について発がん物質の影響を調べるために、癌原物質を代謝的に活性化するシトクロムP450(CYP)1A1、及びその転写調節因子アリルハイドロカーボン受容体、活性代謝中間体を抱合する抱合酵素の種差を中心に調べ、その基質との親和性や分子進化について明らかにした。 ...

この課題の研究成果物	雑誌論文 (38件うち査読あり 38件) 学会発表 (30件) 図書 (2件) 産業財産権 (1件)

研究期間 (開始年度)

1. 脳機能撹乱検出法・診断法の開発を起点としたシグナル毒性評価プラットフォームの創設 研究課題

池中 良徳 北海道大学, One Healthリサーチセンター, 教授

2. アフリカの環境汚染によるヒトと動物の毒性学的影響とそのメカニズム解析 研究課題

石塚 真由美 北海道大学, 獣医学研究院, 教授

3. 毒性試験の高感度化・効率化を目指したMITAシステムの構築と実践 研究課題

池中 良徳 北海道大学, 獣医学研究院, 教授

4. 外来性の化学物質（xenobiotics）に対する哺乳類の適応進化/変化 研究課題

石塚 真由美 北海道大学, 獣医学研究院, 教授

5. 海鳥を標準デバイスとした海洋汚染リスクの広域マッピング法の開発 研究課題

綿貫 豊 北海道大学, 水産科学研究院, 教授

6. アフリカにおける新興・再興の環境汚染のフィールドベースの毒性メカニズム解析 研究課題

石塚 真由美 北海道大学, 獣医学研究院, 教授

7. 「カクテル型」コンセプトによる「猛禽類対応型」新世代殺鼠剤の開発 研究課題

石塚 真由美 北海道大学, 獣医学研究院, 教授

8. mlAOPコンセプトによる化学物質感受性多様性評価と殺虫剤中毒解明に向けた応用 研究課題

池中 良徳 北海道大学, 獣医学研究院, 教授

9. 野生動物iHep細胞の作成とトッププレデターのMetabolism評価法の開発 研究課題

池中 良徳 北海道大学, 獣医学研究院, 准教授

10. 次世代型殺鼠剤開発を目的とした殺鼠剤抵抗性ラットの抵抗性獲得機序の解明 研究課題

石塚 真由美 北海道大学, 獣医学研究科, 教授

11. 高次の動物種における化学物質感受性の種差と適応進化の解明 研究課題

石塚 真由美 北海道大学, 獣医学研究院, 教授

12. ネコにおける有機ハロゲン化合物の代謝機構解明と甲状腺機能の影響評価 研究課題

水川 葉月 北海道大学, 獣医学研究院, 助教

13. ベクターコントロールが及ぼす希少野生動物への影響評価と新規感受性評価法の開発 研究課題

池中 良徳 北海道大学, 獣医学研究院, 准教授

14. ベクターコントロールのための薬剤散布の生態系およびヒト健康に与える影響評価 研究課題

池中 良徳 北海道大学, (連合)獣医学研究科, 准教授

15. アフリカ諸国の食の化学物質汚染のサーベイランスとモニタリング法の開発 研究課題

石塚 真由美 北海道大学, (連合)獣医学研究科, 教授

16. 化学物質汚染に対する産業動物の生体防御機構の研究基盤 研究課題

石塚 真由美 北海道大学, (連合)獣医学研究科, 教授

17. 化学物質が引き起こす野生動物の病態と感受性決定機構の解析 研究課題

石塚 真由美 北海道大学, 大学院・獣医学研究科, 教授

18. ホルムアルデヒドはパーキンソン氏病の原因となりえるか? 研究課題

藤田 正一 北海道大学, 名誉教授

19. 出生コホート研究による環境化学物質の次世代影響ならびに遺伝環境交互作用の解明 研究課題

岸 玲子 北海道大学, 大学院・医学研究科, 教授

20. 環境汚染と希少野生プレデターにおける化学発癌 研究課題

藤田 正一 北海道大学, 名誉教授

1. 脳機能撹乱検出法・診断法の開発を起点としたシグナル毒性評価プラットフォームの創設

研究課題

池中良徳北海道大学, One Healthリサーチセンター, 教授

2. アフリカの環境汚染によるヒトと動物の毒性学的影響とそのメカニズム解析

研究課題

石塚真由美北海道大学, 獣医学研究院, 教授

3. 毒性試験の高感度化・効率化を目指したMITAシステムの構築と実践

研究課題

池中良徳北海道大学, 獣医学研究院, 教授

4. 外来性の化学物質（xenobiotics）に対する哺乳類の適応進化/変化

研究課題

石塚真由美北海道大学, 獣医学研究院, 教授

5. 海鳥を標準デバイスとした海洋汚染リスクの広域マッピング法の開発

研究課題

綿貫豊北海道大学, 水産科学研究院, 教授

6. アフリカにおける新興・再興の環境汚染のフィールドベースの毒性メカニズム解析

研究課題

石塚真由美北海道大学, 獣医学研究院, 教授

7. 「カクテル型」コンセプトによる「猛禽類対応型」新世代殺鼠剤の開発

研究課題

石塚真由美北海道大学, 獣医学研究院, 教授

8. mlAOPコンセプトによる化学物質感受性多様性評価と殺虫剤中毒解明に向けた応用

研究課題

池中良徳北海道大学, 獣医学研究院, 教授

9. 野生動物iHep細胞の作成とトッププレデターのMetabolism評価法の開発

研究課題

池中良徳北海道大学, 獣医学研究院, 准教授

10. 次世代型殺鼠剤開発を目的とした殺鼠剤抵抗性ラットの抵抗性獲得機序の解明

研究課題

石塚真由美北海道大学, 獣医学研究科, 教授

11. 高次の動物種における化学物質感受性の種差と適応進化の解明

研究課題

石塚真由美北海道大学, 獣医学研究院, 教授

12. ネコにおける有機ハロゲン化合物の代謝機構解明と甲状腺機能の影響評価

研究課題

水川葉月北海道大学, 獣医学研究院, 助教

13. ベクターコントロールが及ぼす希少野生動物への影響評価と新規感受性評価法の開発

研究課題

池中良徳北海道大学, 獣医学研究院, 准教授

14. ベクターコントロールのための薬剤散布の生態系およびヒト健康に与える影響評価

研究課題

池中良徳北海道大学, (連合)獣医学研究科, 准教授

15. アフリカ諸国の食の化学物質汚染のサーベイランスとモニタリング法の開発

研究課題

石塚真由美北海道大学, (連合)獣医学研究科, 教授

16. 化学物質汚染に対する産業動物の生体防御機構の研究基盤

研究課題

石塚真由美北海道大学, (連合)獣医学研究科, 教授

17. 化学物質が引き起こす野生動物の病態と感受性決定機構の解析

研究課題

石塚真由美北海道大学, 大学院・獣医学研究科, 教授

18. ホルムアルデヒドはパーキンソン氏病の原因となりえるか?

研究課題

藤田正一北海道大学, 名誉教授

19. 出生コホート研究による環境化学物質の次世代影響ならびに遺伝環境交互作用の解明

研究課題

岸玲子北海道大学, 大学院・医学研究科, 教授

20. 環境汚染と希少野生プレデターにおける化学発癌

研究課題

藤田正一北海道大学, 名誉教授