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検索結果: 9件 / 研究者番号: 50399119
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1.
神経伝達物質サブスタンスPによる角膜線維芽細胞のコラーゲン分解調節機構の解明
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分56060:眼科学関連
研究機関
近畿大学
研究代表者
杉岡 孝二
近畿大学, 奈良病院, 准教授
研究期間 (年度)
2022-04-01 – 2025-03-31
交付
キーワード
コラーゲン合成能
/
角膜線維芽細胞
/
substance P
/
TGF-beta
/
神経麻痺性角膜症
研究開始時の研究の概要
神経麻痺性角膜症は、極めて難治性であるが、その発症機序は明らかではなく現在のところ確実で有効な治療法はない。近年、神経性因子は線溶系因子の発現を規制する働きがあることが報告されている。線溶系因子の中でurokinase-type plasminogen activatorは角膜潰瘍の病態に深く関与し
...
研究実績の概要
本研究の目的は、神経麻痺性角膜潰瘍の根底にあるメカニズムを理解するために、神経伝達物質の一つであるsubstance P (SP)が、IL-1などの種々の因子で刺激された角膜線維芽細胞によるuPAの発現やコラーゲン分解にどのような影響を与えるかについて、角膜線維芽細胞をコラーゲンゲル内で3次元的に培
...
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
2.
未熟児網膜症における増殖膜線維化の病態解明
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分56060:眼科学関連
研究機関
近畿大学
研究代表者
日下 俊次
近畿大学, 医学部, 教授
研究期間 (年度)
2020-04-01 – 2025-03-31
交付
キーワード
未熟児網膜症
/
線維化
/
サイトカイン
/
血管内皮増殖因子
研究開始時の研究の概要
小児失明原因の第一を占める未熟児網膜症に対する有効な治療法として、今後増加が予想されるのは抗血管内皮増殖因子(VEGF)治療である。しかし、抗VEGF治療後に増殖膜の線維化が進行し、牽引性網膜剥離の発生を生じる症例があることが問題である。今回の研究では未熟児網膜症における抗VEGF治療後の増殖膜の線
...
研究実績の概要
未熟児網膜症は小児の失明原因第一を占める重要な疾患である。2019年11月に本疾患に対する抗血管内皮増殖因子治療薬としてranibizumab(ルセンティス)が承認され、重症未熟児網膜症の治療予後改善が期待されている。しかし、抗血管内皮増殖因子治療後に増殖膜線維化が進行し、牽引性網膜剥離の発生、増悪
...
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
この課題の研究成果物
雑誌論文 (20件 うち国際共著 9件、査読あり 19件、オープンアクセス 17件) 学会発表 (17件 うち国際学会 5件、招待講演 1件) 図書 (1件)
3.
緑茶カテキンEGCGを用いた臓器線維症治療のための基礎的研究
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分38030:応用生物化学関連
研究機関
近畿大学
研究代表者
吉田 浩二
近畿大学, 生物理工学部, 教授
研究期間 (年度)
2018-04-01 – 2021-03-31
完了
キーワード
線維化
/
上皮間葉転換
/
エピガロカテキンガレート
/
角膜線維芽細胞
/
角膜潰瘍
/
uPA
/
上皮細胞
/
線維芽細胞
/
臓器線維症
/
創傷治癒
研究成果の概要
TGF-β誘導性上皮間葉転換(EMT)に対するカテキン類の影響を検討したところ、TGF-β誘導性EMTはエピガロカテキンガレート(EGCG)により抑制される傾向にあった。また、角膜潰瘍の病態において、EGCGはコラーゲン分解を阻害した。このコラーゲン分解の阻害は、角膜線維芽細胞におけるIL-1β誘導
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (2件 うち査読あり 2件、オープンアクセス 1件) 学会発表 (8件)
4.
重症未熟児網膜症に対する抗血管内皮増殖因子治療の検討
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
眼科学
研究機関
近畿大学
研究代表者
日下 俊次
近畿大学, 医学部, 教授
研究期間 (年度)
2017-04-01 – 2020-03-31
完了
キーワード
未熟児網膜症
/
血管内皮増殖因子
/
抗VEGF治療
/
VEGF
/
網膜光凝固
/
低出生体重児
/
ranibizumab
/
bevacizumab
/
サイトカイン
/
再燃
/
新生血管
/
硝子体
研究成果の概要
重症未熟児網膜症に対しranibizumab投与を行った22例43眼では20.9%で再燃がみられた。bevacizumab投与を行った21例37眼では13.5%の再燃率で、前者でやや再燃率がやや高い傾向がみられた(P=0.556)。多重ロジスティック解析で修正35週以下での抗VEGF治療 (OR,
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (1件 うち査読あり 1件、オープンアクセス 1件) 学会発表 (12件 うち国際学会 2件、招待講演 3件)
5.
ARPE-19におけるuPA/uPAR制御性EMTの検討
研究課題
研究種目
若手研究(B)
研究分野
眼科学
研究機関
近畿大学
研究代表者
青松 圭一
近畿大学, 医学部, 講師
研究期間 (年度)
2015-04-01 – 2017-03-31
完了
キーワード
uPA
/
uPAR
/
ARPE-19
/
EMT
/
RPE
研究成果の概要
網膜組織においては網膜色素上皮がEMT研究の主要な細胞としてよく検討が行われ、知見が集積されてきている。しかしながらuPARなどの線溶系を介した網膜組織でのEMT誘導についてはこれまであまり報告がなく、uPAR強制発現細胞(ARPE-19)を作成して検討を行った。結果、uPAR単独の作用ではARPE
...
6.
未熟児網膜症におけるperiostinの役割と2種の抗血管内皮増殖因子治療の検討
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
眼科学
研究機関
近畿大学
研究代表者
日下 俊次
近畿大学, 医学部附属病院, 教授
研究期間 (年度)
2014-04-01 – 2017-03-31
完了
キーワード
未熟児網膜症
/
抗血管内皮増殖因子(VEGF)抗体
/
Periostin
/
硝子体
/
抗血管内皮増殖因子(VEGF)抗体
/
periostin
/
抗血管内皮増殖因子(VEGF)抗体
研究成果の概要
重症未熟児網膜症に対してranibizumab(0.25mg)を硝子体内投与し、その効果、再燃割合、血清中血管内皮増殖因子(VEGF)への影響を14例27眼で検討した。投与後2、3日以内に全例で網膜血管の拡張蛇行の改善、水晶体血管膜の退縮、増殖膜白鞘化が認められ、治療効果があったと判定された。7眼に
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (11件 うち査読あり 10件、オープンアクセス 8件) 学会発表 (16件 うち国際学会 7件、招待講演 7件) 図書 (2件)
7.
眼創傷治癒におけるTGF‐βとインテグリンの相互作用の役割解明とその応用
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
眼科学
研究機関
近畿大学
研究代表者
吉田 浩二
近畿大学, 医学部, 准教授
研究期間 (年度)
2011 – 2013
完了
キーワード
創傷治癒
/
インテグリン
/
線維芽細胞
/
TGF-β
/
線維化
/
タンパク質
/
α2-antiplasmin
研究概要
角膜線維芽細胞(keratocyte)はTGF-β刺激を受けると、活性化し、筋線維芽細胞様の形態を示すようになった。また、TGF-β処理によりkeratocyteのインテグリンα11(ITGA11)、α-SMA、fibronectinの発現は亢進した。ITGA11およびcalcium- and in
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (9件 うち査読あり 9件) 学会発表 (9件)
8.
角膜内潜伏感染ヘルペスウイルスの動態
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
眼科学
研究機関
近畿大学
研究代表者
下村 嘉一
近畿大学, 医学部, 教授
研究期間 (年度)
2008 – 2010
完了
キーワード
ウイルス
/
感染症
/
細胞
/
組織
/
角膜ヘルペス
/
PCR
/
DNA
/
細胞・組織
/
潜伏感染
/
再活性化
/
ヘルペス
/
HSV
/
角膜
/
角膜移植
研究概要
我々は、全層角膜移植時に得られた28レシピエント角膜28眼中、HSV-1 DNAは10眼(35.7%),HSV-2 DNAは1眼(3.6%),VZV DNAは9眼(32.1%),CMV DNAは2眼(7.1%),AdV DNAは0眼(0%)で検出された。
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (7件 うち査読あり 4件) 学会発表 (6件) 図書 (1件)
9.
ヒト培養角膜内皮細胞を用いた角膜内皮炎モデルの作成
研究課題
研究種目
若手研究(B)
研究分野
眼科学
研究機関
近畿大学
研究代表者
杉岡 孝二
近畿大学, 医学部, 助教
研究期間 (年度)
2007 – 2008
完了
キーワード
endotheliitis
/
HSV-1
/
wound healing
/
CTGF
/
角膜内皮細胞
/
角膜実質細胞
/
フィブロネクチン
/
コラーゲンゲル
/
感受性
研究概要
培養ヒト角膜内皮細胞は、HSV-1に対して感受性が高いことを確認した.角膜内皮炎が少ないのは低感受性によるものではなく前房内の免疫反応の役割が大きいと考えられた.培養角膜実質細胞ではCTGFの産生量はTGF-βの濃度依存性に増加した.またCTGFはTGF-βの存在下で角膜実質細胞におけるフィブロネク
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (2件 うち査読あり 2件) 学会発表 (1件)