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検索結果: 6件 / 研究者番号: 50525334
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1.
脳内甲状腺ホルモンによる鳥類認知機能発達メカニズムの解明
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
審査区分
小区分44050:動物生理化学、生理学および行動学関連
研究機関
帝京大学
研究代表者
本間 光一
帝京大学, 薬学部, 教授
研究期間 (年度)
2023-04-01 – 2027-03-31
交付
キーワード
刷り込み
/
甲状腺ホルモン
/
早期学習
/
鳥類
/
哺乳類
研究開始時の研究の概要
「幼若期の脳が甲状腺ホルモンを介してどのようにして情報を受容し、学習経験として習得・記憶し、その後の認知能力の発達に活かしていくのか」、代表者らはこの学術的「問い」に答えるために鳥類の幼若期の学習と内分泌機能に着目し、「鳥類の幼若期学習」を成立させる責任脳神経回路はどこか?また、制御的な分子(遺伝子
...
2.
鳥類刷り込みの臨界期及び記憶形成に関わる神経伝達物質の行動薬理学的・生理学的解析
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分46030:神経機能学関連
研究機関
帝京大学
研究代表者
青木 直哉
帝京大学, 薬学部, 准教授
研究期間 (年度)
2020-04-01 – 2023-03-31
完了
キーワード
刷り込み
/
アセチルコリン
/
ムスカリン受容体
/
甲状腺ホルモン
/
初期学習
/
記憶形成
/
刻印付け
/
神経伝達物質
/
GABA
研究開始時の研究の概要
離巣性のニワトリのヒナは、孵化直後から自由に歩くことができる。それにより、動くものを追いかけ親として記憶する刷り込み(刻印付け)が可能となる。刷り込みトレーニング時、記憶形成に必須の働きをするとされる大脳IMM領域で、複数の神経伝達物質の分泌量が多くなる。我々はそれらの中でGABAとアセチルコリンの
...
研究成果の概要
刷り込みとは、生得的に動くものを追いかける性質を持つヒナが、孵化直後から親を繰り返し追いかけることにより記憶する学習である。刷り込みには、甲状腺ホルモンの働きが重要であることが明らかとなっている。甲状腺ホルモンの脳内濃度は孵化直前に上昇し、さらに刷り込みトレーニングによって上昇する。これまで、甲状腺
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (9件 うち査読あり 9件、オープンアクセス 6件) 学会発表 (5件)
3.
鳥類刻印付け記憶の固定化に関わる神経回路の解析
研究課題
研究種目
若手研究(B)
研究分野
神経生理学・神経科学一般
研究機関
帝京大学
研究代表者
青木 直哉
帝京大学, 薬学部, 講師
研究期間 (年度)
2016-04-01 – 2018-03-31
完了
キーワード
imprinting
/
memory trace
/
memory consolidation
/
thyroid hormone
/
刷り込み
/
記憶固定化
/
経路選択的伝達遮断法
/
甲状腺ホルモン
/
学習臨界期
/
記憶の固定化
/
刻印付け(刷り込み)
/
想起
/
刻印付け
研究成果の概要
鳥類刻印付けは孵化直後に親を覚える学習である。本研究では、刻印付けに必須の二つの領域、大脳連合野IMMと大脳背側部IMHA、の間の神経投射の遮断をすることによって、その神経投射が記憶の固定化に必用であることを明らかにした。また、cDNAマイクロアレイ解析によりWntを見出し、薬理学的実験からIMHA
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (3件 うち査読あり 3件、オープンアクセス 1件、謝辞記載あり 1件) 学会発表 (7件 うち国際学会 1件)
4.
刷り込み学習の臨界期を決定する脳内分子機構
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
生物系薬学
研究機関
帝京大学
研究代表者
山口 真二
帝京大学, 薬学部, 教授
研究期間 (年度)
2015-04-01 – 2018-03-31
完了
キーワード
刷り込み
/
甲状腺ホルモン
/
感受性期
/
Wnt-2b
/
臨界期
/
リン酸化
/
Rho
/
アクチン
/
生化学
研究成果の概要
ある種の学習は、生後の限られた臨界期又は感受性期と呼ばれる時期にしか習得できない。刷り込み学習はその典型例である。臨界期が閉じたヒナに、T3を注射すると、再び臨界期が開く。
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (5件 うち査読あり 5件、謝辞記載あり 3件、オープンアクセス 1件) 学会発表 (7件 うち国際学会 2件)
5.
鳥類刻印付けにおける神経栄養因子の機能解析
研究課題
研究種目
若手研究(B)
研究分野
生物系薬学
研究機関
帝京大学
研究代表者
青木 直哉
帝京大学, 薬学部, 助教
研究期間 (年度)
2012-04-01 – 2014-03-31
完了
キーワード
学習臨界期
/
刻印付け
/
記憶
/
初期学習
/
臨界期
/
BDNF
/
細胞微細構造
研究概要
刻印付けは孵化直後のヒナが動く物体を繰り返し追従し、記憶する現象である。これまで、刻印付けに関わる遺伝子機構はほとんど明らかにされてこなかった。そこで、刻印付け直後に最も発現した脳由来神経栄養因子BDNFに着目した。刻印付けに必須の大脳領域IMHAでBDNFの発現上昇、さらにBDNF受容体TrkBや
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (4件 うち査読あり 4件) 学会発表 (8件) 図書 (1件)
6.
鳥類の記憶形成(刻印付け)における最初期遺伝子群の機能と神経微細構造変化
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
動物生理・行動
研究機関
帝京大学
研究代表者
本間 光一
帝京大学, 薬学部, 教授
研究期間 (年度)
2011 – 2013
完了
キーワード
学習臨界期(感受性期)
/
刷り込み(刻印付け)
/
甲状腺ホルモン
/
メモリープライミング
/
早期学習
/
BDNF
/
最初期遺伝子
/
ヨードチロニン脱ヨウ素酵素タイプ2
/
刷り込み
/
刻印付け
/
ニワトリ
/
学習感受性期
/
学習臨界期
研究概要
ある種の学習には、その時期にしか習得できない臨界期、または感受性期と呼ばれるものが存在する。なかでも、巣を持たない鳥類のヒナが、孵化してから数日の間に親を記憶して追いかける刷り込み学習はその典型例である。刷り込みの臨界期の時期を決定する因子については不明であったが、ニワトリにおける臨界期を開始させる
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (12件 うち査読あり 12件) 学会発表 (24件 うち招待講演 2件) 図書 (4件) 備考 (6件)