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検索結果: 16件 / 研究者番号: 60335015

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  • 1. インタクトメタボロームを可視化し、細胞機能・物性発現の分子機構に迫る

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(S)

    審査区分 大区分F
    研究機関 名古屋大学
    研究代表者

    福島 和彦 名古屋大学, 生命農学研究科, 教授

    研究期間 (年度) 2024-04-01 – 2029-03-31交付
    キーワード インタクト / メタボローム / 可視化 / 植物 / 細胞壁
    研究開始時の研究の概要 本研究では空間座標を含む代謝物の全容をあるがままの(インタクト)メタボロームと呼称する。低分子から高分子までのインタクトメタボロームが織りなす局所的な機能・物性発現の分子機構をナノスケールで可視化し、新しい“細胞”像を提案する。モデル植物(野生型・形質転換体)および樹木を用いた比較実験系により、植物 ...
  • 2. リグニンの高分子化メカニズムの解明

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(B)

    審査区分 小区分40020:木質科学関連
    研究機関 東京農工大学
    研究代表者

    松下 泰幸 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授

    研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31交付
    キーワード リグニン / 安定同位体
    研究開始時の研究の概要 リグニンは,モノリグノールが酵素的ラジカルカップリングを繰り返すことによって重合が進行し,高分子化することが分かっている。しかしながら,モノリグノールが二量体になった後,どのように高分子化していくかについては,未だ未解明のままである。本研究では,これまで謎とされてきた以下の2点について解明する。
  • 3. 新規前処理技術が拓く木材の階層構造と力学的特性の解明

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(B)

    審査区分 小区分40020:木質科学関連
    研究機関 東京農工大学
    研究代表者

    堀川 祥生 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 准教授

    研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2027-03-31交付
    キーワード 階層構造 / セルロース / ヘミセルロース / リグニン / 赤外分光分析 / 力学的特性 / マトリックス成分
    研究開始時の研究の概要 数百年にもわたり、巨大な樹木の生活が保障されている秘訣は木材の階層構造にある。樹種に応じて多様な解剖学的特徴を有する組織構造、発達した細胞壁、それを構成する木質高分子といったマクロからミクロへと至る階層構造だが、力学的特性との詳細な関係は未解明である。本研究では独自の前処理技術を駆使し、特定成分を選 ...
    研究実績の概要 針葉樹が形成した木材の階層構造を維持しつつマトリックス成分を選択的に除去する処理条件の最適化を行った。これまでに調製条件を確立したスギ材を参考にして、アカマツ材等を対象とした。その結果、スギと同じ条件であるアルコリシス150 ℃、1時間の処理に加え、亜塩素酸ソーダ処理を繰り返し行うことによって、木材 ...
    現在までの達成度 (区分) 2: おおむね順調に進展している
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (3件 うち査読あり 3件)   学会発表 (9件 うち国際学会 3件)
  • 4. 褐色腐朽菌の木材分解メカニズムの再考

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(B)

    審査区分 小区分40020:木質科学関連
    研究機関 東京農工大学
    研究代表者

    吉田 誠 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授

    研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31交付
    キーワード 褐色腐朽 / 木材保存 / 木質バイオマス / 木材腐朽 / セルロース / ヘミセルロース / リグニン
    研究開始時の研究の概要 日本における戸建て住宅の90%以上を占める木造住宅は、その部材である木材が腐る(腐朽と呼ばれる)というリスクに晒されており、その対策を適切に実施することは重要である。特に、その腐れを引き起こす原因微生物のうち最も主要なものとして褐色腐朽菌と呼ばれるもの菌類があげられるが、その木材腐朽メカニズムについ ...
    研究実績の概要 褐色腐朽菌は、日本の木造住宅において腐朽被害を引き起こす最も主要な害菌である。したがって、その腐朽メカニズム(すなわち木材細胞壁の分解メカニズム)を理解することは極めて重要な課題である。褐色腐朽菌による木材腐朽過程においては、木材細胞壁を構成する主要な3つの成分であるセルロース、ヘミセルロース、リグ ...
    現在までの達成度 (区分) 2: おおむね順調に進展している
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (2件 うち査読あり 2件)   学会発表 (18件 うち国際学会 6件)
  • 5. リグニン前駆物質の輸送・貯蔵に関わる細胞間ネットワークの解明

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(A)

    審査区分 中区分40:森林圏科学、水圏応用科学およびその関連分野
    研究機関 名古屋大学
    研究代表者

    福島 和彦 名古屋大学, 生命農学研究科, 教授

    研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31完了
    キーワード TOF-SIMS / 前駆物質 / リグニン / 貯蔵 / 定量分析 / イメージング / 輸送 / 細胞間ネットワーク / イメージング分析
    研究成果の概要 これまで木化との関係性が明確でなかったリグニン前駆体の配糖体について、その貯蔵・消費タイミングが細胞壁の形成・木化段階と相関関係にあることを示した。各種のリグニン前駆体および人工リグニンの合成、植物から分離したリグニンの構造解析を行った。また、部位特異的に同位体標識したリグニン前駆体の投与実験によっ ...
    この課題の研究成果物 国際共同研究 (2件)   雑誌論文 (17件 うち国際共著 3件、査読あり 17件、オープンアクセス 4件)   学会発表 (40件 うち国際学会 6件、招待講演 1件)   図書 (1件)   備考 (2件)
  • 6. ポリイオンコンプレックスによるリグニンからの機能性物質の創製

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(B)

    研究分野 木質科学
    研究機関 名古屋大学
    研究代表者

    松下 泰幸 名古屋大学, 生命農学研究科, 准教授

    研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31完了
    キーワード リグニン / 機能性物質 / 成長促進剤 / イネ / ニンニク / 根 / 成長促進 / 水熱処理 / カチオン性ポリマー / アニオン性ポリマー / バイオマス / 農林水産物
    研究成果の概要 カチオン基やアニオン基をリグニンに導入し、それらを用いて機能性物質に変換することを試みた。リグニンには、最も反応性が低いと思われる酸加水分解リグニン(SAL)を選択した。このSALをアルカリ水熱処理に供することにより、水溶化することを見いだし、その化学構造を解析したところ、酸性基であるフェノール性水 ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (2件 うち査読あり 2件、オープンアクセス 2件)   学会発表 (6件 うち国際学会 3件)   産業財産権 (1件)
  • 7. 13C二酸化炭素投与による植物細胞壁リグニンの化学構造および形成過程の解析

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(C)

    研究分野 木質科学
    研究機関 名古屋大学
    研究代表者

    青木 弾 名古屋大学, 生命農学研究科, 講師

    研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31完了
    キーワード 13C二酸化炭素 / NMR / リグニン / イチョウ / 質量分析 / 固体NMR
    研究成果の概要 本研究課題では植物細胞壁リグニンの化学構造および形成過程の解析を目的とする本研究では、構造解析における感度および測定手法の拡張を目的とし、13Cを高濃度に含有する植物試料の育成および得られた試料の分析を目的とした。密閉型グロースチャンバーの新規設計ならびに運用ノウハウを確立し、長期の環境制御育成を実 ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (4件 うち査読あり 4件、オープンアクセス 1件、謝辞記載あり 1件)   学会発表 (9件 うち国際学会 6件、招待講演 2件)   図書 (2件)
  • 8. 植物成分からのバイオアクチュエーターの創製

    研究課題

    研究種目

    挑戦的萌芽研究

    研究分野 木質科学
    研究機関 名古屋大学
    研究代表者

    松下 泰幸 名古屋大学, 生命農学研究科, 准教授

    研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31完了
    キーワード 電解重合 / アクチュエーター / フェルラ酸 / バイオマス
    研究成果の概要 バイオマスに含まれるフェルラ酸を原料にし、電解重合によりバイオポリマーを創製することを目的とした。電解液(メタノール/ジクロロメタン(1/4)混合溶媒、電解支持として0.2M過塩素酸リチウム添加)、電極(白金)、電界条件(定電流)などを最適化することにより、薄膜を作成することに成功した。電子顕微鏡観 ...
    この課題の研究成果物 学会発表 (1件)
  • 9. クライオ顕微二次イオン質量分析が拓く木質科学の新展開

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(A)

    研究分野 木質科学
    研究機関 名古屋大学
    研究代表者

    福島 和彦 名古屋大学, 生命農学研究科, 教授

    研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2018-03-31完了
    キーワード リグニン / 飛行時間型二次イオン質量分析 / 急速凍結 / 定量分析 / 定性分析 / 多変量解析 / Cryo-TOF-SIMS / 微量成分 / ケミカルマッピング / cryo-TOF-SIS / Cryo-TOF-SIMS / 微量分析 / cryo-TOF-SIMS
    研究成果の概要 飛行時間型二次イオン質量分析(TOF-SIMS)を主軸として、相乗効果の期待される定量化学分析手法、微小試料採取法、そして多変量解析法を組み込んだ多角的分析法を発展させ、凍結水和試料を含む様々な分析対象へと適用した。低分子水溶性成分や無機金属といった化合物の植物体内における位置、水系反応系における特 ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (30件 うち査読あり 28件、オープンアクセス 5件、謝辞記載あり 12件)   学会発表 (50件 うち国際学会 13件、招待講演 9件)   図書 (4件)
  • 10. バイオエタノール製造時の副産物である残渣リグニンの環境保全物質への創製

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(B)

    研究分野 木質科学
    研究機関 名古屋大学
    研究代表者

    松下 泰幸 名古屋大学, 生命農学研究科, 准教授

    研究期間 (年度) 2009 – 2011完了
    キーワード バイオマス / リグニン / 環境材料 / 水熱反応 / モデル化合物
    研究概要 バイオエタノール残渣リグニンの高度活用を目指し、新規環境保全物質を創製することを目的とした。アルカリ水熱処理により残渣リグニンを水可溶性物質に変換した後、アクリル酸との共重合を試みたが、相溶性の問題から共重合ポリマーを得ることができなかった。しかしながら、ε-カプロラクトンとの共重合により、高い膨潤 ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (2件 うち査読あり 2件)   学会発表 (8件)   備考 (1件)
  • 11. 二次イオン質量分析法による植物細胞における生体分子三次元分布の可視化

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(S)

    研究分野 木質科学
    研究機関 名古屋大学
    研究代表者

    福島 和彦 名古屋大学, 生命農学研究科, 教授

    研究期間 (年度) 2009-05-11 – 2014-03-31完了
    キーワード 組織構造・材形成 / リグニン / 抽出成分・微量成分 / 保存・木質文化 / SIMS / 二次イオン質量分析 / マッピング / 細胞 / 走査電子顕微鏡 / スクロース / 2次イオン質量分析
    研究概要 急速凍結した試料の表面切削、cryo-TOF-SIMS分析、cryo-SEM観察を連続的に行うことの出来る複合的な分析システム(cryo-TOF-SIMS/SEM)を開発した。表面切削と分析を繰り返して行うことにより、三次元的な分析が可能である。本手法により、これまで生きている植物内での詳細な分布状 ...
    検証結果 (区分) B
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (32件 うち査読あり 29件)   学会発表 (49件 うち招待講演 11件)   図書 (5件)   備考 (6件)
  • 12. ホリスティックな材質測定によるブラジル熱帯林の戦略的持続経営

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(B)

    研究分野 林産科学・木質工学
    研究機関 名古屋大学
    研究代表者

    土川 覚 名古屋大学, 大学院・生命農学研究科, 教授

    研究期間 (年度) 2007 – 2009完了
    キーワード ブラジル / 熱帯林 / 材質測定 / データベース / 品質証明 / 原産地・品質証明 / 国際研究者交流
    研究概要 本研究は、ブラジル熱帯材を対象として、具体的かつ有効な「品質証明」手法を提示することを目的として計画されたものである。綿密な現地調査および可搬型装置による立木・丸太の近赤外反射スペクトル・成長応力・応力波測定を行い、これらから密度・ミクロフィブリル傾角(MFA)・繊維長・強度等を推定した。木材製品の ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (4件 うち査読あり 4件)   学会発表 (10件)
  • 13. 安定同位体トレーサー法によるリグニン生合成代謝中間物質の細胞内分子マッピング

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(A)

    研究分野 林産科学・木質工学
    研究機関 名古屋大学
    研究代表者

    福島 和彦 名古屋大学, 大学院・生命農学研究科, 教授

    研究期間 (年度) 2006 – 2008完了
    キーワード 樹木 / 細胞壁 / リグニン / 同位体 / 質量分析 / 二次代謝物
    研究概要 リグニン形成の制御機構を前駆物質の貯蔵と輸送という動的な観点から捉え、モノリグノールの貯蔵と供給機構に着目し、細胞レベルで解明することを目的とした。安定同位体トレーサー法によるリグニン生合成中間物質の選択的な標識と飛行時間型二次イオン顕微質量分析(ToF-SIMS)による分子マッピングを組み合わせて ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (24件 うち査読あり 17件)   学会発表 (14件)   備考 (2件)
  • 14. 木質系廃材を原料とした酸加水分解リグニンからの新規機能性材料の創製

    研究課題

    研究種目

    若手研究(B)

    研究分野 林産科学・木質工学
    研究機関 名古屋大学
    研究代表者

    松下 泰幸 名古屋大学, 生命農学研究科, 助教授

    研究期間 (年度) 2005 – 2006完了
    キーワード バイオマス / リグニン / 木質 / 糖化 / 硫酸 / 機能性物質
    研究概要 バイオマスは再生可能な資源であることに加え、カーボンニュートラルという特徴を持つことから、バイオマスの利用は地球温暖化ガスの排出削減に大きく貢献することが考えられている。木質系資源はその存在量からバイオマス利活用の中心を担うものとして期待されているが、経済性などの問題から、間伐剤・被害木を含む林地残 ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (3件)
  • 15. アマゾン川流域およびギニア高地における木本植物の進化と木部形態形成

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(A)

    研究分野 林産科学・木質工学
    研究機関 名古屋大学
    研究代表者

    福島 和彦 名古屋大学, 大学院・生命農学研究科, 教授

    研究期間 (年度) 2003 – 2005完了
    キーワード アマゾン / リグニン / 樹木 / 木部 / 熱帯雨林 / 抽出成分 / 形態形成 / ギアナ高地 / テーブルマウンテン / 成長応力
    研究概要 遺伝子資源の宝庫であるアマゾン川流域および植物が独自の進化を遂げてきたギニア高地における本植物(おもに被子植物)の木部形態形成に関し、材利用の観点から材質を左右する因子に焦点をあて、環境適応と遺伝学的分類の両面から知見を得ることを目的とした。平成15年9月には、ブラジルアマゾン州の熱帯林、パラナ州の ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (9件)   学会発表 (4件)   図書 (1件)
  • 16. 安定同位体トレーサー法によるリグニン生合成の動的解析

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(B)

    研究分野 林産学
    研究機関 名古屋大学
    研究代表者

    福島 和彦 名古屋大学, 大学院・生命農学研究科, 教授

    研究期間 (年度) 2002 – 2004完了
    キーワード コニフェリン / コニフェリルアルコール / コニフェリルアルデヒド / リグニン / イチョウ / 生合成 / シナピン酸 / 広葉樹 / コニフェリアルアルコール
    研究概要 安定同位体元素でラベルしたコニフェリルアルコール、コニフェリルアルデヒドおよびコニフェリンをイチョウ、広葉樹にそれぞれ投与して、生成したリグニンを化学分析した結果、コニフェリンからコニフェリルアルデヒドグルコシド、さらにコニフェリルアルデヒドという経路でリグニン生合成に合流することが示された。オート ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (26件)   図書 (5件)   文献書誌 (8件)

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