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検索結果: 13件 / 研究者番号: 60374435
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1.
薬剤スクリーニングによる血管肉腫に対する新規治療法の探索と治療効果の検証
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分53050:皮膚科学関連
研究機関
北海道大学
研究代表者
中村 秀樹
北海道大学, 医学研究院, 助手
研究期間 (年度)
2023-04-01 – 2026-03-31
交付
キーワード
血管肉腫
/
薬剤スクリーニング
/
核酸医薬
/
既存薬
/
皮膚癌
研究開始時の研究の概要
「血管肉腫」は高齢者の頭部・顔面に好発する皮膚悪性腫瘍であり、5年生存率は10%以下という予後不良な疾患である。放射線化学療法が一部の症例で有効であるが、早期に再発・転移をきたし、他に有効な治療法は確立されていない。北海道大学皮膚科研究グループは、血管肉腫腫瘍組織から細胞株を樹立した。血管肉腫培養細
...
2.
水疱性類天疱瘡におけるIgE自己抗体特異的皮膚炎症増幅機構の解明
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分53050:皮膚科学関連
研究機関
北海道大学
研究代表者
泉 健太郎
北海道大学, 大学病院, 講師
研究期間 (年度)
2022-04-01 – 2025-03-31
交付
キーワード
水疱性類天疱瘡
/
17型コラーゲン
/
IgE
/
好塩基球
/
CD203c
/
自己免疫疾患
研究開始時の研究の概要
水疱性類天疱瘡(bullous pemphigoid, BP)は表皮基底細胞のCOL17を標的とする自己免疫性水疱症で、水疱やそう痒を伴う紅斑が特徴的である。IgGクラス抗COL17自己抗体(BP-IgG)が水疱形成を誘導することは証明されているが、BPではIgEクラス抗COL17自己抗体(BP-I
...
研究実績の概要
1)水疱性類天疱瘡(B患者の末梢血中の活性化好塩基球上のBP-IgEに結合するBP180ペプチドを抗17型コラーゲン抗体で検出を図る。
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
この課題の研究成果物
備考 (1件)
3.
加齢に着目した皮膚の免疫自己寛容破綻機序の解明
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
審査区分
小区分53050:皮膚科学関連
研究機関
北海道大学
研究代表者
氏家 英之
北海道大学, 医学研究院, 教授
研究期間 (年度)
2021-04-01 – 2024-03-31
交付
キーワード
免疫寛容
/
加齢
/
類天疱瘡
/
水疱症
/
制御性T細胞
/
Age-associated B cell
/
DPP-4阻害薬
/
免疫チェックポイント阻害薬
/
水疱性類天疱瘡
研究開始時の研究の概要
免疫系の老化、すなわち免疫老化によって自己免疫疾患のリスクが増加することが知られているが、詳細な機序の大部分は不明である。水疱性類天疱瘡(BP)は表皮基底膜部対する自己抗体によって生じる自己免疫性水疱症で、高齢者に好発する。本研究の目的は、BPをモデル疾患として“加齢に伴う免疫自己寛容の破綻機序を解
...
研究実績の概要
免疫系の老化、すなわち免疫老化によって自己免疫疾患のリスクが増加することが知られているが、詳細な機序の大部分は不明である。水疱性類天疱瘡(BP)は表皮基底膜部に存在するBP180やBP230に対する自己抗体によって生じる自己免疫性水疱症で、高齢者に好発する。我々は最近、一部の高齢マウスは表皮基底膜部
...
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
この課題の研究成果物
雑誌論文 (2件 うち国際共著 1件、査読あり 2件) 学会発表 (8件 うち国際学会 6件、招待講演 2件) 図書 (2件)
4.
画期的マウスモデルを用いた皮膚免疫寛容の破綻機序の解明
研究課題
研究種目
挑戦的研究(萌芽)
審査区分
中区分53:器官システム内科学およびその関連分野
研究機関
北海道大学
研究代表者
氏家 英之
北海道大学, 医学研究院, 教授
研究期間 (年度)
2020-07-30 – 2023-03-31
完了
キーワード
免疫寛容
/
水疱性類天疱瘡
/
胸腺
/
mTEC
/
制御性T細胞
/
尋常性天疱瘡
研究開始時の研究の概要
自己免疫疾患は全身臓器に生じるが、生体内に存在する無数のタンパクのなかで一部のタンパクが自己免疫の標的になりやすい理由は大部分が不明である。本研究では特定のタンパクが免疫自己の標的となる機序を解明し、それを回避する方法を創出する。皮膚の代表的な自己免疫疾患である「水疱性類天疱瘡」と「尋常性天疱瘡」を
...
研究成果の概要
水疱性類天疱瘡抗原であるBP180が自己免疫の標的となりやすい機序を解明するため、中枢性免疫寛容に着目し解析を行った。胸腺髄質上皮細胞(mTEC)でのBP180のmRNA発現が他のタンパクに比べて低くなかったことから、BP180の免疫寛容破綻機序としてT細胞の中枢性免疫寛容の関与は少ないと考えられた
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (1件 うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)
5.
エピトープスプレディング現象に着目した水疱性類天疱瘡の病態解明
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
審査区分
小区分53050:皮膚科学関連
研究機関
北海道大学
研究代表者
西江 渉
北海道大学, 医学研究院, 客員教授
研究期間 (年度)
2020-04-01 – 2023-03-31
採択後辞退
キーワード
自己免疫疾患
/
皮膚病態学
研究開始時の研究の概要
本研究の目的は、自己免疫性水疱症のなかで最も頻度の高い水疱性類天疱瘡(BP)の病態解明です。BPの自己抗体は、表皮基底細胞ヘミデスモソーム構成分子のひとつであるBP180を標的としますが、標的部位は時間経過に伴い変化することが知られています(エピトープスプレディング現象)。本研究では、BPで生じるエ
...
研究実績の概要
2020年度は、18名の水疱性類天疱瘡患者(DPP4阻害薬内服中の症例を含む)末梢血単核球中のB細胞をEBウイルスを用い形質転換した。樹立したLymphoblastoid cell lineの培養上清を用い、水疱性類天疱瘡抗原であるBP180タンパクへの自己抗体の反応性をELISA法で確認したところ
...
6.
自己免疫疾患における補体の新たな働きの解明
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分53050:皮膚科学関連
研究機関
北海道大学
研究代表者
岩田 浩明
北海道大学, 大学病院, 講師
研究期間 (年度)
2019-04-01 – 2022-03-31
完了
キーワード
水疱性類天疱瘡
/
17型コラーゲン
/
補体
/
自己抗体
/
Fc結合タンパク
/
NC16A
/
病原性抗体
/
抗原枯渇
/
C1q
/
自己免疫
研究開始時の研究の概要
自己免疫疾患の病態に補体は、炎症細胞の誘導を介して局所の炎症を引き起こして病態に関与する。本研究では、補体が炎症以外の作用により自己免疫性水疱症(特に水疱性類天疱瘡)の病態に関わっていると仮説を立てて検証する。
研究成果の概要
水疱性類天疱瘡の水疱形成には補体を介した炎症が必須とされたが、必ずしも必要な条件ではないことをこれまでに示した。しかし、補体が自己抗体の定常領域に結合することで自己抗原BP180の細胞内への取り込みが促進されることを証明した。この際、最初に結合する補体C1qは、自己抗体刺激によりケラチノサイトも産生
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (2件 うち査読あり 2件)
7.
水疱性類天疱瘡抗原反応性T細胞株の樹立と応用
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
研究分野
皮膚科学
研究機関
北海道大学
研究代表者
氏家 英之
北海道大学, 大学病院, 講師
研究期間 (年度)
2017-04-01 – 2020-03-31
完了
キーワード
T細胞株
/
水疱性類天疱瘡
/
17型コラーゲン
/
BP180
/
アクティブマウスモデル
/
T細胞受容体
/
サイトカイン
/
自己免疫性水疱症
/
皮膚炎
/
トランスジェニックマウス
研究成果の概要
水疱性類天疱瘡は、高齢者に好発する最も頻度の高い自己免疫性水疱症である。皮膚の表皮と真皮を結合する表皮基底膜部に存在する17型コラーゲン(COL17、BP180)に対する自己抗体により発症する。自己抗体産生には自己反応性T細胞の働きが重要と考えられるが、COL17反応性T細胞の病原性は未だ解析されて
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (6件 うち査読あり 6件、オープンアクセス 1件) 学会発表 (3件 うち国際学会 2件、招待講演 2件)
8.
自己免疫性水疱症発症におけるTh17細胞の働きの解明
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
皮膚科学
研究機関
北海道大学
研究代表者
岩田 浩明
北海道大学, 大学病院, 助教
研究期間 (年度)
2016-04-01 – 2019-03-31
完了
キーワード
自己免疫性水疱症
/
尋常性乾癬
/
経皮免疫
/
Th17細胞
/
自己免疫
/
Th17
/
後天性表皮水疱症
/
7型コラーゲン
/
水疱症
研究成果の概要
自己免疫疾患の一つ後天性表皮水疱症のモデルマウスを用いて、経皮免疫法で病気の発症を誘導することを試みた。従来の方法と比べ工夫した点は、免疫方法をアジュバントと呼ばれる強力な免疫賦活剤をもちいる皮下注射法の代わりに抗原を皮膚に塗布して免疫する手法で行った。この際、マウスの皮膚に直接抗原を塗布するのでは
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (4件 うち査読あり 4件)
9.
免疫寛容が破綻し発症する画期的水疱性類天疱瘡モデルの作成と応用
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
研究分野
皮膚科学
研究機関
北海道大学
研究代表者
西江 渉
北海道大学, 医学研究院, 准教授
研究期間 (年度)
2016-04-01 – 2019-03-31
完了
キーワード
自己免疫性水疱症
/
コラーゲン
/
自己抗体
/
免疫寛容
/
皮膚病態学
/
皮膚病態斈
研究成果の概要
本研究は、免疫寛容の破綻によって発症する水疱性類天疱瘡モデルを作製し、病態解明と新規治療法開発へ応用することを目的としている。水疱性類天疱瘡の患者自己抗体が標的とする自己抗原である17型コラーゲン(COL17)のリコンビナントタンパクを作製し各種マウスへ免疫し、水疱性類天疱瘡のモデルを作製した。免疫
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (6件 うち国際共著 1件、査読あり 6件、オープンアクセス 1件、謝辞記載あり 1件) 学会発表 (3件 うち国際学会 3件、招待講演 2件)
10.
水疱性類天疱瘡における制御性T細胞の解析および細胞療法への応用
研究課題
研究種目
若手研究(B)
研究分野
皮膚科学
研究機関
北海道大学
研究代表者
氏家 英之
北海道大学, 大学病院, 講師
研究期間 (年度)
2015-04-01 – 2017-03-31
完了
キーワード
水疱性類天疱瘡
/
自己免疫疾患
/
制御性T細胞
/
Scurfyマウス
/
疾患モデル動物
/
IPEX症候群
/
BP230
/
17型コラーゲン
/
ノックアウトマウス
研究成果の概要
制御性T細胞(Treg)は免疫自己寛容に重要な役割を果たすTリンパ球で、マスター転写因子はFoxp3である。Foxp3遺伝子変異によってTregが欠損すると、マウスではScurfyマウス、ヒトではIPEX症候群という重篤な全身性自己免疫疾患が生じる。本研究では、Tregが欠損することで、表皮基底膜部
...
11.
17型コラーゲン発現制御による画期的水疱症モデルの作成と応用
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
研究分野
皮膚科学
研究機関
北海道大学
研究代表者
西江 渉
北海道大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授
研究期間 (年度)
2012-04-01 – 2016-03-31
完了
キーワード
皮膚病態学
/
皮膚病理学
/
生体分子
/
タンパク質
/
細胞・組織
/
酵素
/
自己免疫
研究成果の概要
ヘミデスモゾーム構成分子の一つであるXVII型コラーゲン(COL17)は表皮真皮間接合に重要で、遺伝子異常に伴い発現が欠損すると表皮水疱症(EB)の一型を発症する。また後天的にCOL17に対し自己免疫応答を生じると、自己免疫水疱症である水疱性類天疱瘡(BP)を発症する。本研究では、Tet-onシステ
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (9件 うち査読あり 9件、謝辞記載あり 2件) 学会発表 (6件 うち国際学会 1件、招待講演 2件)
12.
水疱性類天疱瘡におけるT細胞サブセットの解析と治療法の開発
研究課題
研究種目
若手研究(B)
研究分野
皮膚科学
研究機関
北海道大学
研究代表者
氏家 英之
北海道大学, 北海道大学病院, 助教
研究期間 (年度)
2011 – 2012
完了
キーワード
自己免疫疾患
/
ヒト化マウス
/
疾患モデル動物
/
Th1/Th2
/
サイトカイン
/
水疱性類天疱瘡
/
17型コラーゲン
/
ノックアウトマウス
研究概要
水疱性類天疱瘡(BP)モデルマウスおよびサイトカインノックアウト(KO)マウスを用いて、BPにおけるT細胞サブセットの役割を解析した。IL-12KOマウスおよびIL-4KOマウスを用いてアクティブBPマウスモデルを作成した。IL-12KOマウス脾細胞レシピエントではIgG1の沈着が強く見られ(Th2
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (5件 うち査読あり 5件) 学会発表 (2件)
13.
補体をターゲットとした水疱性類天疱瘡の新規治療法の開発
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
皮膚科学
研究機関
北海道大学
研究代表者
芝木 晃彦
北海道大学, 医学(系)研究科(研究院), 客員研究員
研究期間 (年度)
2011 – 2013
完了
キーワード
自己免疫疾患
/
水疱性類天疱瘡
/
17型コラーゲン
/
ヒト化マウス
/
疾患モデル動物
/
IgG1/IgG4
/
抗体サブクラス
/
補体活性化
研究概要
水疱性類天疱瘡は17型コラーゲン(COL17)に対する自己抗体によって発症する自己免疫性水疱症で、補体活性化とそれに引き続く炎症細胞浸潤が発症に不可欠と考えられているが、補体非依存性の機序も提唱されている。我々は補体欠損COL17ヒト化マウスと抗COL17モノクローナル抗体を作製し、水疱形成には補体
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (4件 うち査読あり 4件) 学会発表 (4件)