KAKEN — 研究課題をさがす | 研究者番号: 60513455

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検索結果: 12件 / 研究者番号: 60513455

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1. 学習に伴って変化する視知覚予測の神経基盤の解明

公募研究

研究種目	学術変革領域研究(A)
審査区分	学術変革領域研究区分(Ⅳ)
研究機関	東京大学
研究代表者	木村梨絵東京大学, ニューロインテリジェンス国際研究機構, 特任助教
研究期間 (年度)	2024-04-01 – 2026-03-31交付
キーワード	予測 / 視知覚 / 学習 / 神経生理 / マルチユニット記録
研究開始時の研究の概要	脳は感覚情報を知覚するときに予測することで、外部入力情報そのままに知覚するのでなく、最適化して知覚していると考えられる。本研究では、特に視知覚に注目し、多様な視覚情報に対しても安定した知覚をもたらすために、予測が重要な働きをしていると考えた。このとき、予測は、学習過程や入力の多様性に応じて柔軟に変化 ...
研究領域	予測と行動の統一理論の開拓と検証

2. 視知覚における法則性と物語性の分離をもたらす神経基盤の解明

公募研究

研究種目	学術変革領域研究(A)
審査区分	学術変革領域研究区分(Ⅰ)
研究機関	東京大学
研究代表者	木村梨絵東京大学, ニューロインテリジェンス国際研究機構, 特任助教
研究期間 (年度)	2024-04-01 – 2026-03-31交付
キーワード	視知覚 / 法則性 / 物語性 / 神経生理 / マルチユニット記録
研究開始時の研究の概要	動物は特定の視覚情報に基づいた行動をするということを多数回繰り返すと、視知覚について法則性を内在化して、提示される視覚刺激に対して予測することで最適化して知覚するようになる。一方、例えば、その動物にとって不快なことや印象深い出来事は、一回経験しただけで、鮮明に視覚体験の物語性を内在化する。本研究では ...
研究領域	「当事者化」人間行動科学：相互作用する個体脳と世界の法則性と物語性の理解

3. 外部環境への適度な適応を実現する神経回路の解明

公募研究

研究種目	新学術領域研究(研究領域提案型)
審査区分	複合領域
研究機関	東京大学
研究代表者	木村梨絵東京大学, ニューロインテリジェンス国際研究機構, 特任助教
研究期間 (年度)	2022-04-01 – 2024-03-31完了
キーワード	視覚 / 神経生理 / 自閉スペクトラム症 / ストレス / マルチユニット記録
研究開始時の研究の概要	外部環境にやみくもに過度に適応したり、全く適応できなかったりすると、心身に不調をきたすなどして、多くの場合、生活の質は低下する。自己の多様性を維持しつつ、“適度に適応する”ことが生活の質を高める上で重要になると考えられる。外部環境への“適度な適応”の神経基盤を解明し、適度な適応から逸脱した場合の克服 ...
研究実績の概要	本研究では、外部環境の変化、特に提示する視覚刺激を多様に変化させた時に、脳はどのように適応するのか、そして、この適応メカニズムは、適応レベルの異なる、自閉症の発達特性やストレス負荷によって、どのように修飾されるのかを明らかにする。単一細胞、単一脳領野内の細胞ペア、多細胞間、そして、多脳領野間の多次元 ...
研究領域	身体－脳の機能不全を克服する潜在的適応力のシステム論的理解

この課題の研究成果物	雑誌論文 (1件うち査読あり 1件) 学会発表 (6件うち国際学会 3件、招待講演 5件)

4. 入力の変化に耐える多次元脳システムの解明

研究課題

研究種目	基盤研究(C)
審査区分	小区分46030:神経機能学関連
研究機関	東京大学
研究代表者	木村梨絵東京大学, ニューロインテリジェンス国際研究機構, 特任助教
研究期間 (年度)	2021-04-01 – 2025-03-31交付
キーワード	神経生理 / 神経回路 / 視覚野 / 行動 / マルチユニット記録
研究開始時の研究の概要	同一細胞や同一細胞群から経時的に神経活動を記録することで、学習前後で、機能的にどのような神経活動をする細胞がどのように変化することで、入力の変化に対する耐性を獲得するのか、そして、解剖学的にどの脳領野から入力を受ける細胞の神経活動が変化するのかについて、機能と解剖の両面から明らかにする。これによって ...
研究実績の概要	脳は、入力された知覚情報を処理して行動出力する情報処理システムであるが、“柔軟性”の特徴を有することで、外界からの入力が多少変化してもこれまでと同様な行動を出力することができると考えられる。神経細胞がシナプスを介して結びついて、これらが複雑に組み合わさって多細胞の神経回路となり、この神経回路が多脳領 ...
現在までの達成度 (区分)	2: おおむね順調に進展している

この課題の研究成果物	雑誌論文 (3件うち査読あり 2件、オープンアクセス 2件) 学会発表 (7件うち国際学会 3件、招待講演 6件) 備考 (1件)

5. 学習に伴う視覚情報処理システム動態の解明

公募研究

研究種目	新学術領域研究(研究領域提案型)
審査区分	複合領域
研究機関	東京大学
研究代表者	木村梨絵東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 特任助教
研究期間 (年度)	2020-04-01 – 2022-03-31完了
キーワード	神経生理 / 神経回路 / 学習 / 行動 / マルチユニット記録
研究開始時の研究の概要	本研究は、視覚と運動の関係を学習して獲得した機能を、再学習させて機能転換させることで、保存回路と再編回路を明瞭に区別し、それぞれの回路の特徴を捉える。頑強性と柔軟性の相反する視点から脳情報動態の実体を解き明かすことを目指す。多脳領野・多細胞の神経活動解析に加えて、光活性化タンパク質を特定の細胞群に発 ...
研究実績の概要	本研究は、視覚と運動の関係を学習して獲得した機能を、再学習させて機能転換させることで、保存されるものと再編されるものを区別し、それぞれの回路の特徴を捉え、頑強性と柔軟性の相反する視点から脳情報動態の実体を解き明かすことを目指す。これまでの研究において、頭部を固定したラットに、高コントラストの視覚刺激 ...
研究領域	脳情報動態を規定する多領野連関と並列処理

この課題の研究成果物	雑誌論文 (2件うち査読あり 1件、オープンアクセス 2件) 学会発表 (1件うち招待講演 1件) 備考 (1件)

6. 低コントラスト刺激の視覚弁別を可能にする神経回路の解明

研究課題

研究種目	基盤研究(C)
審査区分	小区分46030:神経機能学関連
研究機関	東京大学 (2021) 生理学研究所 (2018-2020)
研究代表者	木村梨絵東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 特任助教
研究期間 (年度)	2018-04-01 – 2022-03-31完了
キーワード	神経生理 / 神経回路 / 視覚野 / 行動 / マルチユニット記録 / コントラスト
研究成果の概要	同じ画像を繰り返し見る経験をすることによって、その画像のコントラストが低下して見にくくなった時に強く応答する、低コントラスト優位な神経細胞が一次視覚野において増加した。さらに、この細胞が見にくい画像の視知覚に貢献していることを明らかにした。 ...

この課題の研究成果物	雑誌論文 (2件うち査読あり 1件、オープンアクセス 2件) 学会発表 (13件うち国際学会 6件、招待講演 5件) 備考 (1件)

7. 視知覚・運動連関の学習に伴う神経回路の柔軟性と頑強性

公募研究

研究種目	新学術領域研究(研究領域提案型)
研究機関	生理学研究所
研究代表者	木村梨絵生理学研究所, 基盤神経科学研究領域, 特任助教
研究期間 (年度)	2018-04-01 – 2020-03-31完了
キーワード	神経生理 / 神経回路 / 学習 / 行動 / マルチユニット記録 / 視覚野
研究実績の概要	学習に伴う機能的神経回路の再編と保存を明らかにするために、視覚刺激と運動出力の関係を転換させる再学習の実験系を立ち上げ、神経活動の記録を行った。あらかじめ、縦縞でレバーを押し、横縞でレバーを引くということをラットに繰り返しトレーニングした。その後、【縦縞→レバーを押す、横縞→レバーを引く】の関係性を ...
研究領域	脳情報動態を規定する多領野連関と並列処理

この課題の研究成果物	学会発表 (11件うち国際学会 6件、招待講演 3件)

8. 視知覚・運動連関の獲得過程における機能的神経回路の創成原理の探索

研究課題

研究種目	基盤研究(C)
研究分野	構成的システム生物学
研究機関	生理学研究所
研究代表者	木村梨絵生理学研究所, 基盤神経科学研究領域, 特任助教
研究期間 (年度)	2017-07-18 – 2021-03-31完了
キーワード	試行間ばらつき / 神経生理 / 神経回路 / 学習 / 行動 / マルチユニット記録 / 視覚野 / 神経生理学 / 大脳皮質
研究成果の概要	学習によって、神経回路が揺らぎを含みながら、どのように変化していくのかを明らかにすることを目指し、視覚弁別課題の学習前後でのラットの一次視覚野の神経活動を解析した。この結果、一部の細胞は、学習で特徴的な神経活動を示すようになった。また、単一細胞の神経活動、細胞集団の神経活動は、いずれも、学習前後で大 ...

この課題の研究成果物	学会発表 (14件うち国際学会 6件、招待講演 5件)

9. 運動学習に伴う局所神経回路の変化

研究課題

研究種目	若手研究(B)
研究分野	神経生理学・神経科学一般
研究機関	生理学研究所
研究代表者	木村梨絵生理学研究所, 基盤神経科学研究領域, 特任助教
研究期間 (年度)	2014-04-01 – 2017-03-31完了
キーワード	神経生理学 / 大脳皮質 / 神経回路 / ラット / 学習
研究成果の概要	生物は、外部の刺激を知覚・認知して、特定の運動をすることを学習する。学習後、外部の刺激は多少変化しても、同一の運動をすることができ、脳内では柔軟な情報処理が行われると考えられる。本研究では、ラットに縦縞でレバーを押し、横縞で引くという視覚弁別誘発性の運動課題を学習させた。その後、縦縞/横縞のコントラ ...

この課題の研究成果物	雑誌論文 (5件うち国際共著 1件、査読あり 4件、オープンアクセス 3件、謝辞記載あり 1件) 学会発表 (4件)

10. 運動に関わる局所神経回路の流動性が担う機能

公募研究

研究種目	新学術領域研究(研究領域提案型)
審査区分	生物系
研究機関	生理学研究所
研究代表者	木村梨絵生理学研究所, 生体情報研究系, 特任助教
研究期間 (年度)	2014-04-01 – 2016-03-31完了
キーワード	神経生理学 / 大脳皮質 / 神経回路 / ラット / 記憶
研究実績の概要	運動学習の過程で、脳内の神経活動に生じる変化の全体像はあまり理解されていない。特に、神経活動の試行間ばらつき（流動性）の、学習過程における機能的意義については、ほとんど解明されていない。本研究では、学習過程で起きる記憶ダイナミズムを試行間ばらつきに着目して明らかにすることを目指している。
研究領域	多様性から明らかにする記憶ダイナミズムの共通原理

この課題の研究成果物	雑誌論文 (4件うち国際共著 1件、査読あり 3件、オープンアクセス 2件) 学会発表 (3件)

11. 外発性、内発性運動を担う局所神経回路機構

研究課題

研究種目	若手研究(B)
研究分野	神経・筋肉生理学
研究機関	玉川大学
研究代表者	木村梨絵玉川大学, 脳科学研究所, 嘱託研究員
研究期間 (年度)	2012-04-01 – 2014-03-31完了
キーワード	神経生理学 / 大脳皮質 / 運動野 / 神経回路 / ラット
研究概要	運動野の細胞間で見られる、数ミリ秒以内の同期的発火活動は、運動の開始様式などによって、集団としてどのような機能的意味をもつのかは明らかでない。本研究では、頭部固定のラットに、外発的または内発的に前肢でレバーを操作すると報酬を獲得できるという、二種類の運動課題を行わせた。一次および二次運動野深層の神経 ...

この課題の研究成果物	雑誌論文 (5件うち査読あり 5件) 学会発表 (20件うち招待講演 1件)

12. 無麻酔個体動物を用いたイメージングによる視覚情報演算機構の解析

研究課題

研究種目	若手研究(スタートアップ)
研究分野	神経科学一般
研究機関	独立行政法人理化学研究所
研究代表者	木村梨絵独立行政法人理化学研究所, 認知判断モデル連携ユニット, 研究員
研究期間 (年度)	2008 – 2009完了
キーワード	一次視覚野 / カルシウムイメージング / 二光子レーザー走査型顕微鏡 / 方位選択性 / 個体動物 / 無麻酔 / 脳の状態 / 出入力相関 / 個体動物in vivo / マルチユニット記録
研究概要	無麻酔・麻酔状態のラットの頭部を固定して、視覚刺激を提示したときの一次視覚野の神経活動を二光子励起機能的多ニューロンカルシウムイメージング法にて記録する実験系を確立した。抑制性神経細胞が蛍光をもつラットを用いることによって、抑制性・興奮性神経細胞を区別した。記録中は、皮質脳波や瞳孔位置、ラットの様子 ...

この課題の研究成果物	雑誌論文 (6件うち査読あり 2件) 学会発表 (5件)