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検索結果: 9件 / 研究者番号: 80381664

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  • 1. 昆虫の脳で「色」ができるしくみーキノコ体経路における色情報処理ー

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(B)

    審査区分 小区分39050:昆虫科学関連
    研究機関 総合研究大学院大学
    研究代表者

    木下 充代 総合研究大学院大学, 統合進化科学研究センター, 准教授

    研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2026-03-31交付
    キーワード 色覚 / 昆虫 / 神経科学 / 視覚 / 鱗翅目昆虫 / 高次中枢 / キノコ体
    研究開始時の研究の概要 本研究は、物体認知の重要ないち要素である「色」に注目、鋭い色覚を持つアゲハチョウ(Papilio xuthus)でその「色覚機構」の解明を目指している。最近、記憶学習の中枢であるキノコ体に情報を送る神経群に多数の鋭い分光感度を記録した。このことから、キノコ体神経群を色情報処理の最高次と位置づけ、光応 ...
    研究実績の概要 本課題は、ヒトより鋭い色覚を持つアゲハチョウを対象にその「色知覚機構」を明らかにすることを目的としている。具体的には、キノコ体視覚入力神経群においてさまざまな光刺激に対する応答を記録し、最高次中枢における「色」の表現を調べている。2022年度は、キノコ体視覚入力神経群における細胞内記録法の改良を進め ...
    現在までの達成度 (区分) 2: おおむね順調に進展している
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (1件 うち査読あり 1件)   学会発表 (1件)
  • 2. 視細胞間シナプスがつくる波長対比性の神経行動学的解析

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(S)

    審査区分 大区分G
    研究機関 総合研究大学院大学
    研究代表者

    蟻川 謙太郎 総合研究大学院大学, 統合進化科学研究センター, 教授

    研究期間 (年度) 2018-06-11 – 2023-03-31完了
    キーワード 昆虫 / 色覚 / 視細胞 / 視葉板 / 波長対比性
    研究成果の概要 昆虫色覚の機構と進化を解明する目的で、アゲハの視細胞と二次ニューロンLMCの構造と機能を解明した。分光感度の異なる視細胞が互いに抑制し合うことで、多様な波長対比性を作ることが分った。一方、LMCの分光感度は予想に反して一様に幅広く、視細胞の波長対比性は視葉板ではLMCに伝達されていないことが分った。 ...
    事後評価所見 (区分) A: 研究領域の設定目的に照らして、期待どおりの成果があった
    中間評価所見 (区分) A: 研究領域の設定目的に照らして、期待どおりの進展が認められる
    この課題の研究成果物 国際共同研究 (15件)   雑誌論文 (21件 うち国際共著 11件、査読あり 19件、オープンアクセス 13件)   学会発表 (49件 うち国際学会 24件、招待講演 23件)   図書 (1件)
  • 3. 香りがチョウの色嗜好性を変える“異種感覚統合のしくみと性差の解明”

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(C)

    研究分野 動物生理・行動
    研究機関 総合研究大学院大学
    研究代表者

    木下 充代 総合研究大学院大学, 先導科学研究科, 准教授

    研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31完了
    キーワード 行動 / 感覚生理 / 視覚 / 嗅覚 / チョウ目 / 異種感覚統合 / 鱗翅目昆虫 / 高次中枢 / チョウ / 昆虫 / 脳・神経 / 神経科学 / 行動学
    研究成果の概要 アゲハチョウの生まれつき好む色は、花や食草の匂いによって変わる。私は、匂いによる色嗜好性の変化がメスで顕著であることに注目し、「視覚と嗅覚の統合」とその「性的二型」の仕組みを明らかにすることを目指した実験的研究を行った。その結果、第一次嗅覚中枢を作る約70から80個の糸球体のうち3個がメスで大きく発 ...
    この課題の研究成果物 学会発表 (12件 うち国際学会 4件、招待講演 4件)
  • 4. アサギマダラにおける季節性ナビゲーションの神経行動学“生態学的アプローチ”

    公募研究

    研究種目

    新学術領域研究(研究領域提案型)

    審査区分 複合領域
    研究機関 総合研究大学院大学
    研究代表者

    木下 充代 総合研究大学院大学, 先導科学研究科, 准教授

    研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2019-03-31完了
    キーワード チョウ目 / 渡り / 行動 / 感覚生理 / 視覚 / 鱗翅目昆虫 / ナビゲーション / 生理行動 / 昆虫 / 生態学 / 行動学 / 神経科学
    研究実績の概要 アサギマダラは、季節性の長距離移動をすることで知られるアジアで唯一のチョウで、その長距離移動には天空の光情報を使う可能性が高い。アサギマダラの複眼も、他のチョウ類の複眼同様、個眼の性質が異なる背側辺縁・背側・腹側の三領域からなることがわかった。腹側腹側では光受容部位周辺に濃い赤い色素をもつものと、持 ...
    研究領域 生物ナビゲーションのシステム科学
    この課題の研究成果物 国際共同研究 (1件)   雑誌論文 (1件 うち査読あり 1件)   学会発表 (7件 うち国際学会 3件、招待講演 1件)   図書 (1件)
  • 5. 匂いによる色嗜好性の変化とその性差の神経行動学的研究

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(C)

    研究分野 動物生理・行動
    研究機関 総合研究大学院大学
    研究代表者

    木下 充代 総合研究大学院大学, 先導科学研究科, 講師

    研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31完了
    キーワード 感覚情報処理 / 視覚 / 嗅覚 / 感覚統合 / 昆虫 / 性差 / 行動 / 訪花性昆虫 / 神経行動学 / 雌雄差
    研究成果の概要 羽化後、求蜜未経験のナミアゲハに青・緑・黄・赤の色円板を見せると多くの個体が青に降りて蜜を探す。この生得的な色の好みに、植物の匂いがどのように影響するかを調べた。メスは食草があると緑、特定の花の匂いがあると赤を好む個体が増えた。ところが、匂いを嗅げなくしたメスは青を好んだ。一方、オスはいずれの匂いが ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (11件 うち査読あり 10件、謝辞記載あり 4件)   学会発表 (27件 うち招待講演 6件)   図書 (5件)
  • 6. 物体認知における偏光視の役割とその神経機構-アゲハを例に-

    研究課題

    研究種目

    若手研究(B)

    研究分野 動物生理・行動
    研究機関 総合研究大学院大学
    研究代表者

    木下 充代 総合研究大学院大学, 先導科学研究科, 助教

    研究期間 (年度) 2009 – 2011完了
    キーワード 神経行動 / 行動 / 神経科学 / 脳・神経 / 昆虫
    研究概要 求蜜行動中のアゲハの偏光視と明度視について、行動実験により3つの特性を明らかにした。1)アゲハは、相対的な明度の違いを学習・弁別し、その感覚には明度対比が含まれる。2)縦偏光は横偏光より明るく見え、偏光弁別に背景の明るさが影響する。3)着地行動には、明度コントラストが重要である。以上の結果は、色覚に ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (12件 うち査読あり 12件)   学会発表 (21件)   図書 (2件)   備考 (1件)
  • 7. 微小脳における色知覚機構とその進化

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(A)

    研究分野 動物生理・行動
    研究機関 総合研究大学院大学
    研究代表者

    蟻川 謙太郎 総合研究大学院大学, 先導科学研究科, 教授

    研究期間 (年度) 2009 – 2012完了
    キーワード 神経行動学 / 昆虫 / 視覚系 / 分光感度 / 行動 / 複眼 / 色覚 / 視細胞
    研究概要 色覚の基盤にある神経機構について、チョウ類の色覚系を対象にして実験的研究を行った。 種をこえた比較研究から、(1)視細胞分光感度には往々にして顕著な性差があること、(2) 個眼の階層構造の程度は多様であることが分った。アゲハ類での解析からは、(3)蜜源に着地 する際にはターゲットと背景のつくるエッジ ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (39件 うち査読あり 35件)   学会発表 (60件 うち招待講演 1件)   図書 (38件)
  • 8. 視細胞間結合による波長情報処理と色覚

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(A)

    研究分野 動物生理・行動
    研究機関 総合研究大学院大学
    研究代表者

    蟻川 謙太郎 総合研究大学院大学, 葉山高等研究センター, 教授

    研究期間 (年度) 2006 – 2008完了
    キーワード 神経行動学 / 昆虫 / 視覚系 / 分光感度 / 行動 / 複眼 / 色覚 / 視細胞
    研究概要 色覚の基盤にある神経機構について、アゲハの色覚系を対象にして解析的実験研究を行った。アゲハ複眼には異なる分光感度をもつ6種の視細胞(紫外・紫・青・緑・赤・広帯域)があり、求蜜行動を指標にした行動学的実験の結果、アゲハはこのうちの紫と広帯域を除く4種を使って色を識別していることを突き止めた。また、視覚 ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (24件 うち査読あり 18件)   学会発表 (22件)   図書 (31件)   備考 (1件)
  • 9. アゲハ視小葉複合体出力系の細胞構成と色覚経路

    研究課題

    研究種目

    若手研究(B)

    研究分野 動物生理・行動
    研究機関 総合研究大学院大学 (2006)
    横浜市立大学 (2005)
    研究代表者

    木下 充代 総合研究大学院大学, 葉山高等研究センター, 助手

    研究期間 (年度) 2005 – 2006完了
    キーワード 昆虫 / 解剖学 / 脳・神経 / 視覚 / 神経科学 / 細胞・組織
    研究概要 昆虫の複眼で受容された光の情報は、視覚中枢(視葉)において処理された後、より高次の脳領域に送られる。視葉の出力は、4つの領域のうち視髄、視小葉、視小葉板から出る。光情報が平行処理されるのだとすると、異なる領域から出力する神経経路には、それぞれ異なる情報が含まれていると考えている。アゲハの脳の構造につ ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (6件)   図書 (1件)

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