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検索結果: 17件 / 研究者番号: 90280510

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  • 1. 格子量子色力学によるB中間子インクルーシブ崩壊の非摂動計算

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(A)

    審査区分 中区分15:素粒子、原子核、宇宙物理学およびその関連分野
    研究機関 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構
    研究代表者

    橋本 省二 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 教授

    研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2027-03-31交付
    キーワード 格子QCD / インクルーシブ過程 / インクルーシブ崩壊 / B中間子
    研究開始時の研究の概要 本研究計画の前半では、同じ手法をより軽いD中間子のインクルーシブ・セミレプトニック崩壊に適用し、実験データと比較することでインクルーシブ崩壊の格子QCD計算手法の正当性を確認するとともに、系統誤差を削減する手法を開発する。後半では本格的なB中間子崩壊の計算に進む。全崩壊率だけでなく、種々のモーメント ...
    研究実績の概要 B中間子のインクルーシブ・セミレプトニック崩壊率を格子QCDのシミュレーションを用いて計算する新手法に関して、系統誤差の検討を進めた。格子QCD計算では離散化誤差などの共通する系統誤差があるが、特にインクルーシブ過程の計算手法においては、エネルギー積分の重み関数を近似する際の系統誤差、および有限体積 ...
    現在までの達成度 (区分) 2: おおむね順調に進展している
    この課題の研究成果物 国際共同研究 (3件)   雑誌論文 (5件 うち国際共著 5件、査読あり 5件、オープンアクセス 5件)   学会発表 (5件 うち国際学会 5件、招待講演 2件)
  • 2. B中間子セミレプトニック崩壊におけるクォーク・ハドロン双対性

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(A)

    審査区分 中区分15:素粒子、原子核、宇宙物理学およびその関連分野
    研究機関 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構
    研究代表者

    橋本 省二 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 教授

    研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31完了
    キーワード B中間子崩壊 / クォーク・ハドロン双対性 / 格子QCD / B中間子 / スペクトル関数 / 量子色力学 / セミレプトニック崩壊 / インクルーシブ / インクルーシブ崩壊 / クォークハドロン双対性
    研究成果の概要 B中間子のセミレプトニック崩壊において、終状態のハドロンの基底状態だけでなく励起状態も含めた包括的崩壊率を、クォーク・ハドロン双対性の仮定によることなく格子量子色力学(格子QCD)の第一原理計算を用いて計算する新しい手法を開発した。格子上で計算されたハドロン相関関数における演算子間のユークリッド時間 ...
    この課題の研究成果物 国際共同研究 (7件)   雑誌論文 (10件 うち国際共著 5件、査読あり 7件、オープンアクセス 10件)   学会発表 (9件 うち国際学会 8件、招待講演 2件)   学会・シンポジウム開催 (1件)
  • 3. 高精細格子計算による標準模型の精密検証

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(A)

    研究分野 素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
    研究機関 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構
    研究代表者

    橋本 省二 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 教授

    研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31完了
    キーワード 格子QCD / B中間子 / チャームクォーク / 計算物理 / 格子ゲージ理論 / 素粒子論
    研究成果の概要 BおよびD中間子崩壊形状因子の精密計算を目的として、カイラル対称性を保つ格子フェルミオン定式化を用いた大規模格子量子色力学シミュレーションを実行した。重いチャームおよびボトムクォークの計算での格子化による誤差を抑えるために、小さな格子間隔(0.044~0.083 fm)を採用し、複数のクォーク質量で ...
    この課題の研究成果物 国際共同研究 (2件)   雑誌論文 (16件 うち国際共著 6件、査読あり 14件、オープンアクセス 4件、謝辞記載あり 11件)   学会発表 (26件 うち国際学会 15件)
  • 4. 厳密なカイラル対称性をもつ格子理論による量子色力学のトポロジカルな真空構造の解明

    研究課題

    研究種目

    若手研究(S)

    研究分野 素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
    研究機関 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構
    研究代表者

    橋本 省二 高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 教授

    研究期間 (年度) 2009 – 2013完了
    キーワード 格子ゲージ理論 / カイラル対称性 / トポロジー / 量子色力学 / シミュレーション / パイ中間子
    研究概要 量子色力学はクォークのダイナミクスを支配する基本法則である。非常に強い非線形性をもつため、理論を解いてその基底状態(=真空)を求めるには数値計算が不可欠である。真空ではクォークのもつカイラル対称性が自発的に破れて核子に質量を与える源になっていると考えられているが、本研究は、格子ゲージ理論の数値シミュ ...
    検証結果 (区分) A-
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (24件 うち査読あり 24件)   学会発表 (18件 うち招待講演 1件)
  • 5. 厳密なカイラル対称性をもつ格子理論による量子色力学の精密シミュレーション

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(A)

    研究分野 素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
    研究機関 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構
    研究代表者

    橋本 省二 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 准教授

    研究期間 (年度) 2009完了
    キーワード 量子色力学 / 計算科学
    研究概要 本研究は、研究代表者らがこれまで推進してきた厳密なカイラル対称性をもつ格子理論による量子色力学(QCD)シミュレーションをさらに発展させ、低エネルギーQCDの"精密計算"の実現を目指すものである。低エネルギーQCDの諸問題からフレーバー物理に関連する物理量まで、1%レベルの精密な結果を与え、U(1) ...
  • 6. フレーバー物理によるTeV領域の新しい素粒子像の探求

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(A)

    研究分野 素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
    研究機関 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構
    研究代表者

    岡田 安弘 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, その他部局等, 理事

    研究期間 (年度) 2008-04-08 – 2013-03-31完了
    キーワード 素粒子物理学 / 素粒子実験 / フレーバー物理 / Bファクトリー / レプトンフレーバーの破れ / 電気双極子モーメント / 超対称模型 / TeV領域 / Bファクトリー / 電気双極子能率 / 陽子崩壊 / B中間子 / 素粒子 / TeV領域 / タウ粒子 / 荷電ヒッグス粒子 / 格子QCD / CP対称性 / リトルヒッグス模型 / シーソー模型
    研究概要 素粒子物理学はLHC実験の進展、Super KEKB 実験の開始で新たな段階を迎えている。LHC実験の進展状況を取り入れつつ、クォークやレプトンのフレーバー物理によりTeVエネルギースケールの新しい物理をどのように探索することができるかについて理論的な側面から研究した。特に、レプトンフレーバーを破る ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (82件 うち査読あり 81件)   学会発表 (62件 うち招待講演 13件)   図書 (1件)
  • 7. 分野横断アルゴリズムと計算機シミュレーション

    計画研究

    研究種目

    新学術領域研究(研究領域提案型)

    審査区分 理工系
    研究機関 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構
    研究代表者

    松古 栄夫 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 計算科学センター, 助教

    研究期間 (年度) 2008 – 2012完了
    キーワード シミュレーション / 素粒子論 / 理論核物理 / 宇宙物理
    研究概要 本新学術領域研究が目的とする計算物理に基づく素粒子・原子核・宇宙物理の融合と重層的物質構造解明のために、アルゴリズムやシミュレーションの高速化手法に関する分野を横断した連携体制の構築、超並列計算機やGPGPUなどの先進アーキテクチャの性能を引き出すための手法の開発、計算素粒子物理学(格子QCD)のた ...
    研究領域 素核宇宙融合による計算科学に基づいた重層的物質構造の解明
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (62件 うち査読あり 41件)   学会発表 (158件 うち招待講演 2件)   備考 (9件)
  • 8. 量子色力学にもとつく真空構造とクォーク力学

    計画研究

    研究種目

    新学術領域研究(研究領域提案型)

    審査区分 理工系
    研究機関 大阪大学 (2009-2012)
    京都大学 (2008)
    研究代表者

    大野木 哲也 大阪大学, 大学院・理学研究科, 教授

    研究期間 (年度) 2008 – 2012完了
    キーワード 格子QCD / 計算機シミュレーション / フレーバー物理 / ハドロン / 数値計算 / 格子ゲージ理論 / 量子色力学 / クォーク / 真空構造 / フレーバー / フレー
    研究概要 量子色力学における真空構造とクォークのダイナミクスを解明するため、大規模数値計算にもとつく格子QCD理論計算をWilsonフェルミオンによるクォーク質量直上の「現実的計算」、Overlapフェルミオンによる厳密なカイラル対称性を保った計算手法を確立した。これを応用し、ハドロンスペクトル、ハドロン相互 ...
    研究領域 素核宇宙融合による計算科学に基づいた重層的物質構造の解明
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (56件 うち査読あり 41件)   学会発表 (20件 うち招待講演 3件)   備考 (5件)
  • 9. 新しい格子ゲージ理論の利用法が切り開く超対称模型の精密検証

    研究課題

    研究種目

    特定領域研究

    審査区分 理工系
    研究機関 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構
    研究代表者

    山田 憲和 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 助教

    研究期間 (年度) 2008完了
    キーワード 超対称模型 / 格子QCD / 素粒子物理学 / 大規模数値シミュレーション
    研究概要 本研究は、「素粒子物理学における準備理論」の背後にあると目される「超対称模型」の精密検証を行うことを目的として遂行された。本研究の特色は、カイラル対称性を持つ格子QCD形式を用いて、その形式が持つ利点を最大限活用できる物理量に着目し、これまでにない精度の高い結果を導くことにあった。その結果、主なもの ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (5件 うち査読あり 5件)   備考 (1件)
  • 10. 厳密なカイラル対称性をもつ格子理論による量子色力学の研究

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(B)

    研究分野 素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
    研究機関 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構
    研究代表者

    橋本 省二 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 准教授

    研究期間 (年度) 2006 – 2008完了
    キーワード 素粒子論 / 格子QCD / カイラル対称性
    研究概要 厳密なカイラル対称性をもつ格子理論を使った量子色力学(QCD)の数値シミュレーションを初めて実現し、QCDにおける自発的対称性の破れの検証や、カイラル有効理論との整合性の検証、これまでは不可能だったさまざまな物理量の計算を実現し、QCDの非摂動的研究に新たな側面を拓いた。
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (10件 うち査読あり 9件)   学会発表 (4件)   備考 (1件)
  • 11. 格子カイラルフェルミオンが可能にする超対称模型の精密検証

    研究課題

    研究種目

    特定領域研究

    審査区分 理工系
    研究機関 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構
    研究代表者

    橋本 省二 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 准教授

    研究期間 (年度) 2006 – 2007完了
    キーワード 素粒子論 / 格子QCD / カイラル対称性
    研究概要 本研究計画は、厳密なカイラル対称性をもつ格子フェルミオンを用いて、素粒子現象論において重要になるいくつかの物理量の計算手法を計算することを目指している。格子上でカイラル対称性が厳密に成り立っていると、パイ中間子(あるいはK中間子)の低エネルギーでの有効理論による解析と整合性をもつようになるので、格子 ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (1件 うち査読あり 1件)   学会発表 (1件)   備考 (1件)
  • 12. 非等方格子QCDを用いた重いクォークの物理の研究

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(C)

    研究分野 素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
    研究機関 京都大学
    研究代表者

    大野木 哲也 京都大学, 基礎物理学研究所, 助教授

    研究期間 (年度) 2004 – 2006完了
    キーワード 非等方格子 / HQET / B中間子 / 小林益川行列 / 重いクォーク / 格子QCD / ハドロンスペクトル / カイラル極限 / 非摂動繰り込み
    研究概要 格子QCDによるB中間子遷移行列の精密計算は標準模型や新しい物理の検証に重要であるがbクォークの質量が大きいことによる格子化誤差が障害となっている。それを回避するための方法として、非等方格子を用いたbクォークの定式化と格子HQETの2つが有望な定式化と考えられている。本研究では、非等方格子と格子HQ ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (34件)
  • 13. B中間子のセミレプトニック崩壊と小林益川行列要素の決定

    研究課題

    研究種目

    特定領域研究

    審査区分 理工系
    研究機関 京都大学
    研究代表者

    大野木 哲也 京都大学, 基礎物理学研究所, 助教授

    研究期間 (年度) 2004 – 2005完了
    キーワード 小林益川行列 / 素粒子論 / 格子QCD / B中間子 / 計算物理
    研究概要 重いクォークを含むハドロンの物理はBファクトリーを始めとして、現在、実験データが豊富に得られている。中でもB中間子の崩壊、振動の実験データに対して、格子QCDを用いてB中間子の電弱遷移行列の理論的な精密決定を行い、クォークレベルでのフレーバー構造を解明することは、標準模型およびそれを超える物理の検証 ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (5件)
  • 14. 格子上の重いクォークの有効理論の非摂動的構成

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(C)

    研究分野 素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
    研究機関 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構 (2004-2005)
    高エネルギー加速器研究機構 (2002-2003)
    研究代表者

    橋本 省二 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 助教授

    研究期間 (年度) 2002 – 2005完了
    キーワード 格子QCD / B中間子 / 有効理論 / 格子ゲージ理論 / 重いクォーク / 非等方格子
    研究概要 本研究計画の目的は、格子QCDのシミュレーションで重いクォークを扱う際に必要になる、格子上の重いクォークの有効理論を非摂動的に構成することである。これによりB中間子の崩壊定数などさまざまな物理量の計算における理論的不定性を削減することができる。このためには、格子作用の非摂動的なマッチングを行う必要が ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (13件)   文献書誌 (3件)
  • 15. 格子QCDを用いたB中間子の電弱遷移行列の精密計算

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(C)

    研究分野 素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
    研究機関 京都大学 (2001)
    広島大学 (2000)
    研究代表者

    大野木 哲也 京都大学, 基礎物理学研究所, 助教授

    研究期間 (年度) 2000 – 2001完了
    キーワード 格子QCD / B中間子 / 小林益川行列 / 崩壊定数 / バクパラメータ / 繰り込み定数 / Fermilab作用 / NRQCD作用 / セミレプトニック崩壊 / full QCD
    研究概要 本研究で得られた主な成果を要約する。 ...
    この課題の研究成果物 文献書誌 (38件)
  • 16. B→D^<(*)>lv崩壊の形状因子|V_<cb>|の決定

    研究課題

    研究種目

    奨励研究(A)

    研究分野 素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
    研究機関 高エネルギー加速器研究機構
    研究代表者

    橋本 省二 高エネルギー加速器研究機構, 計算科学センター, 助手

    研究期間 (年度) 1999 – 2000完了
    キーワード 小林益川行列 / 格子QCD / B中間子 / 形状因子
    研究概要 小林益川行列要素の一つである|V_<cb>|を精密に決定するためには、B→D^<(*)>lv崩壊の形状因子を非摂動的方法で精密に計算することが不可欠である。本研究計画では、格子QCDを用いることでこの精密計算が実際に可能であることを示すことができた。これはすでに前年度に論文として出版済みである。この ...
    この課題の研究成果物 文献書誌 (3件)
  • 17. 格子QCDによるBメソンのセミレプトニック崩壊構造関数の計算

    研究課題

    研究種目

    奨励研究(A)

    研究分野 素粒子・核・宇宙線
    研究機関 高エネルギー加速器研究機構
    研究代表者

    橋本 省二 高エネルギー加速器研究機構, 計算科学センター, 助手

    研究期間 (年度) 1997完了
    キーワード Bメソン / 格子QCD / セミレプトニック崩壊
    研究概要 Bメソンの崩壊を通じて標準模型のパラメタの決定を行なう際には、崩壊構造関数の理論的な決定が不可欠である。格子QCDの数値シミュレーションはこれを可能にする有力な方法の一つであり、ここ数年間にわたって私自身を含む世界中の研究者によって研究が積み重ねられてきた。
    この課題の研究成果物 文献書誌 (3件)

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