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検索結果: 9件 / 研究者番号: 90345158
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1.
知識インフラストラクチャーとしての学術雑誌発展の科学史的・科学社会学的研究
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分01080:科学社会学および科学技術史関連
研究機関
京都大学
研究代表者
伊藤 憲二
京都大学, 文学研究科, 准教授
研究期間 (年度)
2022-04-01 – 2027-03-31
交付
キーワード
学術雑誌
/
東京数学物理学会記事
/
プログレス・オブ・セオレティカル・フィジックス
/
電気学会雑誌
/
査読制度
/
Alex Csiszar
/
科学史
/
日本数学物理学会誌
/
東京物理学校雑誌
/
東洋学芸雑誌
研究開始時の研究の概要
英語圏の科学史において、最近急速に発展しているテーマの一つが学術雑誌の歴史的研究である。学術雑誌は今日極めて重要な知識インフラストラクチャーであるが、様々な問題に直面しており、これに対処するための基礎研究の積み上げが必要とされている。本研究はこれまであまり研究されてこなった日本の学術雑誌を対象として
...
研究実績の概要
今年度より研究代表者は『東京数学物理学会記事』およびその継続後誌の研究を事例として選び、その量的研究のための準備を進めた。年度内に計算機を用いた分析にとりかかることを予定していたが、この雑誌は時代とともに大きく性格を変動させているので前処理のためにより質的調査が必要であることが判明した。そのためこの
...
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
この課題の研究成果物
雑誌論文 (2件 うち査読あり 1件) 学会発表 (2件) 図書 (3件)
2.
日本における女性科学者の誕生についての系統的研究
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分01080:科学社会学および科学技術史関連
研究機関
総合研究大学院大学
研究代表者
古川 安
総合研究大学院大学, 統合進化科学研究センター, 客員研究員
研究期間 (年度)
2020-04-01 – 2025-03-31
交付
キーワード
女性科学者
/
ジェンダーと科学
/
教育制度史
/
女性教育史
/
女子高等師範学校
/
女子専門学校
/
理化学研究所
/
津田梅子
/
研究制度史
/
科学者
/
女子教育史
/
津田塾大学
/
東京女子高等師範学校
/
奈良女子高等師範学校
/
日本女子大学校
研究開始時の研究の概要
本研究は、日本において女性科学者がいつ、どのように誕生したかについて一次史料・二次史料に基づき系統的に調査し、その実態を解明することを主眼とする。明治期から昭和前期までに科学研究をした女性の経歴・研究内容を調査し、プロソポグラフィーにより特徴を剔出、また女性に科学教育を実施した教育機関、女性研究者を
...
研究実績の概要
4年度として戦前から戦後までの女性科学者と制度的背景についての情報の収集と分析を継続した。次の文書館・図書館を訪問して資料調査を行った:東北大学史料館、東北大学金属材料研究所図書室、お茶の水女子大学歴史資料館、日本女子大学成瀬記念館、理化学研究所記念史料室、国立国会図書館、日本大学生物資源科学部図書
...
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
この課題の研究成果物
雑誌論文 (5件) 学会発表 (9件 うち国際学会 1件、招待講演 8件) 図書 (3件)
3.
日本における高エネルギー物理学の成立とその社会文化的背景、1955‐1971
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
科学社会学・科学技術史
研究機関
京都大学
(2022)
総合研究大学院大学
(2017-2021)
研究代表者
伊藤 憲二
京都大学, 文学研究科, 准教授
研究期間 (年度)
2017-04-01 – 2023-03-31
完了
キーワード
科学史
/
物理学史
/
高エネルギー物理学
/
冷戦
/
日本の物理学史
/
日本の科学史
/
高エネルギー加速器研究所
/
科学と外交
/
冷戦期科学
/
日本科学史
/
高エネルギー物理の歴史
/
ビッグサイエンス
研究成果の概要
本研究は、日本における高エネルギー物理学の成立を国際的な文脈と、国内における文化政治の文脈からとらえることを目指し、そのための調査を行い、研究発表をしたものである。とくに本研究においては、科学と国際政治に関する科学史的研究を大きく進展させ、国際的な研究に貢献することができた。また、国内の政治的、文化
...
この課題の研究成果物
国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (7件 うち国際共著 2件、査読あり 7件、オープンアクセス 1件) 学会発表 (16件 うち国際学会 9件、招待講演 6件) 図書 (2件)
4.
戦後初期日本の原子核物理学の歴史研究、1945-1958
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
科学社会学・科学技術史
研究機関
総合研究大学院大学
研究代表者
伊藤 憲二
総合研究大学院大学, その他の研究科, 准教授
研究期間 (年度)
2012-04-01 – 2016-03-31
完了
キーワード
科学史
/
物理学史
/
原子核物理学
/
ラジオアイソトープ
/
仁科芳雄
/
原子核研究所
/
セルフ・オリエンタリズム
/
バトル・ゾーン
/
日本科学史
/
核物理の歴史
/
占領期
/
日本
研究成果の概要
本研究の目的は、第二次大戦後から1950年代半ばまでの戦後日本の原子核物理学の研究体制の確立過程を明らかにすることである。とくに、日本の物理学史に特有の方法論的な問題を大きく取り上げ、「バトル・ゾーン」や「セルフ・オリエンタリズム」などの概念を用いた分析をした。個別事例としては、戦時中の軍事研究と戦
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (3件 うち査読あり 1件) 学会発表 (20件 うち国際学会 5件、招待講演 5件) 図書 (2件)
5.
湯川・朝永・坂田記念史料から分析する日本の素粒子物理学者の系譜
研究課題
研究種目
基盤研究(A)
研究分野
科学社会学・科学技術史
研究機関
筑波技術大学
研究代表者
高岩 義信
筑波技術大学, 障害者高等教育研究支援センター, 教授
研究期間 (年度)
2011-11-18 – 2014-03-31
完了
キーワード
物理学史
/
原子核素粒子
/
アーカイブズ学
/
データベース
/
インターネット公開
/
科学史
/
史料データベース
/
素粒子物理学
/
アーカイブズ
/
インターネット公開サーバ
研究概要
日本の素粒子論研究が世界的に評価される礎を築いた湯川秀樹・朝永振一郎・坂田昌一の遺した資料を活用してその学問の系譜を研究することを目標とし、その資料の利用環境整備を行った。史料データベースを充実させネットワーク上のサーバーを介して一般に公開している。このサーバで稼働するオープンソフトウェアの検討およ
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (14件 うち査読あり 4件) 学会発表 (34件) 図書 (2件) 備考 (13件)
6.
日本における原子物理学の成立に関する歴史的研究、1920-1945
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
科学社会学・科学技術史
研究機関
総合研究大学院大学
研究代表者
伊藤 憲二
総合研究大学院大学, 先導科学研究科, 准教授
研究期間 (年度)
2009 – 2011
完了
キーワード
物理学史
/
日本の科学史
/
仁科芳雄
/
量子力学史
/
原子物理学
研究概要
本研究は、戦前・戦中の日本で、量子力学が移入され、原子物理学の研究伝統が形成されて行く過程と、それがなされた制度的、社会的、そして文化的な背景を明らかにした。とくにこの過程で重要な役割を果たした仁科芳雄についての伝記的調査を行った。
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (4件 うち査読あり 2件) 学会発表 (17件) 図書 (2件)
7.
湯川・朝永・坂田記念史料の整理および史料記述データベースの整備
研究課題
研究種目
基盤研究(A)
研究分野
科学社会学・科学技術史
研究機関
筑波技術大学
研究代表者
高岩 義信
筑波技術大学, 障害者高等教育研究支援センター, 教授
研究期間 (年度)
2008 – 2010
完了
キーワード
科学史
/
アーカイブズ学
/
史料整理
/
素粒子論
/
データベース
/
アーカイブズ
/
資料整理
/
科学史(物理学史)
/
素粒子物理学
研究概要
日本における素粒子物理学の発展への道を開いた湯川秀樹・朝永振一郎・坂田昌一の遺した資料を保存する記念史料室等で、その資料を近年のアーカイブズ学の知識によってカタログ情報を国際標準に準拠する史料記述の形式で統一的にデータベース化することにより、史料整理と保存の体制整備と利用促進を図った。それにより、未
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (2件) 学会発表 (7件) 図書 (2件) 備考 (7件)
8.
オーラルヒストリーによる巨大科学の現代史資料システムの構築と共有化
研究課題
研究種目
基盤研究(A)
研究分野
科学社会学・科学技術史
研究機関
総合研究大学院大学
研究代表者
平田 光司
総合研究大学院大学, 葉山高等研究センター, 教授
研究期間 (年度)
2006 – 2009
完了
キーワード
オーラルヒストリー
/
アーカイブズ
/
巨大科学
/
現代史
/
映像
/
資源共有化
/
社会史
/
映像アーカイブズ
研究概要
個人情報や第三者に関する情報も含むオーラルヒストリー記録を多数収集し、共有資産として研究者に提供するシステムについて検討し、方法を確立した。実際に高エネルギー加速器研究機構における巨大科学プロジェクト関係者に対してインタビューを実施し、記録をアーカイブし、公開した。
この課題の研究成果物
雑誌論文 (23件 うち査読あり 8件) 学会発表 (24件) 図書 (3件) 備考 (1件)
9.
日本における初期の産業用ロボット技術開発の歴史的研究
研究課題
研究種目
若手研究(B)
研究分野
科学社会学・科学技術史
研究機関
総合研究大学院大学
(2006)
東京大学
(2005)
研究代表者
伊藤 憲二
総合研究大学院大学, 葉山高等研究センター, 助教授
研究期間 (年度)
2005 – 2006
完了
キーワード
科学技術社会論
/
産業用ロボット
/
ユーザー論
/
ユーザー研究
研究概要
日本の初期における産業用ロボットに関して次のことが明らかになった。