Development of Situation Index that Triggers Family Nursing in the Field of Child Health Nursing
Project/Area Number |
19K11052
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58070:Lifelong developmental nursing-related
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Research Institution | Shitennoji University |
Principal Investigator |
西元 康世 四天王寺大学, 看護学部, 准教授 (60458015)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
法橋 尚宏 神戸大学, 保健学研究科, 教授 (60251229)
松木 優子 (平谷優子) 大阪公立大学, 大学院看護学研究科, 教授 (60552750)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2022: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
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Keywords | 小児看護 / 家族看護 / 家族支援 / 家族支援シチュエーションインデックス / 場面 / 事例 / シチェーションインデックス / 家族看護問題 / 介入指標 |
Outline of Research at the Start |
小児看護領域で,看護師が家族看護問題を認識する場面(シチュエーション)をリスト化し,家族支援の介入を始める指標(インデックス)となる家族支援シチュエーションインデックスの開発をするために,下記の3つの研究を実施する. ①小児看護領域における家族看護問題の事例と家族支援の現状を文献検討により明らかにする. ②小児看護領域に従事する看護師が,家族支援の必要性があると認識する場面を,看護師への半構成的面接調査により質的に明らかにする. ③看護師の家族支援コンピテンシー等の特性についての質問紙調査を実施し,家族支援の必要性がある家族看護問題の認識と看護師の特性との関係性を検討する.
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究課題は,小児看護学領域において,看護師が家族看護問題を認識する場面(シチュエーション)をリスト化し,家族支援の介入を始める糸口となる家族支援シチュエーションインデックスの開発をすることを目的としている.2021年度までに160本の文献の238事例より,事例における子どもの状況,子どもの年齢,看護師が必要性を認識した場面の記載内容,行われた家族支援を整理した.年齢別では,0歳が67事例,1から5歳が79事例,6から10歳が42事例と多かった.2022年度のより詳細な分析では,以下が明らかになった.小児科看護師が家族支援の必要性を認識した場面は,多岐に渡るが,それらは大きく以下の4つに分類された。 1.小児科看護師があらゆる場面で潜在的な必要性を感じている場面(6事例):家族支援は小児看護の前提であるという考えから、家族支援の必要性を常に意識している。 2.小児科の看護師が家族の状況を把握し、判断した場面(97事例):小児科看護師が家族間の関係が良くないと感じる場面,患児本人以外の人への積極的なケアの必要性を感じた場面。 3.小児科看護師が現実と相反する意見や事実から感じ取った場面(11事例):家族からの要求や拒否がある場面,家族と医療者、親と子などに意見の不一致がある場面。 4.入院環境と入院経過で遭遇する場面(51事例):家族・子どもの分離の影響が大きいと感じた場面,病気や障害についての告知が必要となる場面,退院支援や家庭への移行を促す場面 事例の特徴に応じた家族看護の必要性を感じる場面の違いを検証することの必要性が示唆され,ケースの特徴によって、家族看護の必要性が感じられる場面の違いがあるため,さらに事例を分析し,除外対象となる事例を選定し,インタビュー対象となる小児看護領域の場面を検討し,インタビューガイドの草案を作成した.これらのを用いて,インタビューにつなげる.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
前年度より,さらに60あまりの事例が文献より見出され,合計の238事例から,家族支援の必要性を認識する場面を分析したが,記載方法は多岐にわたっており,内容を整理し,場面として捉える作業に膨大な時間を要した.また,COVID-19による新しい生活様式の中で,研究以外の様々なことに例年以上に時間を要しており,研究時間の確保が難しい状況も加わって,エフォートを確保できず,当初より遅れてしまっている.また,だいぶ落ち着いてきたとはいえ,医療現場の状況は厳しく,研究対象を得ることが難しくもあった.しかし,インタビューガイド勘弁にし,短時間で行えるものに改良したため,これらを用いた半構成的面接を実施し,成果を出せるように軌道修正を進める.
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Strategy for Future Research Activity |
文献検討内容から,看護職者へのインタビュー調査を速やかに開始する.ただし,現在新型コロナウィルス感染症への対策により,対面でのインタビューなどはまだ依然難しい場合も多いことが考えられる.これらを見越して,オンラインインタビューなども取り入れた調査方法を検討した上で,研究を進める.
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)