研究課題/領域番号 |
17K12865
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
デザイン学
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研究機関 | 名城大学 (2018-2019) 筑波大学 (2017) |
研究代表者 |
佐藤 布武 名城大学, 理工学部, 助教 (60785525)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 集落 / 土地利用 / 集落発達史 / 変遷 / 空間構成 / 農村計画 / デザイン手法 / 伝統 / 景観 / 津波 / 漁村 / 価値 / 三陸沿岸 / 宅地 / 漁村集落 / 伝統集落 / 土地利用史 / 防災 |
研究成果の概要 |
本研究は、沿岸漁村集落の土地利用調査により災害や環境に配慮した伝統的デザイン手法を把握するものである。本研究では、3地域を対象に選定した。宮城県石巻市大須浜集落および岩手県陸前高田市根岬集落の漁村集落調査を通して、津波残存集落の空間構成を把握し、伝統的な土地利用による災害対策の実態を把握した。また、三重県熊野市遊木町の漁村集落調査により三重県沿岸部の集落の成り立ちを把握した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、伝統的な漁村集落の空間構成を紐解くものである。東日本大震災の被害を免れた地域をはじめとする地域の集落土地利用の把握により、過去から現在までの災害に対する様々な知恵や知見を明らかにするものである。集落の土地利用の歴史から知見を得ることに本研究の社会的意義があるとともに、三陸沿岸小規模沿岸集落の未来に向けて意義深いものと考えている。 更に、本研究の成果は、東南海トラフ地域をはじめとする、今後津波被害の危険性を有する地域の事前復興への示唆を多分に含んでいる点にも特徴がある。
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