研究課題/領域番号 |
17K15078
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
構造生物化学
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
北沢 創一郎 立命館大学, 薬学部, 助教 (50779030)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | Ubiquitin / リン酸化Ubiquitin / 構造揺らぎ / 高圧力NMR / リン酸化ユビキチン / 高圧力 / NMR / 構造生物学 / 圧力 / 構造解析 / 構造揺らぎ機能相関研究 / パーキンソン病 |
研究成果の概要 |
パーキンソン病関連タンパク質であるリン酸化されたユビキチンは二つの状態間で揺らいでいる。構造変化に敏感な高圧力NMR法によりその二つの状態間の体積差はほとんどないことが示された。また、分布率の大きいmajor状態においては非リン酸化ユビキチンの構造変化が保存されていることが示された。その一方で、minor状態においてはmajor状態にみられない構造変化が見られ、major-minor状態転移の中間状態の存在が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
リン酸化ユビキチンは非リン酸化ユビキチンで機能していた一部のリガンドとの相互作用能が喪失していることが知られている。そのため、リン酸化ユビキチンと様々なリガンドとの相互作用とmajor-minor間の構造揺らぎの関係は興味深く、高圧力NMR法により解明されたminor状態転移への中間状態はその知見の一つになることが期待される。
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