研究課題
基盤研究(C)
細胞膜に点在する微小な脂質領域であるナノドメインは植物免疫に関与する。研究代表者は、蛍光タンパク質プローブGFP-D4Lを用いることにより、植物ナノドメインのイメージングに成功し、さらに病害応答時に細胞膜上のナノドメインの分布が変化することや、ナノドメインの分布変化には免疫受容体の動態が影響を与える可能性を見出した。本研究では、病害応答時におけるナノドメイン分布の制御機構を解明するために、ナノドメイン分布における免疫受容体の機能解析と、ナノドメイン分布を制御する因子の同定に取り組む。