研究課題
基盤研究(C)
糖尿病性腎症の発症に酸化ストレスが深く関与しているが効果的な予防法や治療薬はない。代表研究者らは天然物から発見した抗酸化物質 (3,5-dihydroxy-4-methoxybenzylalcoho(DHMBA)及びフラジン)が酸化ストレスから肝機能保護作用を見出した。本研究課題では、ヒト近位尿細管上皮細胞(HK-2)と糖尿病性腎症モデル動物を用いて、関連する酸化と抗酸化実験を行い、抗酸化物質(DHMBA及びフラジン)の糖尿病性腎症の発症に対する予防作用を検証する。