(2012/06/15更新)


1.「KAKEN: 科学研究費助成事業データベース」とは

国立情報学研究所文部科学省、日本学術振興会と協力して作成・公開しているデータベースです。

国立情報学研究所が構築を進めている「GeNii [ジーニイ]  NII学術コンテンツ・ポータル」のサービスの一つです。

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2.データベース概要

科学研究費助成事業データベースは、文部科学省及び日本学術振興会が交付する科学研究費助成事業により行われた研究の当初採択時のデータ(採択課題)、研究成果の概要(研究実績 報告、研究成果概要)`、研究成果報告書及び自己評価報告書を収録したデータベースです。
科学研究費助成事業は全ての学問領域にわたって幅広く交付されていますので、本データベースにより、我 が国における全分野の最新の研究情報について検索することができます。

※注記

収録対象範囲の違いや,一つの研究課題に年度途中において課題情報の変更があること(交付内定後の辞退等)等から,同一課題が必ずしも「採択課題」「実績報告」「成果概要」または「研究成果報告書 」の3つのデータを持ち合わせているとは限りません。

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3.データ種別について

データ種別
データ種別 収録対象年 内容 ※注記
採択課題 1965年~2012年 当該年度の当初採択データです。
採択時の配分額が「配分額」としてデータ作成されています。
種目及び年度により、当初採択外のデータが含まれている場合があります。
研究分担者の情報は含まれていません。
平成7年(1995年)以前のデータは、「文部省科学研究費補助金採択課題・公募審査要覧」という冊子を元にしています。
追加採用された研究課題は、この冊子に記載されず、データが収録されていないものがあります。
実績報告 1985年~2010年 研究を行った各年度末に当該年度の実績を報告する「実績報告書」のデータです。
研究概要と当該研究による発表文献のリストが検索できます。
  • 奨励研究(A)については、平成4年(1992年)以前のデータは収録されていません。
  • 奨励研究(B)については、収録されていません。
成果概要 1985年~2007年 複数年に渡る研究の最終年度に報告される「研究成果概要」のデータです。
研究成果報告書を提出する"種目"についてのみ「研究成果概要」データがあります。
「研究成果概要」は2007年度(平成19年度)で廃止されました。
成果報告書 2008年~ 2008年度(平成20年度報告)からの新様式の「研究成果報告書」のデータです。PDFファイル形式の本文も公開しています。
「特別推進研究」「特定領域研究」(計画研究)、「新学術領域研究」(計画研究)、「基盤研究」、「若手研究」、「学術創成研究費」が対象種目です。
 
自己評価報告書 2008年~2010年 2008年度(平成20年度報告)から導入された「自己評価報告書」のデータです。PDFファイル形式の本文も公開しています。
「特別推進研究」「特定領域研究」(計画研究)、「基盤研究」、「若手研究」、「学術創成研究費」が対象種目で、研究の3年目に提出されます。
「自己評価報告書」は2010年度(平成22年度)で廃止されました。

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4.研究種目について

科学研究費助成事業はいくつかの研究種目に分かれています。
研究種目は年代により異なり、収録している種目も年代によって異なっています。
また,収録されていない種目もあります。(現行の研究種目のうち、収録していない種目は、研究成果公開促進費、特定奨励費です。)
収録している種目については、「KAKENトップページ」の詳細検索で、【研究種目一覧を参照】からご覧ください。

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5.研究分野について

研究分野は科学研究費助成事業における「系・分野・分科・細目表」に対応しています。
この細目表も年代により異なっており、当データベースの収録範囲内では、以下に分かれています。
各年代別の研究分野については、「KAKENトップページ」の詳細検索で、【研究分野一覧を参照】からご覧ください。

  • 1972年
  • 1973年~1975年
  • 1976年~1983年
  • 1984年~2002年
  • 2003年~2007年
  • 2008年~2009年
  • 2010年
  • 2011年
  • 2012年?

※注記

研究分野は全ての種目に付与されている訳ではありません。
研究分野のある種目は次のとおりです。

  • 基盤研究(A)(B)(C)(S) (1996年~), 基盤研究(S) (2001年~)
  • 挑戦的萌芽研究 (2009年~)
  • 若手研究(A)(B) (2002年~), 若手研究(S) (2007年~), 若手研究(スタートアップ) (2006年~)
  • 特別研究促進費 (1999年~)
  • 特別研究員奨励費 (1998年~)

  • 総合研究(A)(B) (1968年~1995年)
  • 一般研究(A)(B)(C) (1968年~1995年)
  • 一般研究(D) (1968年~1980年)
  • 奨励研究(A) (1968年~1995年)
  • 奨励研究(B) (1968年~1995年)
  • 国際学術研究 (1988年~1998年)
  • 地域連携推進研究費 (1992年~2002年)
  • 萌芽研究 (2002年~2008年)
  • 萌芽的研究 (1996年~2001年)
  • 試験研究(A)(B) (1990年~1996年)
  • 試験研究 (1965年~1989年)
  • 試験研究 (1965年~1989年)
  • 重点領域研究 (1987年~1997年)

なお、特別研究員奨励費、奨励研究(B)については、独自の研究分野が付与されています。

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6.研究成果の利用について

研究成果の発表には大きく分けて二種類があります。それぞれ入手方法が異なります。

1.科学研究費助成事業の受給者に義務付けられた報告

  1. 実績報告書
    各年度の研究の報告です。KAKENの「実績報告」に全ての内容が収録されています。図書館等での所蔵は原則としてありません。
  2. 研究成果報告書(2008年~)
    複数年度にわたる研究の最終年度に提出される2008年からの新形式の報告書。PDFファイル形式でKAKENに収録されています。
    ただし、研究種目により、存在しないものがあります。
    ■研究成果報告書のある種目(現在の種目)
    • 特別推進研究
    • 特定領域研究(計画研究)
    • 新学術領域研究(計画研究)
    • 基盤研究
    • 若手研究
    • 学術創成研究費
  3. 研究成果報告書(~2007年)
    複数年度にわたる研究の最終年度に提出される報告書。国会図書館への提出が義務付けられています。また、多くの場合、研究代表者の所属機関でも収集しています。
    ただし、研究種目により、存在しないものがあります。
    KAKENに「研究成果概要」があるものは報告書が存在しています。
    ■研究成果報告書のある種目(2007年時点の種目)
    • 特別推進研究、特別研究促進費
    • 特定領域研究
    • 基盤研究、学術創成研究費
    【入手方法】
    1. 国立国会図書館関西館
      NDL-OPACNDL-Search で検索可能。利用・複写はどなたでも可能です。
    2. 研究代表者の所属機関(図書館に所蔵されていないこともあります)
    3. その他の機関の図書館
    2 および 3 はWebcat PlusCiNii Books で所蔵を検索することも出来ますが、所蔵していても登録されていない場合もあります。
  4. 自己評価報告書(2008年~2010年)
    複数年度にわたる研究の3年目の報告書。PDFファイル形式でKAKENに収録されています。
    ■自己評価報告書のある種目(現在の種目)
    • 特別推進研究
    • 特定領域研究(計画研究)
    • 基盤研究
    • 若手研究
    • 学術創成研究費

2.学術雑誌等への発表

KAKENの「実績報告」、「研究成果概要」、「自己評価報告書」および「研究成果報告書」の「発表文献」欄に、この課題に関して発表された論文のリストがあります。こちらは一般の学術誌等に掲載された論文です。
【入手方法】

  1. CiNii Articles
    国内の学会誌については本文の電子ファイルまで入手できることがあります。
  2. 図書館
    Webcat Plus等で所蔵検索をし、所属機関の図書館等を通して複写等がご利用いただけます。

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<問い合わせ先>

国立情報学研究所 学術基盤推進部 学術コンテンツ課 KAKEN担当

kaken_fdbk@nii.ac.jp

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