金属人工格子の短波長磁気光学特性の研究

研究課題番号:02254206

代表者

  • 1990年度~1990年度

    • 佐藤 勝昭
    • 研究者番号:50170733
    • 東京農工大学・工学部・教授

この研究課題のドキュメント

研究課題基本情報(最新年度)

  • 研究期間

    1990年度〜1990年度

  • 研究分野

  • 審査区分

  • 研究種目

    重点領域研究

  • 研究機関

    東京農工大学

  • 配分額

    • 総額:3300千円
    • 1990年度:3300千円 (直接経費:3300千円)

研究概要(最新報告)

短波長域の磁気力一回転および磁気力一だ円率の信頼性あるスペクトルの測定のための装置を整備した。光源,分光器,光学系の工夫により、1.2eV〜5.3eVの広いエネルギ-範囲でスペクトルが得られるようになった。これを用いて、Pt/CoおよびPt/Fe,さらにPt/PtFeの磁気力一スペクトルを測定した。

多層膜の磁気光学効果は、各層界面および層内の磁気光学効果の多重反射と干渉の影響を強くうけている。このため、多層膜全体の光学定数は構成元素からなる合金の光学定数とはかなり異ったものとなっている。これを調べるため、反射スペクトルのクラマ-ス・クロ-ニヒ変換により、人工格子膜のみかけの光学定数n.kを求めた。

これを用いて、人工格子膜の光学伝導率テンソルの対角および非対角要素を計算した。このスペクトルは、多重反射・干渉の効果を含むみかけのものであるが、2eV付近と4eV付近に2つのピ-クをもつσ^<11>_<xy>のスペクトルの形およびσ^<11>_<xy>の絶対値は,Ebert,Akaiらのバンド計算により求めたPtーFe合金のσ^<11>_<xy>のスペクトルおよび値と非常に似ている。

現在σ^<11>_<xy>のスペクトルの膜厚依存性等の詳細を継続して研究している。また、多重反射・干渉の効果の正確な評価にための解析法の確立を行いつゝある。特に分光エリプソメトリの方法によるn,kのスペクトルの評価のための測定装置の整備を行っている。

このページのURI

http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/02254206