野生食虫類における二糖類消化酵素欠損動物の検索と疾患モデル動物としての育成

研究課題番号:03680038

代表者

  • 1991年度~1992年度

    • 織田 銑一
    • 研究者番号:472060023660
    • 名古屋大学・農学部・助教授

研究分担者・連携研究者

    • 武居 能樹
    • 研究者番号:372650023651
    • 岐阜大学・教養部・教授

研究課題基本情報(最新年度)

  • 研究期間

    1991年度~1992年度

  • 研究分野

    実験動物学

  • 審査区分

  • 研究種目

    一般研究(C)

  • 研究機関

    名古屋大学

  • 配分額

    • 総額:1900千円
    • 1992年度:600千円 (直接経費:600千円)
    • 1991年度:1300千円 (直接経費:1300千円)

研究概要(最新報告)

1)ヒトにおける遺伝的糖不耐性症のモデル動物を育成する目的で、野生食虫類における二糖類消化酵素欠損動物の検索を行った。その結果、スクラ-ゼ活性の欠損した個体を発見したがイソマルタ-ゼ、マルタ-ゼ、トレハラ-ゼの欠損型はみいだせなかった。 2)トガリネスミ科ジネスミ亜科2種をみてみるとスンクスでは多良間島産野生個体すべて(13匹)がスクラ-ゼ活性を欠損していた。スリランカ産、バングラデシュ産、沖縄本島産、徳之島産には他地域では欠損型は見い出せなかった。ニホンジネズミ(2地域4匹)については活性がみられた。3)トガリネズミ科トガリネズミ亜科6種をみてみると北海道東部で採集したオオアシトガリネズミ(1地域7匹)、バイカルトガリネズミ(1地域1匹)、ヒメトガリネズミ(1地域8匹)、本州産のアズミトガリネズミ(1地域2匹)、シントウトガリネズ(2地域5匹)、佐渡島産のサドトガリネズミ(1地域4匹)では測定した全ての個体でスクラ-ゼの活性が欠損していた。4)分類上論争のある2種では、台湾産モグラジネズミ(1地域3匹)、青森産カワネズミ(1地域2匹)についてはずべての個体にスクラ-ゼ活性が欠損していた。5)モグラ科4種ではヒミズ(6地域12匹)、ヒメヒミズ(2地域12匹)、アズマモグラ(1地域1匹)、コウベモグラ(1地域6匹)の全ての個体で酵素活性がみられた。6)スクラ-ゼの酵素活性欠損モデル動物では多良間島産(TR)、ミュ-タント系(NJ,MI)、長崎産由来のNAGのスンクス各ラインを育成した。

このページのURI

http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/03680038