受入研究者
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- 藤田 隆夫
- 東京工業大学・大学院理工学研究科・教授
研究課題基本情報
研究期間
2006年度〜2006年度研究分野
審査区分
外国
研究種目
特別研究員奨励費
研究機関
東京工業大学
配分額
- 2005年度:1200千円 (直接経費:1200千円)
- 2006年度:1200千円 (直接経費:1200千円)
外国人特別研究員
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- 謝 啓鴻
- 東京工業大学・大学院理工学研究科・外国人特別研究員
研究概要
平成18年度には私たちは正標数での線織曲面における川又・フィーベックの消滅定理の反例に関する事項を中心として研究した。
平成17年度の一つの研究成果として、正標数での幾何的線織曲面における川又・フィーベックの消滅定理の反例が存在することを証明したが、その研究を続けて、以下三つの研究成果を得た。
第一に、上記の反例を一般化して、もっと一般的な線織曲面において、川又・フィーベックの消滅定理の反例が存在することを証明できた。
第二に、正標数でPicard数が1であり、一つの非有理特異点をもつある種の正規del Pezzo曲面上に川又・フィーベシクの消滅定理の反例が存在することを見つけた。
第三に、正標数での幾何的線織曲面における川又・フィーベックの消滅定理の反例の特徴づけができた。結果としては、次のことを証明した。
定理.Xを曲線C上の幾何的線織曲面とする。Xにおける川又・フィーベックの消滅定理の反例が存在するとしたら、次の二つのことのいずれかが成り立つ。
(1)曲線Cの丹後不変量n(C)が正である。
(2)Xのすべての切断が豊富である。
さらに、複素体上の有効な非消滅予想について、Fourier・向井変換を使って次の結果を証明した。
定理.Xを複素体上の非正則n次元代数多様体とする。もしすべてのnより小さい整数mに対して、m次元の有効な非消滅予想が成り立てば、Xにおける有効な非消滅予想が成立する。
上記の定理の系として、すべてのアーベル多様体に対して、複素体上の有効な非消滅予想が成り立っことが証明できた。
発表文献
このページのURI
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/05F05044/2006/3/ja
