代表者
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- 芦名 定道
- ASHINA, Sadamichi
- 研究者番号:20201890
- 京都大学・文学研究科・助教授
研究課題基本情報
研究期間
2004年度〜2005年度研究分野
審査区分
一般
研究種目
基盤研究(C)
研究機関
京都大学
配分額
- 2004年度:1100千円 (直接経費:1100千円)
- 2005年度:700千円 (直接経費:700千円)
研究概要
本研究によって得られた研究成果は次のようにまとめられる。
1.キリスト教自然神学の形成と展開を、4世紀のキリスト教神学形成期から、中世を経て、宗教改革期までたどることによって、本来キリスト教自然神学において問われていたのは、キリスト教と諸思想・諸科学との討論の場の設定、っまりコミュニケーション合理性の確立に関わっていたことが示された。
2.「宗教と科学の対立図式」の代表的事例としてしばしば挙げられる「ガリレオ裁判」が何であったのかについて、最近の研究状況を論じた。
3.キリスト教自然神学は過ぎ去った過去の問題ではなく、むしろ近代以降の思想状況におけるキリスト教思想の意義を問う際のポイントなるものであり、まさにこの点に、キリスト教自然神学の再構築の可能性が見いだされることが明らかにされた。
4.キリスト教自然神学の再構築の議論を現代の生命論・環境論との連関において、具体的な検討が行われた。キリスト教神学を現代の生命論や環境論との関わりにおいて再構築するという課題を遂行するに当たって、その理論的前提として位置づけられたのは、形而上学の問題であり、本研究では、パネンベルクの意味論とホワイトヘッドとその影響下にあるプロセス神学が検討された。
5.「自然神学の再構築と形而上学」という問題設定の妥当性について、とくに進化論の問題との関わりで検討がなされた。
発表文献
このページのURI
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/16520053/2005/6/ja
