日本語方言の終助詞の意味の類型に関する研究

研究課題番号:21520423

代表者

  • 2009年度~2011年度

    • 井上 優
    • 研究者番号:30213177
    • 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所・教授

研究分担者

    • 定延 利之
    • 研究者番号:50235305
    • 神戸大学・国際文化学研究科・教授
    • 渋谷 勝己
    • 研究者番号:90206152
    • 大阪大学・文学研究科・教授
    • 高木 千恵
    • 研究者番号:50454591
    • 関西大学・文学部・准教授

    • 坪内 佐智世
    • 研究者番号:80315019
    • 福岡教育大学・教育学部・准教授

この研究課題のドキュメント

研究課題基本情報(最新年度)

  • 研究期間

    2009年度〜2011年度

  • 研究分野

    言語学

  • 審査区分

    一般

  • 研究種目

    基盤研究(C)

  • 研究機関

    独立行政法人国立国語研究所→大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所

  • 配分額

    • 総額:4290千円
    • 2009年度:1430千円 (直接経費:1100千円, 間接経費:330千円)
    • 2010年度:1170千円 (直接経費:900千円, 間接経費:270千円)
    • 2011年度:1690千円 (直接経費:1300千円, 間接経費:390千円)

研究概要(最新報告)

本研究は,日本語方言の終助詞に関する先行研究の成果を一般言語学的な観点から整理し,終助詞の意味を分析的に記述する一般的な枠組みを整備するとともに,終助詞の意味の方言間比較をおこない,日本語方言の終助詞の意味がどのように類型化されるかを明らかにすることを目的としている。

平成21年度は次のことをおこなった。

・メーリングリストおよび研究会(2010年2月27-28日)において,方言終助詞に関する研究情報を集積した「方言終助詞研究総覧」の構成・内容について検討をおこなうとともに,代表者・分担者の終助詞研究における「終助詞の意味のとらえ方」「意味記述の方法」「データ」について情報交換をおこない,方言の終助詞の意味を分析的に記述するための枠組みの可能性について検討した。

・国立国語研究所において,「方言終助詞研究総覧」作成のための先行研究の収集と情報の整理をおこなった。

・得られた知見を論文,口頭発表の形で発表した(論文1,口頭発表4)。

重要な知見として,終助詞の意味の体系を考える際の基本指針が得られたことがある。

(1)「他の終助詞と組み合わせて使える終助詞」の意味は,方言の違いに関係なく,<話し手が判断をおこない,それを外部に出して評価を受ける>という判断の形成・処理の過程の中でとらえる。

(終助詞の順序はその過程の反映と考える。)

(2)「単独でしか使えない終助詞」は,方言ごとに意味的な傾向性について考える。

このページのURI

http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/21520423