研究課題
挑戦的萌芽研究
心筋炎症による糖代謝の活動性評価のためのFDG-PETの半自動的かつ定量的に測定する方法を確立した。定量的メタボリック容積(MV)によってステロイド治療効果を評価すると、1ヶ月のステロイド治療は心筋炎症を著明に減少させるが、心機能改善は見られなかった。急性期でAV Blockを呈する症例はMRI遅延造影像よりもFDGの集積と関連があり、活動性に関与する可能性があるが、今後治療介入後の心電図所見の変化とFDG PETやMRI、さらには交感神経機能との関係を含めた詳細な検討が求められる。
核医学