PC上でのVirtual Instrumentsを用いた瞳孔径計測装置の開発 前年度にVirtua1 Instrumentsを用いた瞳孔計計測装置のプロトタイプを開発したので、今年度は臨床データを取得できるように汎用性を高める作業を開始した。CCDカメラからのビデオ信号をPC内部のHDDに取り込むことはできるようになったが、ベッドサイドでデータを取得すると予想外にノイズの混入が見られた。とくに意識状態の悪い症例でのデータでは、眼瞼の動きによってPC上での瞳孔径の算出に問題が生じることが明らかとなった。また、LEDのflashをVirtual Instrumentsから制御する回路に問題があることがわかったが、原因の発見と装置の改修に予想以上の時間が必要となった。最後にはようやくベッドサイドで計測可能な瞳孔径計測装置を完成させることができた。現在、ベッドサイドでのデータ取得を開始したところである。
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