研究成果の概要 |
本研究では、内膜系に局在するグルコーストランスポーター(GLUT)の発現と局在、機能、生理作用について解析し、GLUT10, 8, 12が血管平滑筋細胞に発現すること、小胞体に特にGLUT10,12が局在することを明らかにした。また、GLUT12の精製タンパクを用いた解析にて、GLUT12はGLUT1と同様の輸送特性を持つこと、デヒドロアスコルビン酸を基質とする可能性を見出した。これまで機能未知であった内膜型GLUTsが小胞体でデヒドロアスコルビン酸輸送体として機能することが示唆された。
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