研究課題
若手研究(B)
振り込め詐欺の被害過程・被害者特性・予防広報の評価と影響を、インターネット調査及びグループインタビューによって検討した。物事の理解に際して、より単純な認知的構造を指向する認知的構造欲求は、振り込め詐欺の被害者で高いことが明らかとなった。また認知的構造欲求が高い群は、各種メディアに対する信頼感が高く、広報視聴経験が多いことから、接した広報の浸透とそれによる行動変容が不十分であることが示唆された。
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予防時報
巻: 241 号 ページ: 8-14