研究課題
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カイラル単一ドメインとされるマイクロメートルサイズのSr_2RuO_4超伝導体において電子輸送測定を行い、パリティの破れた電流-電圧特性を発見した。この結果は、クーパー対の内部自由度によりSr_2RuO_4試料がカイラル単一ドメインを形成し、ゼロ磁場で自発磁化していること、また外部磁場を印加することによりドメインのカイラリティが変化していることを示している。我々はこの物理的起源として、単一ドメインSr_2RuO_4の試料端におけるマヨラナフェルミオンの励起を提案した。
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Conf. Ser
巻: (Accepted)
Physical Review B
巻: 83 144502(1)-(6) ページ: 144502(1)-(6)
Japanese Journal of Applied Physics
巻: 49 ページ: 020209(1)-(3)
Solid State Communication
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