研究課題
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本研究では、酸化ストレスが尿酸排泄トランスポータBCRPへ与える影響を明らかとすることとした。加齢性の酸化ストレスはキサンチンオキシダーゼに由来するため、その基質を用いてBCRP発現量への影響を検討した。その結果、キサンチンオキシダーゼ活性化はヒト消化管モデルCaco-2細胞のBCRP S-S bond形成を低下させる一方、ヒト腎由来HK-2細胞のS-S bondには影響しなかった。このことから、酸化ストレスによる尿酸排泄への影響は臓器により異なることが示唆された。
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J. Pharm. Pharm. Sci
巻: 15 ページ: 295-304
http://ejournals.library.ualberta.ca/index.php/JPPS/article/view/12242