研究課題
3地点で方言の韻律調査を共同研究者とともに行った。そのうち、大分県杵築方言の調査結果は研究会で発表し、熊本県天草方言の調査結果は紀要論文として投稿した。対乳児発話におけるイントネーションに関する論文を音声系国際雑誌(JASA)に投稿し採択された。小磯花絵氏とともに行った、日本語の句末境界音調のふるまい、特にそのピッチレンジ制御に関する分析の結果を、日本音声学会例会で発表した。琉球語宮古池間方言のアクセントの文レベルの実現に関する研究を共同研究者とともに行い、研究成果を論文にまとめ投稿した。東京方言と近畿方言のフレージングがどのようなものであるかを明らかにすることを目的とした調査を継続して行った。分析結果の報告は内部の研究会で行った。現在継続してデータを分析している。日本語(共通語)のイントネーション体系に関する概説論文を書き終え、投稿した。日本語諸方言イントネーションに関する概説論文を執筆中である。
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (9件) (うち招待講演 1件)
Prosodic Typology II
巻: 無し ページ: 464-492
H. Kubozono (ed.) Japanese Phonetics and Phonology, in the seriese of Mouton Handbooks of Japanese Language and Linguistics (Mouton)
巻: 無し ページ: in press
講座日本語コーパス2:話し言葉コーパス(朝倉書店)
日本語学(明治書院)
巻: 未定 ページ: in press
The Journal of the Acoustical Society of America
巻: 134 ページ: 1283-1294
10.1121/1.4812755