研究課題
若手研究(B)
網羅的遺伝子発現解析により、根粒菌Bradyrhizobium elkaniiの3型分泌タンパク質候補としてnopP等を含む複数の遺伝子を同定した。3型分泌系がダイズ根に誘導する遺伝子発現を解析した結果、ENOD40やNINなど既知の共生遺伝子を含む29遺伝子の発現上昇と、カロース合成遺伝子やChalcone synthaseなどの防御応答遺伝子を含む36遺伝子の発現低下がみられた。以上の結果から、マメ科植物との共生において、根粒菌3型分泌系は、共生シグナル活性化と、防御応答遺伝子抑制の二つの役割を担うことが明らかとなった。
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