研究課題/領域番号 |
25461652
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
胎児・新生児医学
|
研究機関 | 常葉大学 (2014-2016) 自治医科大学 (2013) |
研究代表者 |
杉江 秀夫 常葉大学, 保健医療学部, 教授 (60119980)
|
連携研究者 |
福田 冬季子 浜松医科大学, 小児科, 准教授 (10458268)
河野 由美 自治医科大学, 小児科, 教授 (50243390)
平沢 恭子 東京女子医科大学, 小児科, 准教授 (50316709)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
|
キーワード | 新生児仮死 / 神経後遺症 / 脳性麻痺 / グリコーゲン / 嫌気性解糖 / アストロサイト / 遺伝子多型 |
研究成果の概要 |
本研究では新生児仮死における脳代謝病態を修飾する一因子として、嫌気解糖の第1段階に関与する酵素である脳型ホスホリラーゼ遺伝子多型について検討した。対象は同程度の新生児仮死を経験しその後の発達が正常な群と、神経学的後遺症を残した群を用いた。その結果予後不良群では脳型ホスホリラーゼ遺伝子のエクソン12と14にみられる遺伝子多型に有意な差を認めた。この遺伝子多型を用いることで新生児仮死に暴露された児の神経学的予後を推定できるバイオマーカーとして今後確立できるか、さらには早期治療、療育への重要なエビデンスとなりうるかの検証が必要である。
|
自由記述の分野 |
小児科学、小児神経学
|