高齢者の生きがいある暮らしについて、3視点「継続ケアのある高齢者共同体(CCRC)」「続くつながり」「世代間交流」から考察した。「CCRC」は米国型が理想であるが非常に高経費で日本の一般的高齢者向ではない。日本でのCCRCの取り組みは全て移住型で、これまでの繋がり継続が今後の課題。「続くつながり」は読経聴取が悲嘆ケアに有効と示された。「世代間交流」ではエンディングノート(EN)の記入分析から、記入内容が世代で異なることが示された。故に、異世代が同じENを共に記入することは若い世代の高齢者理解促進、高齢者の生きがい感作り、次世代への文化継承となり、今後の世代間交流でのEN記入活動を提案する
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