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多点制御による音のVRネットワーク構築に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 09220221
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関早稲田大学

研究代表者

山崎 芳男  早稲田大学, 理工学総合研究センター, 教授 (10257199)

研究分担者 小林 哲則  早稲田大学, 理工学部, 教授 (30162001)
高西 淳夫  早稲田大学, 理工学部, 教授 (50179462)
研究期間 (年度) 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1997年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード波面合成 / 近接4点法 / トランスオーラルシステム
研究概要

バーチャルリアリティ(VR)の実現にはヘッドホンとHMD(Head Mounted Display)を用いることが多いが,HMDは装着にともなう圧迫感および受聴者の動きに応じたシステムの修正など問題も多々ある.
音場の再現を目指した国内の研究は古くはNHKの牧田康雄,早大の伊藤 毅らによる立体音響再生に関する研究,東京電気大学の三浦種敏らによるOSSやNTTの金田 豊,三好正人らによるMINTを使ったトランスオーラル系に関する研究,米国ではNASAはじめ多くの研究機関で,ヨーロッパではRuhr大学のBlauertらにより両耳受聴,再生システムに関する研究が1960年代から行われている.
本研究はハードウェア規模と制御系の制約から実音場への適用が全く試みられていなかった多人数を対象とした波面合成法による三次元空間音場制御,音のVRを実現しようというものである.
本年度は
(1)平成8年度の研究成果に基づき映像とともにマルチスピーカを持つスクリーン面に高速1bit符号化された音響信号を非可視光に変調して投影,対応するスピーカを駆動する専用ハードウェアを作成し,映像と組み合わせて制御実験を行った.
(2)試作をした多点音場制御システムを用いて実現された音場を近接4点法により評価した結果,所望の三次元音空間が構築されていること確認できた.
(3)構築された三次元音場を用いてVRネットワークを構築し自然環境,文化遺産等の伝送を試み心理実験により自然な音のVRが実現されていることを確認した.

報告書

(1件)
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 山崎芳男: "Sound Technologies And Humanoid Research" Proceedings of ASVA 97. 253-260 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 山崎芳男: "MPEGオ-ディオ標準化の経緯と動向" JAS Journal. 97・7. 74-77 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 及川靖広: "高速1bit信号の高能率符号化への一般化調和解析の導入" 電子情報通信学会. (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 鮫島俊哉: "音場空間の理論的および実験的システム同定" 日本音響学会秋季講演論文集. 485-486 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 吉田訓康: "周波数変動を考慮した近接4点法による音源位置推定" 日本音響学会秋季講演論文集. 491-492 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 大内康裕: "一般化調和解析による信号の分離 -オ-ケストラの楽音の分離-" 日本音響学会秋季講演論文集. 579-580 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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