研究課題/領域番号 |
09247107
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研究種目 |
特定領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
吉田 弘之 大阪府立大学, 大学院・工学研究科, 教授 (50081360)
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研究分担者 |
中崎 清彦 静岡大学, 工学部, 教授 (70180263)
今岡 務 広島工業大学, 環境学部, 教授 (90144881)
細見 正明 東京農工大学, 工学部, 教授 (90132860)
西嶋 渉 広島大学, 工学部, 助教授 (20243602)
成瀬 一郎 豊橋技術科学大学, 工学部, 助教授 (80218065)
梶内 俊夫 東京工業大学, 工学部, 教授 (30016555)
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研究期間 (年度) |
1997 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
79,000千円 (直接経費: 79,000千円)
2000年度: 16,000千円 (直接経費: 16,000千円)
1999年度: 23,000千円 (直接経費: 23,000千円)
1998年度: 25,000千円 (直接経費: 25,000千円)
1997年度: 15,000千円 (直接経費: 15,000千円)
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キーワード | ゼロエミッション / ネットワーク / 資源化技術 / インプット-アウトプット データベース / アウトプット-インプット データベース / ネットワークシミュレータ / 生産プロセス / 未利用物質 / インプット-アウトプットデータベース / アウトプット-インプットデータベース / データベース / アウトプット-インプット解析 / シミュレータ / 廃棄物 / 魚あら / 亜臨界水酸化 |
研究概要 |
(1)アウトプット-インプットと資源化技術のデータベースの構築と資源化技術の評価基準の提案 約8500事業所にアンケート調査を実施し各種生産プロセスにおけるインプット-アウトプットおよび生産プロセス間のアウトプット-インプットの詳細なデータベース(コンピュータリーダブル)を構築した。さらに,資源化技術(コンバータ)の現状調査を行いデータベース(コンピュータリーダブル)を構築した。また,これらの資源化技術の評価基準を提案した。 (2)資源化技術の開発 ゼロエミッションネットワークを構築する上で重要である資源化技術の開発を目的に、下記の研究を実施した。 吉田弘之:亜臨界水加水分解による魚あらの高速高度資源化、西嶋渉:有機性廃棄物の再利用用途の比較評価、今岡務:LNGからの廃冷熱と凍結乾燥による有機性固形廃棄物のローカルゼロエミッションシステム、中崎清彦:汚泥の生分解性プラスチック化、細見正明:汚泥の高度資源化、成瀬一郎:固体廃棄物の高度資源化、他約20の資源化技術の研究開発をおこなった。以上の各研究は,ほぼ完成の域にあり,今後の実施が期待される。 (3)地域ゼロエミッションネットワークの構築 以上のデータベースと本研究で作製したネットワークシミュレータを用いて,豊橋地域(愛知県)およぼ宮城県における既存の工場間のゼロエミッションネットワークを提案した。宮城県では,アウトプット-インプットデータベースのみを用いた場合ネットワークの結合数は30事業所であったが,資源化技術を導入すると結合数は1178件に増加し,資源化技術がゼロエミッションネットワークの構築にいかに重要であるかが明らかとなった。また,豊橋地域では,プラスチック産業におけるネットワークを提案した。ネットワーク構築前の廃棄物量が174トン/月に対し,構築後には131トン/月まで減少させることが出来た。
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