研究課題/領域番号 |
10898011
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
教科教育
|
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
的場 正美 名古屋大学, 教育学部, 教授 (40142286)
|
研究分担者 |
中野 和光 福岡教育大学, 教育学部, 教授 (10033573)
市川 博 横浜国立大学, 教育人間科学部, 教授 (90015446)
近藤 孝弘 名古屋大学, 教育学部, 助教授 (40242234)
|
研究期間 (年度) |
1998
|
研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
|
配分額 *注記 |
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
1998年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
|
キーワード | 学校開放 / 地域 / ボランティア / 環境 / 労働学習 / 学校生活 |
研究概要 |
本研究は、中等教育段階の学校開放と教師に求められる資質の関係について、日本、中国、ドイツ、アメリカの研究者の国際共同研究のための企画調査を目的としている。 1. 学校開放は、1)学校施設め地域への開放、2)学校活動への地域住民の参加、3)スクール・ボランティアによる授業の指導と保持、4)2校以上の学校間の共同研究、5)異文化理解や環境教育などの授業プロジェクトによる地域の特色を生かした授業、6)職業教育や進路指導と関連した勤労体験学習など、多くの形態でなされている。このような学校開放によって、学校のあり方や教授・学習関係、および教室空間のあり方が大きく質的に変化してきている。 2. 学校開放に関する研容は、教師の資質と関連させ、学校のカリキュラム編成や授業改革のための具体的な方策と理論的基礎を研究するという行為研究の手法がとられている。 3. ドレスデン大学のHans Wener Kuhnを日本に招へいし、共同研究の枠組みについて討議した。1つめ重要な視点は、現代社会の変化について専門家にアンケート調査をして、どのような変化が現在ドイツと日本で起こっているか、または起こりそうであるかを確定することである。第2は、学校における授業記録をとることと、教師へのインタビューである。 4. 最後に残る問題は、これらのインタビューをどのように評価するかという問題である。ケルン大学のWolfgang Beywl教授が以前におこなった調査と評価が有益である。 5. ノルトライン・ヴェストファーレン邦の学校・継続教育研究所で大がかりな学校開放のプロジェクトが開始されて、蓄積がある。
|