研究課題/領域番号 |
11305042
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
都市計画・建築計画
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
佐藤 滋 早稲田大学, 理工学部, 教授 (60139516)
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研究分担者 |
早田 宰 早稲田大学, 社会科学部, 助教授 (80264597)
卯月 盛夫 早稲田大学, 理工学研究科, 講師 (30578472)
土方 正夫 早稲田大学, 社会科学部, 教授 (60156594)
真野 洋介 東京理科大学, 理工学部, 助手 (70329134)
饗庭 伸 東京都立大学, 工学部, 助手 (50308186)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
23,110千円 (直接経費: 22,000千円、間接経費: 1,110千円)
2001年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2000年度: 8,500千円 (直接経費: 8,500千円)
1999年度: 9,800千円 (直接経費: 9,800千円)
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キーワード | デザインゲーム / 視覚的シミュレーション / ゲーミング / 建築類型 / 住民参加 / 事前復興まちづくり / まちづくりゲーム / シミュレーション / まちづくり目標イメージ / シミュレーションゲーム |
研究概要 |
3年間に及んだまちづくりの現場における実地的な調査と実践的な研究開発により、以下の成果を得た。 1)自律更新シミュレーションゲーム・システムの開発 視覚的にシミュレーションされた環境や景観情報を用いて、計画づくりの検討や具体的なデザインの立案を、ゲーム形式に置き換えたまちづくりのプロセスの中で行い、まちづくりの目標像の合意形成を支援する「自律更新シミュレーションゲーム・システム」を開発した。このシステムは「視覚的メディアによるデザインシミュレーション」と「まちづくりプロセスのゲーミング」の2つの技術から組み立てられている。「視覚的メディアによるデザインシミュレーション」とは、建築模型によって表現したまちの将来像を小型CCDカメラを通して見ることにより、専門的な知識をもたない一般市民でも視覚的に空間を認識し環境を評価できる方法のことである。「まちづくりプロセスのゲーミング」とは、カードやパネルといったツールを一定の手順で使用して意見交換を効果的に進行する技術のことである。 2)都市建築類型データベースの作成 6つの研究対象地区において実地的な調査を行い、5つの評価条件(街路基盤の特性、土地利用、空地の特性、雪などの気象との関係、居住者の生活スタイル)によりダイヤグラム化を行いデータベース化した。 3)自律更新シミュレーションゲーム・システムによるまちづくりプロセスの設計 開発した自律更新シミュレーションゲーム・システムを具体的なまちづくりの現場において実施し、その一連のシステムの効果を分析することで、まちづくりプロセスを明らかにした。「視覚的メディアによるデザインシミュレーション」と「まちづくりプロセスのゲーミング」を2つの軸とするマトリックスを用いることで、まちづくりプロセスの設計を可能にした。
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