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E2F転写因子によるホメオボックス遺伝子の発現制御機構

研究課題

研究課題/領域番号 12780558
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 発生生物学
研究機関広島大学

研究代表者

鈴木 厚  広島大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (20314726)

研究期間 (年度) 2000 – 2001
研究課題ステータス 完了 (2001年度)
配分額 *注記
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
2001年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2000年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワードE2F転写因子 / ホメオボックス遺伝子 / 初期発生 / 細胞増殖因子
研究概要

[研究目的]発生過程におけるホメオボックス遺伝子の部位特異的な発現は、個体の正常な発生に不可欠であるが、その発現を確立する機構は解明されていない。我々は、ホメオボックス遺伝子の部位特異的発現機構を明らかにすることを目的として発現クローニング法を用いたスクリーニングをおこない、アフリカツメガエル胚の腹側と後方に特異的なホメオボックス遺伝子(Xhox3,HoxB9)の発現を誘導する因子としてxE2F遺伝子を得た(Suzuki, A & Hemmati-Brivanlou, A. molecular Cell 5, 217-229, 2000)。
本研究では、(1)Xhox3およびHoxB9遺伝子のプロモーターを単離してxE2F結合配列を同定すること、(2)アフリカツメガエル初期胚を用いて、xE2F結合配列を含むプロモーター領域の部位特異的転写活性を確認すること、(3)Xhox3およびHoxB9プロモーターの部位特異的転写活性におけるxE2F結合配列の必要性を検討することを目標とした。
[研究成果]肝臓由来DNAを用いてアフリカツメガエル・ゲノムライブラリー作製したのち、これを用いてXhox3とHoxB9遺伝子の5'上流領域のクローニングをおこなった。その結果、Xhox3遺伝子とHoxB9遺伝子について、それぞれ8個、10個のポジティブクローンを得た。また、Xhox3遺伝子のクローンのうち、比較的大きいサイズのDNAフラグメント(14.1kb)を含むものについて、塩基配列の解析をおこなった。現在、このフラグメントの部分配列をレポーター遺伝子の上流に組み込み、部位特異的な転写活性を制御する領域を同定する作業をおこなっている。

報告書

(2件)
  • 2001 実績報告書
  • 2000 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Atsushi Suzuki: "Xenopus embryonic E2F is required for the formation of ventral and posterior cell fates during early embryogenesis."Molecular Cell. 5・2. 217-229 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 鈴木厚: "アフリカツメガエルE2F転写因子による体軸形成の制御"細胞工学. 19・11. 1684-1691 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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