研究課題/領域番号 |
13035030
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 広島大学 (2002) 神戸大学 (2001) |
研究代表者 |
酒井 規雄 広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授 (70263407)
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研究分担者 |
天野 託 広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助手 (10294547)
松林 弘明 広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 講師 (60165850)
白井 康仁 神戸大学, バイオシグナル研究センター, 助手 (60263399)
斎藤 尚亮 神戸大学, バイオシグナル研究センター, 教授 (60178499)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
2002年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2001年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | プロテインキナーゼC / 蛋白質リン酸化 / トランスジェニックマウス / 神経可塑性 / 小脳プルキンエ細胞 / ライブイメージング / プイロテインキナーゼC / Tet制御システム |
研究概要 |
(1)Tet制御システムを用いたγPKC-GFP,εPKC-GFPトランスジェニックマウスの解析 neuron specific enolase promoterの下流にtTAを発現するマウス(NSE-tTA)、calcium calmodulin kinaseII promoterの支配下にtTAを発現するマウス(CamKII-tTA)と掛け合わした際のPKC-GFPの発現部位の特徴についての解析はほぼ終了した。現在、NSE-tTA x γPKC-GFPバイトランスジェニックマウスから小脳生スライスを作製し、γPKC-GFP発現小脳プルキンエ細胞において、2光子励起レーザー顕微鏡や高感度CCDカメラを用いて、γPKCのトランスロケーションの観察を試みた。各種グルタミン酸受容体作用薬、あるいは電気刺激により、γKCのトランスロケーションが観察可能で刺激に応じてPKC-GFPのトランスロケーションが伝播していくライブイメージをとらえることが可能になった。また、CamKII-tTAマウスとγPKC-GFPマウスを掛け合わせ、海馬を含む前脳全体にγPKC-GFPが発現するマウスにおいてもγPKCのトランスロケーションの観察を試みを行っている。このように、我々の作成したマウスはターゲティングを指標にPKCの神経系での機能を解析するツールとなるだけでなく、神経の興奮の伝播を蛋白質レベルで明瞭にイメージングすることが出来る新しい神経機能解析のための遺伝子操作動物であると考えられる。 (2)PKCターゲティングを脳部位特異的に減弱させたトランスジェニックマウスを作製し神経特異的機能とPKCとの関連を明らかにする。 δPKC γPKCのPDK1リン酸化部位をアラニンに変異させた変異体を作成し、培養細胞に発現させ受容体刺激に伴うトランスロケーションを観察したところ、野生型に比し、細胞膜に長くとどまることが明らかになった。このように、PDK1はPKCをリン酸化することによりターゲティングを調節しうることが明らかになった。
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