研究課題/領域番号 |
13410105
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 敦賀短期大学 |
研究代表者 |
多仁 照廣 敦賀短期大学, 日本史学科, 教授 (70197515)
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研究分担者 |
矢口 悦子 山脇学園短期大学, 教授 (20331449)
矢口 徹也 早稲田大学, 教育学部, 教授 (30267463)
上野 景三 佐賀大学, 文化教育学部, 助教授 (30193824)
中野 実 東京大学, 大学院・教育学研究科, 助教授 (80262070)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
14,100千円 (直接経費: 14,100千円)
2003年度: 4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
2002年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2001年度: 6,200千円 (直接経費: 6,200千円)
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キーワード | 中種子町 / 青年団 / 阿高磯 / 郷中教育 / 資料修復 / デジタル画像 / メチルセルロース / 青年団報 / 京北町 / 北桑田時報 / 社会教育協会 / 守山市 / デジタル化 / 日本青年館 |
研究概要 |
3ヵ年間で総計200350画像の青年団報のTIFFでの入力を終了した。新聞資料でPH値g3ないし4を示す酸化のひどいものについては、ブックキーパースプレーによって脱酸処理を行った。 フィールド調査としては、鹿児島県の中種子町青年団を主たる対象として種子島の青年団について調査した。聞き取り調査と文献調査を行ったが、聞き取り調査では満蒙開拓青少年義勇軍参加者からも聞き取りが行えた。文献では、中種子町阿高磯地区の明治中期からの地区沿革史と青年団沿革史という好個の史料が入手できた。 また、青年団報の総目録を作成した。青年団デジタルアーカイブズについては、200K程度へのTIFFからの変換画像処理の必要があるので、秋田・沖縄・満州の分の青年団報のみ(2000画像)を、新しいビューアソフトに載せて、インターネット上で公開する準備をおこなった。(5月末から敦賀短期大学日本史学科研究室紹介多仁の箇所に掲載して公開している。) 研究成果報告書(A4版356頁)を作成して印刷した。研究成果報告書の内容は、研究調査の概要、研究調査の成果と課題、青年団報目録、地域青少年教育調査報告(「若衆」と「若者仲間(若連中)」について、明治・大正期の阿高磯青年会と農事改良、日露戦争後の小津村青年会、戦後青年団の発足と青年学校に関する考察、守山市、京北町、中種子町の三地区の青年団に見る基本的性格の特質について、滋賀県守山市における青年団活動の変遷と機関紙の役割)、社会教育協会アンケート調査、デジタルアーカイブズの構築、である。
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