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自己幹細胞を用いる新しいインプラント用骨再生法

研究課題

研究課題/領域番号 13557167
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分展開研究
研究分野 補綴理工系歯学
研究機関広島大学

研究代表者

赤川 安正  広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授 (00127599)

研究分担者 細川 隆司  広島大学, 医学部・歯学部附属病院, 講師 (60211546)
久保 隆靖  広島大学, 医学部・歯学部附属病院, 講師 (60240876)
加藤 幸夫  広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授 (10112062)
是竹 克紀  広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助手 (50346508)
佐藤 裕二  広島大学, 歯学部, 助教授 (70187251)
研究期間 (年度) 2001 – 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
11,100千円 (直接経費: 11,100千円)
2002年度: 7,300千円 (直接経費: 7,300千円)
2001年度: 3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
キーワード自己幹細胞(MSC) / インプラント / 骨再生 / 多血小板血漿(PRP) / ポリ乳酸顆粒 / 吸収性膜 / 多孔性アパタイト / 再生療法 / 自己肝細胞 / 自己血小板濃縮血漿 / 自己幹細胞
研究概要

オッセオインテグレーテッドインプラント治療の成功率の高さから,さらに適応症の拡大と治療期間の短縮が強く望まれている。最近の目覚ましい再生医療の発展は自己幹細胞による自己組織再生誘導とバイオ人工臓器の完成も視野に入るようになり,比較的複雑でない形状の骨組織に関しては,再生が可能になりつつある。そこで,我々はこの再生医学のフロンティア技術を顎骨の量的・質的拡大に用いることを発想し,血液から分離精製した多血小板血漿(Platelet Rich Plasma ; PRP)ならびに自己の骨髄から採取した自己幹細胞を骨芽細胞に分化させた細胞塊などによりインプラント埋入周囲の骨欠損に対する再生治療を用いた骨新生について,ビーグル犬を用いて細胞学的ならびに組織学的,組織形態計測学的に,その検討を行い,以下の結果を得た。すなわち,まず,ビーグル犬における自己幹細胞の培養とPRPの精製法に関する手法を確立した後,動物の下顎無歯顎部に形成した実験的骨欠損,もしくはインプラント周囲骨欠損の骨再生において,自己幹細胞とPRPを用いることで,骨再生を促進できる可能性があることが明らかとなった。さらにその際のスキャフォールドとしては,新規多孔性アパタイトが有力な一つである可能性が示された。一方で,新しい自己幹細胞を用いたインプラント周囲の新しい骨再生法を開発するためには,細胞,スキャフォールド,遮断膜,手術手法など,さらに検討が必要であることも示唆された。

報告書

(3件)
  • 2002 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2001 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 細川隆司: "PRP(plate-rich-plasma)の臨床応用"広大歯誌. 34. 111-113 (2002)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2002 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 細川隆司: "PRP(plate-rich-plasma)による組織再生促進のメカニズムー臨床への展開と今後の課題ム"歯界展望. 100. 1230-1243 (2002)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2002 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 竹腰利英: "インプラント周囲骨欠損に対する多血小板血漿の骨再生促進効果に関する実験的研究"広大歯誌. 35. 33-48 (2003)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2002 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Ryuji, Hosokawa: "The clinical application of PRP (Platelet-rich-plasma)"J.Hiroshima Univ.Dent.Soc.. 34. 111-113 (2002)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2002 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Ryuji, Hosokawa et al.: "The mechanism of acceleration on tissue regeneration with PRP (Platelet-rich plasma)"Dental Outlook. 100. 1230-1243 (2002)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2002 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Toshihide, Takekoshi: "An experimental study on acceleration of bone regeneration with platelet-rich plasma of bone defect around dental implant"J.Hiroshima Univ.Dent.Soc.. 35. 33-48 (2003)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2002 研究成果報告書概要

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公開日: 2001-04-01   更新日: 2016-04-21  

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